漫画万歳!(25) ~四月は君の噓~
4月(2021年)なので再読しました。
「四月は君の嘘」、新川直司による漫画で「月刊少年マガジン」(講談社)で2011年から2015年まで連載された全11巻になります。略して「君嘘」、略さなくていいと思うのですが、イマドキってことなのでしょう。アニメや映画でヒットしたからでもあるのでしょう(映画は、私が大好きな広瀬すずと山崎賢人が主演)。もちろん何月に読んでも全く問題ないのですが、なんかひっかかるタイトルですよね。
この物語は、ピアノを弾けなくなった元天才少年ピアニストの有馬公生が、型破りな美少女ヴァイオリニスト宮園かをりと中学3年の4月に出会って始まる青春ラブストーリーです。この「青春ラブストーリー」という分野がどうにも苦手で、なんか恥ずかしくってムズムズする感じがするんですよね。異世界物より別世界な感じがしてしまうのです。
でも男性が描いたと思えないかわいい絵で、話題にもなっていたし、何より天才の話が好きなので手にとってみることにしました。どう書いてもネタバレしそうで説明が難しいですが、重いテーマなのにテンポのよさと登場人物たちの明るさ、そして音楽の力で、まさに音楽にのっているかのようにイッキに読んでしまいます。
以下、ご参考までに話題になっていたネタ
音楽好きはもちろんですが、音楽に疎い人でもハマれます。トラウマを抱えている方、壁にぶつかっている方、汚れた心をリセットしたい方、キュンキュンしたい方、泣きたい方には特におすすめです。
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