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期待通りじゃなくて残念そうな娘を笑顔に変えた一言。

物事の捉え方次第で生きやすくもなるし、楽しくもなる。


娘とパウパトロールのバスボールを楽しみにお風呂に入った。

以前、一度買ったことがあり、

そのとき以来だから2回目だった。


バスボールの中にパウパトのキャラクターフィギュアが入っていて、

そのフィギュアを楽しみにしていた。

お風呂に入る前から、

「何が出るかな〜なんだろうね〜?」

「なんだろうね〜楽しみだね!」
「前はラブルだったからね〜なんだろうね〜」
「もしかしたらまたラブルかもしれないよ?」

「えええ〜!またラブルぅぅ?」
「あさはスカイとかエベレストとかだといいな〜♪」
「楽しみだね!」

なんて話をして楽しみにしていた。


娘と楽しみに入って早速バスボールをお湯に入れた。

だんだんと中のフィギュアが見えてきた。

「見えてきた、見えてきた!」

「どうかな〜なんだろうな〜ワクワクするね!」


うっすらと黄色が見えた。

黄色…

黄色は前回出たラブルの色。

またラブルの可能性が高まった。


「お?なんだ?」
「なんか黄色っぽいのが見えたけど、あさちゃん、見えた?どう?」

「うん!なんか黄色っぽかったね!」
「黄色ってことは…ラブルかもしれないぃぃぃ〜〜〜!」

「だねぇぇ!どうだろう開けてみよう!」
「それ、どうだ!」


「わーーーーーー!!!!!!!!」
「またラブルだーーーー!!!!!!!笑」

「パパ!またラブルだねぇぇ!笑」
「なんだ〜またラブルか〜あさはスカイとかエベレストがよかったな〜」


前に出たものと同じものが出た。

2人で笑った。

娘は笑いながらも、ちょっと残念そうだった。


気持ちはめちゃくちゃ理解できた。

そもそも違うものを期待して買ってもらってるし、

違うものと既に持っているもので一緒に遊ぶことを楽しみにしている。

めちゃくちゃわかる。


その気持ちは共感できるからストレートに娘に

「残念だったね。また買えばいいよ!」

と言うこともできた。

でもちょっと考えて、言ってみた。


「あさちゃん!またラブルだったね〜!」
でもさ、またラブルが出たってことは、もしかしたらラブルはあさちゃんのこと好きなのかもしれないよ?
「あさちゃんとまた遊びたいと思ってラブルが来たのかもね!」


「えぇぇ〜〜!!!そっか〜、そうかもしれないね〜♪」
「しょうがないな〜(笑)あさもラブル好きだからいいね!」


「お〜いいじゃん!ラブル2人いたらさ、1人はパワーブルドーザーに乗せて、もう1人はスカイのフライングヘリに乗せられるじゃん!」


「そうだね!ラブル2人いたら楽しいね!」
「楽しみだな〜♪」


娘の顔が明るくなり、嬉しそうに話していた。


自分が期待していたことと違うことが起きたとしても、

捉え方次第だな、と実感した。


期待通りにならないことなんて人生山程ある。

むしろ、期待通りにならないことの方が多い。


そんなとき、どう捉えるか。

「あーあ…」とネガティブに捉えるのか、

「お!ということは…」とポジティブに捉えるのかで

その後が全然違う。


「あーあ…」となったら、その先はない。

残念に感じて、何も得ることもなく終わる。

「お!」とポジティブに捉えると、

起きたことから何かしら学びを得て、次に繋がる。

気持ちも前向きになり、楽しく過ごせる。


期待してなかったことも全部、

自分にとって経験となり、糧となる。

悪いことなんて何もない。


そんなふうに何事もポジティブに捉えるようになると、

人生、めちゃくちゃ生きやすい。

生きやすいし、楽しい。


これからも期待通りにならないことはたーくさん起きるだろうけど、

捉え方次第でどうにでもなるんだよ、ということを

子どもに伝えていきたい。

どうせ生きるなら楽しんで欲しい。

人生楽しんだもん勝ちだから。

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