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神宮の古材の本殿 神戸神社「元伊勢」神社セレクト(伊勢迄編)3 ことの葉綴り一〇二九

年内の掃除に吉。控えめにして吉の日

おはようございます。十二月二十六日、年内最後の一週間のはじまりですね。
暦は、六曜は「先負せんぶ」で午後が吉。すべてにおいて平静を心がけて、控えめにするのが吉。急用などは避けてよし。十二直は「のぞく」で、障害を取り除く日。医師にかかったり薬を飲んだりに吉。あっそして、年末の大掃除も吉! ほこりや一年の汚れ穢れを取り除いて、祓いましょう(^^)。
二十八宿は「あやぶ」で、物事を危惧する日。何ごとも控えめにしてよし。
先負も危も、「控え目」がいいみたいですね。
残り一週間、皆さん、お忙しいと思いますが、心身穏やかに過ごせますように!!

神戸神社さん近くの田園

お参りしてほしい「元伊勢」神社セレクト(伊勢迄編)3

今から二千年前、倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りされるまで、各地をご巡幸された物語。
その巡られた聖地を「元伊勢」といいます。

この「元伊勢」のことを綴ったマガジンはこちらです。
https://note.com/kotonohatsuzuri/m/ma5d804c5c07a

https://note.com/kotonohatsuzuri/m/m9e0983cce2bc

「元伊勢」のご巡幸地巡りをして、「ぜひ、お参りしてほしいと思った神社は?」と聞かれたことをきっかけに、「全部」といいたいのですが、振り返りとともに、タイプ別にご紹介しようと!
そのPART1は、「倭姫命さまご巡幸伊勢迄で3+1の神社」です。

阿紀神社さん
篠畑神社さん
(どちらも、奈良県宇陀市にご鎮座しています)

今回、「ぜひ、お参りしてほしい」でご紹介するのは、三重県伊賀市の「神戸かんべ神社」さん!(三重県伊賀市上神戸317)



二十年に一度、神宮の古材による本殿ご造営!

木津川近くののどかな田園風景が広がる中に、ご鎮座されています。
こちらは、「倭姫命世記」では、「伊賀国 穴穂宮」だろうとされている神社です。

ご祭神は、大日孁貴命おおひるめのむちのみこと(天照大御神さま)・天太玉命あめのふとだまのみこと
そして、倭姫命やまとひめのみことさま!
天手力男命あめのたぢからのみこと天児屋根命あめのこやねのみこと天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと経津主神ふつぬしのかみ三穂津姫命みほつひめのみこと、他十一柱。


静けさが満ちる鎮守の杜。
拝殿にお参りしたあと、ぜひ、その背後の本殿もご覧になってください。

伊勢の神宮が二十年に一度、「式年遷宮」があるように、こちらの神戸神社さんも、二十年に一度、ご遷宮されるのです。
しかも、そのときには、伊勢の神宮の古材を譲り受けてご造営されているのです!!


あまりの立派さに感動しました。

神宮との深いご縁を感じられます。

また、倭姫命さまの頃より、近くの川で獲れた鮎を、天照大御神さまにお供えされていましたが、なんと、この古来の習わしによる「簗漁やなりょう」で獲れた鮎を、干し鮎にして、今も、伊勢の神宮の六月の「月次祭」に奉納されているそうです。

神戸神社さん、詳しくはこちらをご覧ください

田園の中の鎮守の杜。
伊勢の神宮との深い深いつながりを感じられるご神域です!!

ぜひ、一度、お参りされてみてください!



ー次回へ

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