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古代祭祀跡! 倭姫命様ご巡幸地巡り二 阿紀神社さん ことの葉綴り七八八


大安吉日


おはようございます。雨上がりの週半ば、お元気ですか?
まずは四月二十七日(水)の暦をば! 六曜は大安吉日! 万事によし、一日中吉日ですね(^^)
十二直は、「やぶる」で、物事を突破する日。人を説得したりによし。
二十八宿は「しん」で、物の仕入れや、新たに取引を開始したり、設備の工事を始めたり、縁談、婚礼、お祝い事、旅行に吉の日です。
皆さん、今日も佳日でありますように!!
こちらは、宿の窓から湖水を眺めながらの旅先からのお便り綴りです。なんとか雨にも会わずに倭姫命さまのご巡幸地の巡礼をしています。


元伊勢巡礼

天照大御神さまが永久にお鎮まりになる聖地を求めて、二人の皇女が、ご巡幸の旅にでられました。
そして、伊勢の神宮にお祀りされるまで、天照大御神さまをお祀りし祭祀を執り行っていた聖地を「元伊勢」といいます。

この「元伊勢」のことを綴ったマガジンはこちらです。

奈良県宇陀市の「阿紀神社」さんが、倭姫命さまのご巡幸のはじまりの「大和国「宇多秋宮うたのあきのみや」と、推定されています。
質素だけれど、清廉で高貴な気に満ちていました。
地域の皆さんが、代々、心を込めて守り続けられているのだな~と感動でした。

古代祭祀跡 「宇多阿貴宮 倭姫命祭祀跡照巣」

そして、このお宮から車で少し走り、さらに小さな山道を登ったところに、な、な、なんと、「宇多阿貴宮 倭姫命祭祀跡 照巣てれす」と、古代の祭祀あとが!!

とはいっても、Googleで見ながら、観光タクシーの運転手さんもご一緒に探してくださって……。
(電車もバスでもアクセスが不便で時間がかかるのと、車の免許がないので、地元の観光タクシーさんに巡幸地リストを伝えて巡ってもらったのです)
それでも、なかなかわからず、地元の方に聞いて教えてもらって。
細い細い道を進、あるところからは歩きでしか進めず……それでも山道に「倭姫命祭祀跡」の看板が2つ3つありながらも、二股道で迷ったりしつつ……やっと、やっと見つけました!!

写真でご紹介します。


なんと、旧社地なのですって!!

めちゃくちゃ嬉しかったです。

こちらは、地元の氏子の皆さんが、平成二十六年の建立されたようです。
二千年以上も前に、こちらで祭祀を四年間にわたり執り行われた倭姫命さまのことを、本当に大切にされているのですね。
そして、地域の皆さんの“誇り”なんだな~って感じました。

祈りの継承……。

ほんとうにスゴイです!! 
神話は生きている!! 二千余年も!!
ではでは! また次の元伊勢の巡礼へ。

「阿紀神社」
奈良県宇陀市大字迫間252

ー次回へ

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