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受け継がれる「忘れてはならない四つの日」ことの葉綴り。百五九


「忘れてはならない四つの日」

おはようございます。今朝、神社にお参りして、境内の椅子で日記を綴っていたら、気づくと一時間も過ぎていた“サボり屋”です。
とてもいいひとときでした。

あの日の朝は雲一つない青空だった……。
七十五年前の今日、八月六日の朝……。
広島「原爆の日」

鎮魂と平和の祈りに包まれる平和記念公園。
今年は、コロナの影響で規模縮小しておこなわれました。

鎮魂と平和への願い、そして疫病終焉を願い
今年は手を合わせて、心静かに過ごしたいです。

天皇陛下は、ご即位前や、お誕生日の会見など
いつも、戦争や平和への想いを、国内だけではなく世界が平和であることを願われて、言葉にされています。

「戦争の惨禍を再びくりかえることのないように、
過去の歴史に対する認識を深め、
平和を愛する心を育んでいくことが大切」

戦後七十年を迎えた、2015年のお誕生日会見でも、
こう述べられていました。

また、天皇陛下は、「忘れてはならない四つの日」として
沖縄線集結の日 六月二十三日
広島原爆の日  八月六日
長崎原爆の日  八月九日
終戦記念日   八月十五日

に、毎年、欠かさず黙とうをされて祈られています

受け継がれた鎮魂の祈り

これは、父上である上皇陛下が、とても大切にされていた日
沖縄にも何度も足を運ばれて、
鎮魂の祈りを捧げられてきた上皇陛下。

私は、沖縄の遺族会の女性にお会いする機会があり、
沖縄南部の「国立沖縄戦没者墓苑」にその方とご一緒にお参りをしました。
子どものころ、沖縄戦により目の前で家族を失われたのです。
そして、「上皇陛下・上皇后陛下と4度もお会いして
お言葉をいただくうちに、心の傷が優しく癒されていった

と、お話を聞かせてもらったことがあります。


犠牲者となられた方々の鎮魂と、遺族の方たちへのお言葉かけや交流、そして平和への祈り……。

その上皇陛下と上皇后陛下の、父母の尊いお姿を、天皇陛下も幼いころからご覧になられていました

そして、天皇陛下も、同じように「忘れてはならない四つの日」を、大切にされています。
娘である愛子さまにも、語り継がれているのです

今日は、「忘れてはならない四つの日」の一日です。
天皇陛下もお祈りされています。

次の日曜日は、八月九日、長崎原爆の日

そして、来週土曜日の八月十五日は、終戦記念日。
お盆でもあります。

私たちも、「忘れてはならない四つの日」を大切に
受け継いでいきたい
、そう思います。

今日から、お盆まで、
私も、鎮魂の祈りに手を合わせようと思います。


戦後七十五年

コロナ禍で、帰省してのお墓参りもできない人も多そうです。

でも、今いる場所からでも、手を合わせて祈りたい。
家族と会えなくても、共に、
鎮魂の祈りに手を合わせることはできる

そして、この「忘れてはならない四つの日」を
次の世代へと語り継ぐ
ことはできるはず……。
天皇・皇后両陛下が、上皇陛下・上皇后陛下から
受け継ぎ、そして娘の愛子様の世代へと継承されているように……。

戦争で亡くなられた御霊の鎮魂
平和への希求
コロナなど疫病の終息
自然災害も大難が小難に、小難が無難であるように。
家族や仲間の幸せと
この国の安寧

この地球という星、全体も安寧でありますように

読んでくださっている方、そのご家族の安寧と
ご先祖様の御霊の鎮魂。

一人一人が、
心穏やかに暮らせますように
……。

いつも、読んでくださり、ありがとうございます

感謝と平和、鎮魂の祈りと共に。

―次回へ。


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