ハタ

背泳ぎ この世界に一人いるかいないかくらいだと思うのですが、もし感想をくれる方がいら…

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背泳ぎ この世界に一人いるかいないかくらいだと思うのですが、もし感想をくれる方がいらっしゃればhasegawa.hata(アットマーク)gmail.comまでお願いします。大変嬉しいです。

記事一覧

「忘れてください」とあの人は言った

 スマートフォンを触っていると、三年前の今日に撮った写真を振り返ろうとポップアップが言ってきた。何となくその通知をタップすると、写真アプリが開き、私が過去に撮っ…

300
ハタ
1か月前

もう一度

(もう一度)馬鹿みたいに人を好きになりたい
(もう一度)馬鹿みたいに人を愛したい

 枕詞を取りたい

ハタ
1か月前

スマホのメモ帳に書いてあった謎ポエムなど① 2020/12 ~ 2024/8

ポエム、日記 泥船で空を飛ぶぞ ちょっとだけ笑ってくれる? そしたら君を見つけられる 死ぬ前に会いたい人がきみのまま もしこのフライトが落ちたのなら 動いている…

ハタ
1か月前
1

自分というキャラクターがコミュニティに依存するということ

家族といるときのクールぶった自分、友達の前にいるときの調子づいた自分、勤務先にいるときのいい人ぶった自分などなど、その場のコミュニティによって自分というキャラク…

ハタ
2か月前
2

銀行でキャッシュカードの再発行を依頼して呼ばれるのを待っている間に財布のカード入れポケットの奥からキャッシュカードが見つかった。もうカード止めましたか?と受付に走るも、時すでに遅しでした。再発行手続きをしながら、いい加減まともな財布を買おうと思っていました。ポケット長すぎやろ〜

ハタ
2か月前

今年の夏はルックバックを観に行くことと、ポケモン工芸展に行くことを目標にしようかな、できれば一緒に行ってくれる人が見つかると良い

ハタ
3か月前
2

人で溢れたカフェの中、空席を探し回っていると反対の入口に行き着いた。そのまま外に出ると、少し拓けた空間に石のベンチがあり、飲み物を片手に休む人たちがいた。そこに自分も座った。ふと、背中を大きく反らしてベンチにもたれてみると、視界には遠くまで伸びたビルが映った。風が気持ち良かった。

ハタ
3か月前

食品 ¥238

今日、帰り道にコンビニに寄った。 たしか家の冷蔵庫にアイスがあったからいまここでは甘いものは控えようか、でもミルクティーが飲みたい。バスは来てない。なら行くか。…

ハタ
3か月前
1

3年前の時期のことを話そうと思うと、自分がただ口をパクパクさせてるみたいに思える。何か言おうとしているのか分からない。本当は何も言葉にしたくないのかもしれない。もう3年が過ぎようとしているのに自分の中では今も続いていること。それを終わりにしなきゃと思う。

ハタ
3か月前

寝る前に麻雀でもやるかと思い、一回勝つまでやるかと思っていたらまじで全然勝てずに最後にダブルロンをくらってもはや逆に清々しい

ハタ
4か月前

脂質80%カットの牛乳が安売りされてたから買ってみた。いつもはあるはずの、まわやかさというかコクというかそういうのが薄くなって、サラサラした感じだった。

ハタ
4か月前

背伸びをしていないリズムでいるとき、自分で自分のことをつまらないと思っている節がある。背伸びをするのは刺激的だけど、疲れる時もある。互いに素のリズムを心地良いと思える関係があったとしたら、それはどんなだろうか。いつかそこが居場所になっていたと振り返る日がくればいい。

ハタ
4か月前

丸く収めようとした文章なんてつまんないと思う。読まれた人にカッコつけてんのバレてるよ、こんなのじゃおもしろくないよ、もっと本当のところで勝負しなよ、そこまで書いてつまんなかったら、もう言い訳できないようなところで。

って思うときがある。けれども、よんわかんないけど、焦んなよ。

ハタ
4か月前

寝る前にちょこちょこと書けたら良いなと思ってスマホからログインできるようにしてみた。まとまって書こうと思っても、そんな時間はなかなかやってこないので、書けるときに少しずつ書いていくのが案外良いんじゃないかな

ハタ
4か月前

5月の風

遠出をした帰り道、最寄り駅の改札を出ると風が吹いていた。ああ、5月の風だと思った。 この季節は、風に吹かれているだけで満ち足りた気持ちになる。折角だからバスに乗…

ハタ
4か月前

嫌われてはないけど好かれてもいないだろうなと思っていた人から少し前にお誘いを受けていて、どうしたものかと思っていたのだけれど、当時相手はどう思っていたのだろうという気持ちがあるから、ここには会ってちゃんと話してみたいと思う。

ハタ
4か月前

「忘れてください」とあの人は言った

 スマートフォンを触っていると、三年前の今日に撮った写真を振り返ろうとポップアップが言ってきた。何となくその通知をタップすると、写真アプリが開き、私が過去に撮ったらしい写真が表示された。そこには、あの頃の君がいた。

