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漫画万歳!(13)~動物のお医者さん~

マザーブレイン社の月報に投稿した記事を紹介していきます。2019年4月からスタートしたシリーズを多少の修正を加えて掲載します。気ままな個人的な感想ですので、ご意見は大歓迎ですが、あまり真剣なご批判は、泣きたくなるのでご容赦願います。

MOTHER BRAIN MONTHLY REPORT

(2020年4月号)
癒し、癒しとよく言われますが、やはり最高の癒しは動物ではないでしょうか。外出自粛を強いられていても、動物が家にいる人は、かわいい動物の写真や楽しそうな動画をアップして、引きこもり生活のストレスも軽減されているようです。動物アレルギーだとか特に好きではないという人でも、動物の写真や動画に癒されることはあるでしょう。動物漫画で笑いもあって癒されるおススメは、「動物のお医者さん」です。有名過ぎて今さら紹介するのもどうかと思ったら、聞いたことあるけど読んだことがないという人が多くてビックリしました。たしかに「花とゆめ」に連載されたのは、1987年から1993年、テレビドラマ化されたのも2003年でした。若い人が知らなくても仕方ないですね。

マイペース人間を描くのが上手で色恋沙汰をほとんど描かない佐々木倫子のこの漫画は、シベリアンハスキーブームを巻き起こし、北海道大学獣医学部の受験者を大幅アップさせたほどでした。一匹のハスキー犬(チョビ)に出会ったことから獣医師を目指すことになった主人公(通称ハムテル)の日常というかドタバタがとにかく楽しく、個性ある動物たちがかわいくてたまりません。北海道あるあるネタも興味深いです。私が特に好きな話は、犬ぞりレースです。

全部で119話、一話完結の話が多いので読みやすいです。白泉社文庫版では全8巻、愛蔵版が全6巻、巻数にしては読みごたえ十分です。読んだことのない方は、ぜひ!




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