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お塩でお清め 伊勢の神宮 御塩殿神社 神話は今も生きている ことの葉綴り五八四

伊勢の神宮のお供えのお塩をつくるお社

おはようございます。秋晴れが続いていますね。
十月五日(火)の暦は、六曜は「赤口しゃっこう」昼前後の正午が吉。十二直は「のぞく」で障害を取り除く日。医師へかかりはじめ、薬の飲み始めに吉。掃除、種まきも吉。
二十八宿「しつ」で祭祀、祈願始め、婚礼、お祝いごと吉。そして、天が母のように慈しむ「母倉日ぼそうにち」です。

今朝、noteを開くと嬉しいお知らせが!皆さまいつもありがとうございます。

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そして、十月五日は、伊勢の神宮内宮こと皇大神宮こうたいじんぐうと、深い関わりのある所管社しょかんしゃの一つ、二見の「御塩殿神社みしおどのじんじゃ」では、「御塩殿祭みしおどのさい」が、執り行われます。

これは、十日後におこなわれる神宮のもっとも由緒深いお祭り「神嘗祭かんなめさい」をはじめ、すべてのご神事にお供えするお塩が、うるわしくつくられますようにご祈願するお祭り
そして、全国のお塩に関する関係者の繁栄をお祈りします。


こちらのご祭神は、神宮の御料ごりょう(お供えもの)の御塩の守り神である、御塩殿鎮守神みしおどののまもりのかみさま。
お社のうしろの松林にあるのが、御塩をつくる施設
こちらでは二千年以上、古来から伝わる手法で、御塩浜から運ばれた濃い塩水を煮詰めて粗塩にして、この粗塩を三角錐の土器に詰めて焼き固めて神宮に奉納する「堅塩」をつくり続けています。

二千年って遥かなる歳月……。
こちらのお社を定められたのも、倭姫命さまです。

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お塩って、すごく、すごく尊いものですよね。
海のミネラルで、不浄なものを清め祓ってくれて……。
ご神事やお清めには欠かせません。

伊勢の神宮で、天照大御神さまにお供えする御塩が、うるわしく清くつくられることを、祈る日の今日は、お塩をたっぷり湯船に入れて、心身の浄化はいかでしょう?
自宅での“禊祓い”で、知らず知らずのうちについた穢れ(気の枯れ)を祓って、スッキリそして、ぐっすり眠れますよ、きっと。

最近何かツイていないなというときは、半紙やティッシュにお塩を包み、カバンに忍ばせてもいいかもですね。

明日の六日の夜は、新月ですしね(^^)
お願いごと、新しい目標を建てるのにもいい。
お塩で心身をお清めして、今年の残り三か月も、健やかに明るく過ごせるように、スッキリ爽やかにありたいですね。

今日はショートバージョンで失礼します。
また明日、お会いしましょうね。
あ~秋の、伊勢、いいでしょうね~。

今日も一日、皆さん、行ってらっしゃい。
笑顔の多い一日でありますように! 感謝と共に!

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