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☆青☆
2023年9月20日 10:00
漫画家の佐伯かよのさんが8月にお亡くなりになっていました。享年69歳、3年前にステージ4の肺ガンがみつかり闘病していたそうです。合掌。主に1980年代に女性向けの作品を書いていたので、私が訃報にショックを受けていても、知らないという方も多く、作品名をあげてもやはりピンとこない方ばかり。それでも新谷かおるさんの奥さんと言うと、「あ~」という反応が何人かおりました。晩年は、新谷かおるさんと共同で作
2023年9月18日 13:41
「うしおととら」「からくりサーカス」など、奇想天外でミステリアスな設定の中で、心優しく人を信じる強い心をもった登場人物たちを描いて感動をくれる漫画家・藤田和日郎(ふじたかずひろ)が、2016年から週刊少年サンデーで連載したのが「双亡亭壊すべし」(そうぼうていこわすべし)です。ついに全25巻で完結となりました。スペクタクル・モダン・ホラーなのだそうですが、なんかタイトルが気になりました。当初は、
2023年8月22日 08:00
次は何を読もうかな~という時に、ネットでの評判を参考にすることも多いです。ふと目にして、やたら高評価の漫画で気になって買ってしまいました。石黒正数の「それでも町は廻っている」(それでもまちはまわっている)、通称「それ町」です。いくつかの賞を受賞し、テレビアニメにもなった漫画ですが、全然知りませんでした。連載していた「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)という月刊誌も全然知りませんでした。2005年
2023年8月20日 08:00
長年楽しみに読んでいる漫画の最終回は、楽しみなようで寂しくもあり、完結したことにホッとしつつも、満足のいく結末なのかとドキドキします。アニメ化もされ、佐藤健主演で映画にもなった「亜人」は、2012年7月から2021年2月まで「good!アフタヌーン」で連載されました。全17巻の第1巻だけ原作者がいましたが途中離脱、漫画家の桜井画門がそのままストーリーも担当したので、迷走しないか、本当に完結するのか
2023年8月18日 17:28
「魔法使い」というものには、なんとなく憧れてしまいますね。いろんな物語がありますが、多くは、美男美女やキュートでちょっとドジな女の子とか、そんなイメージでしょうか。今回紹介する「魔法使いの娘」の魔法使いは、そういうイメージではなく、物語としてもいわゆるすてきな夢の話ではなく、どちらかというと人間の重たい部分が描かれた現代のお話です。「魔法使いの娘」は、那州雪絵(なすゆきえ)による「オカルトコメ
2023年7月31日 19:03
4月(2021年)なので再読しました。「四月は君の嘘」、新川直司による漫画で「月刊少年マガジン」(講談社)で2011年から2015年まで連載された全11巻になります。略して「君嘘」、略さなくていいと思うのですが、イマドキってことなのでしょう。アニメや映画でヒットしたからでもあるのでしょう(映画は、私が大好きな広瀬すずと山崎賢人が主演)。もちろん何月に読んでも全く問題ないのですが、なんかひっかかる
2023年5月27日 09:00
今月は、先日完結したバレーボール漫画「ハイキュー」を紹介しようと思ったのですが、読み終えられなかったので、同じくバレーボールがテーマの隠れた名作「ヨリが飛ぶ!」をご紹介します。隠れてないかな? でも漫画好きでも知っている人が少ない印象なのです。すっごく面白いのになんでだろ~??? もうずいぶん昔の連載ってことになってしまうのでしょうか。「ヨリが跳ぶ」は、ヒラマツ・ミノル作で「モーニング」に
2023年5月24日 18:09
漫画を買ってつまらないものにあたって失敗することが増えると、つい完結を待って評価をチェックして買うようになってしまいます。そんな自分をなんだかつまらないなあとは思うのですが、評価が高いのは、それなりの理由があるようです。自分の印象だけでは、絶対読もうと思わなかったのに、その面白さにうならされることもありますし、気にはなっても買うほどとは思っていなかったものが大当たり!ということもあります。「あ
2023年5月21日 09:00
(2020年8月号)漫画好きな方ならすでに読んでいる方も多いと思いますが、漫画をあまり読まないという方にもぜひとも読んで欲しい名作です。岩明均作で「モーニングオープン増刊」と「月刊アフタヌーン」で1988年から1995年にかけて連載された漫画です。---- 地球上の誰かがふと思った「人類の数が半分になったら いくつの森が焼かれずにすむだろうか…」 地球上の誰かがふと思った「人間の数が100
2023年5月19日 09:00
(2020年8月号)最近、「墨攻」(ぼくこう/ぼっこう)を読み直しました。戦国時代の中国を舞台とした酒見賢一の歴史小説で、作画・森秀樹、脚本・久保田千太郎によって漫画化され、1992年から1996年にかけて「ビッグコミック」(小学館)で連載されました。1998年に第40回小学館漫画賞を受賞しています。2006年には、ジェイコブ・チャン監督によって日中韓合作で映画化され、主役のアンディ・ラウが
2023年5月17日 09:00
(2020年7月号)バスケットの名門、能代工業が合併によってその名が消えることになりました。そんな話題がFACEBOOK秋田県人会で盛り上がっていたら、誰かが「ちょうど雪人という漫画で、鹿角(かづの)という店で能代と言う酒を飲んでいるシーンを読んでいるところです」という書き込みがありました。なぬ!? 秋田が関わる漫画を読み逃していたとはなんたる不覚・・・と、早速、購入しました。(ちなみに私は、
2023年5月15日 09:00
久々に読み直した漫画「D-LIVE!!」が面白くって、ここで紹介しなくては! と思いながら読んでいました。この漫画は、「週刊少年サンデー」で2002年から2006年まで連載、全15巻なのですが、読み直してみて、こんなに面白かったっけ? と、ワクワク感が増していました。作者の皆川亮二は、世界を舞台にしたスケールの大きい話が多いのですが、最初は、ストーリーが気になって、その世界観などを感じられずにいた
2023年5月13日 09:00
コロナのせいでスポーツ業界も大混乱、試合中止で再開がまだ見えないものもあります。国技の大相撲も例外ではなく、令和2年大相撲五月場所も中止となりました。スポーツニュースを見ることもめっきり減りましたが、こんな時こそ漫画です。大相撲の漫画といえば、「のたり松太郎」や「ああ播磨灘」などがありますが、主人公の奔放ぶりがちょっと苦手でした。そんな時に紹介されたのが「火の丸相撲」です。少年ジャンプで連載さ
2023年5月11日 09:00
(2020年4月号)癒し、癒しとよく言われますが、やはり最高の癒しは動物ではないでしょうか。外出自粛を強いられていても、動物が家にいる人は、かわいい動物の写真や楽しそうな動画をアップして、引きこもり生活のストレスも軽減されているようです。動物アレルギーだとか特に好きではないという人でも、動物の写真や動画に癒されることはあるでしょう。動物漫画で笑いもあって癒されるおススメは、「動物のお医者さん」で