 まだ私を見つけて笑ってくれるときの君。まだ悲しい目をしていないときの君。懐かしいというよりも、あのとき幸せだった自分が今ここにいるかのような感覚になる。今ここにいる自分が泣きそうに

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もう一度

(もう一度)馬鹿みたいに人を好きになりたい
(もう一度)馬鹿みたいに人を愛したい

 枕詞を取りたい

スマホのメモ帳に書いてあった謎ポエムなど① 2020/12 ~ 2024/8

ポエム、日記

泥船で空を飛ぶぞ

ちょっとだけ笑ってくれる? そしたら君を見つけられる

死ぬ前に会いたい人がきみのまま もしこのフライトが落ちたのなら

動いている電車からホームに立っている女の子に見惚れるのは、過ぎゆくものだから

ぱくぱく 音にならない

盲目的に信じていた季節がきていたことに気付かなかった

本を読むたびに自分の言葉が色を亡くしていく

私を救えるのは私だけというプライド

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自分というキャラクターがコミュニティに依存するということ

家族といるときのクールぶった自分、友達の前にいるときの調子づいた自分、勤務先にいるときのいい人ぶった自分などなど、その場のコミュニティによって自分というキャラクターは変わっている。特に大学時代、そのことが受け入れられないというか、身体に上手く馴染まなかった。目の前にいる人に対して自分を偽っている。他者と正面から向き合わずにズルをしている。そんなふうな罪悪感とも言える感情を抱いていた。今になっては、

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銀行でキャッシュカードの再発行を依頼して呼ばれるのを待っている間に財布のカード入れポケットの奥からキャッシュカードが見つかった。もうカード止めましたか?と受付に走るも、時すでに遅しでした。再発行手続きをしながら、いい加減まともな財布を買おうと思っていました。ポケット長すぎやろ〜

今年の夏はルックバックを観に行くことと、ポケモン工芸展に行くことを目標にしようかな、できれば一緒に行ってくれる人が見つかると良い

人で溢れたカフェの中、空席を探し回っていると反対の入口に行き着いた。そのまま外に出ると、少し拓けた空間に石のベンチがあり、飲み物を片手に休む人たちがいた。そこに自分も座った。ふと、背中を大きく反らしてベンチにもたれてみると、視界には遠くまで伸びたビルが映った。風が気持ち良かった。

食品 ¥238

今日、帰り道にコンビニに寄った。

たしか家の冷蔵庫にアイスがあったからいまここでは甘いものは控えようか、でもミルクティーが飲みたい。バスは来てない。なら行くか。少しだけ迷った挙句の判断だった。

店内に入ると「いらっしゃいませ」という声が聞こえてきた。お客さんが何人かいて、おやっ少し人が多いなと思った。目当ての飲み物コーナーを眺めていると、果物のスムージーが良いなと思った。いや、ミルクティーにし

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3年前の時期のことを話そうと思うと、自分がただ口をパクパクさせてるみたいに思える。何か言おうとしているのか分からない。本当は何も言葉にしたくないのかもしれない。もう3年が過ぎようとしているのに自分の中では今も続いていること。それを終わりにしなきゃと思う。

寝る前に麻雀でもやるかと思い、一回勝つまでやるかと思っていたらまじで全然勝てずに最後にダブルロンをくらってもはや逆に清々しい

脂質80%カットの牛乳が安売りされてたから買ってみた。いつもはあるはずの、まわやかさというかコクというかそういうのが薄くなって、サラサラした感じだった。

背伸びをしていないリズムでいるとき、自分で自分のことをつまらないと思っている節がある。背伸びをするのは刺激的だけど、疲れる時もある。互いに素のリズムを心地良いと思える関係があったとしたら、それはどんなだろうか。いつかそこが居場所になっていたと振り返る日がくればいい。

丸く収めようとした文章なんてつまんないと思う。読まれた人にカッコつけてんのバレてるよ、こんなのじゃおもしろくないよ、もっと本当のところで勝負しなよ、そこまで書いてつまんなかったら、もう言い訳できないようなところで。

って思うときがある。けれども、よんわかんないけど、焦んなよ。

寝る前にちょこちょこと書けたら良いなと思ってスマホからログインできるようにしてみた。まとまって書こうと思っても、そんな時間はなかなかやってこないので、書けるときに少しずつ書いていくのが案外良いんじゃないかな

5月の風

遠出をした帰り道、最寄り駅の改札を出ると風が吹いていた。ああ、5月の風だと思った。

この季節は、風に吹かれているだけで満ち足りた気持ちになる。折角だからバスに乗るのを止めて歩いて家まで帰ろうとする。淡い夕陽を浴びながら、「風、気持ちいい~」などと一人でテンションが上がっている。飛行機雲も見える。

幸福感なんて大層な言葉は似合わないけれど、静かな時間が流れる。それはセロトニンの仕業だなんて、脳内

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嫌われてはないけど好かれてもいないだろうなと思っていた人から少し前にお誘いを受けていて、どうしたものかと思っていたのだけれど、当時相手はどう思っていたのだろうという気持ちがあるから、ここには会ってちゃんと話してみたいと思う。