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一目惚れの妃 髪長比売 第十六代仁徳天皇系譜二 ことの葉綴り六七七八

七草粥 無病息災を願い体力温存しましょ

おはようございます。雪はやんだようですが、路面の凍結に注意ですね。昨日は本当に寒く、朝より昼間の方が気温が0℃と冷え込みました。
皆さん、お仕事や外出は、滑りやすいのでお気をつけてくださいね。
私は、雪の日で時間もあったので、もう何年も“やろうと思っていてやっていなかったこと”に取り掛かれました。よかったです。やはり、スペースや空き時間って必要だな~としみじみしました(^^)
さて、一月七日(金)の暦は、六曜は「仏滅」で勝負なしの日。
十二直は「あやぶ」で、物事を危惧する日。何事も控えめがよしです。
二十八宿は、「鬼宿きしゅく」で、二十八宿中、いちばんの大吉日! そして、ご神事に吉日の「神吉日かみよしにち」です。
七日は「七草粥」ですね。
すずしろ(大根)、すずな(蕪)、せりなど七種類の青菜を入れて、七草粥で、無病息災を祈りましょう。そして、体を温めながら、胃の疲れもとり、体も休めて体力温存しましょ💛
すりおろしの生姜、梅干しやのり、胡麻も足したくなりそうです(笑)

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さて、神話の物語に入ります。

<ことの葉綴り>全体のご案内
「ことの葉綴り」は、神話の物語を、神代から神さまごとに20の「マガジン」に分けて、すべて読めるようになっています。
最新は「神話20 八幡大神さまこと応神天皇さまの物語 」です。

宜しくお願い致します。

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仁徳にんとく天皇さまの系譜二 父から譲られた妃

第十六代、仁徳にんとく天皇さまは、第十二代景行けいこう天皇さまからの重臣である建内宿禰たけしうちのすくね(武内宿禰)の孫娘石之日賣命いはのひめのみことを皇后に娶り、四柱の皇子をもうけます。この中の三柱がのちの天皇にご即位され、初めての兄弟での皇位継承となりました。

また仁徳にんとく天皇さまが、大雀命おほさざきのみことの皇子時代、父、応神おうじん天皇の妃となるはずだった、容姿端麗な髪長比賣かみながひめに恋をして、自分の皇后の祖父で、天皇からの信頼も篤い建内宿禰たけしうちのすくね(武内宿禰)に「髪長比賣かみながひめを譲ってくれるように、天皇にお願いをしてほしい」と、相談をして願いを叶えています。

そうです、仁徳にんとく天皇さまの二人目の妃は、この
日向ひゅうが諸縣君もろがたのきみ牛諸うしもろの娘、髪長比賣かみながひめさまです。
そして二柱の御子をもうけます。
一、波多毘能大郎子はたびのおほいらつこ、またの名は、大日下王おほくさかのみこ

二、波多毘能若郎女はたびのわきいらつめ、またの名は、長日比賣命ながひひめのみこと若日下部井命わかくさかべのみことです。

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父が寵愛した妃の娘、異母妹たち

さらに、父の応神おうじん天皇さまが寵愛した矢河枝比売やかはえひめの娘(異母妹)の二柱の比売ひめも妃としています。
八田若郎女やたのわかいらつめさま
宇遲能若郎女うぢのわかいらつめさま、です。
こちらのお妃には、御子はいませんでした。

きっと美人好きなのは、父譲りなのかもしれませんね(^^)

ということで、仁徳にんとく天皇さまの御子は、併せて六王
男の皇子が五柱、女王が一柱となります。
前回も、ご紹介しましたが、皇后の皇子、大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみことは、第十七代、履中りちゅう天皇さまに。
たぢひ水齒別命みづほわけのみことは、兄弟初の皇位継承、第十八代反正はんせい天皇さまに。
男淺津間若子宿禰命をあさづまわくごのすくねのみことも、兄弟での継承で、第十九代允恭いんぎょう天皇さまとして即位されて天の下をおさめられました。

この御世、どんなことがあったのでしょうね?
次回から、ゆっくりまたご一緒に見ていきましょう!

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―次回へ
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