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漫画万歳!(14)~火の丸相撲~

マザーブレイン社の月報に投稿した記事を紹介していきます。2019年4月からスタートしたシリーズを多少の修正を加えて掲載します。気ままな個人的な感想ですので、ご意見は大歓迎ですが、あまり真剣なご批判は、泣きたくなるのでご容赦願います。

MOTHER BRAIN MONTHLY REPORT

コロナのせいでスポーツ業界も大混乱、試合中止で再開がまだ見えないものもあります。国技の大相撲も例外ではなく、令和2年大相撲五月場所も中止となりました。スポーツニュースを見ることもめっきり減りましたが、こんな時こそ漫画です。

大相撲の漫画といえば、「のたり松太郎」や「ああ播磨灘」などがありますが、主人公の奔放ぶりがちょっと苦手でした。そんな時に紹介されたのが「火の丸相撲」です。少年ジャンプで連載されていたそうで、ちっとも知りませんでした。

メインは、高校相撲で、高校生らしく熱い友情とライバルとの熾烈な闘いが描かれています。メインテーマは、主人公の潮火の丸が152cm(後に157cm)で横綱をめざすっていう話で、いくらなんでも無理があるでしょうとツッコミたくなるのですが、それが漫画というものなのよと自分を納得させ、気が付くとすっかりアツくなっておりました。

まさに少年漫画、少年たちに是非読んでもらいたい! いや、感動を忘れた大人にも!! 相撲の魅力がもっと多くの人に伝わって、力のある力士も増えて、漫画のような面白い大相撲になったらいいなと願ってしまいます。全28巻、なかなか読み応えがありました。

2020年5月号



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