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継続は力なり|習慣化への道

 「僕、今髪質改善とか縮毛矯正を売りにして美容師やってるじゃないですか。でも昔縮毛矯正やるの本当に嫌いだったんですよね〜、、、。」
 いつも髪を綺麗にしてくれている美容師さんが言った。

 「乾かしただけで艶髪に」をキャッチコピーに彼は、インスタで自分が担当した真っ直ぐで艶髪の女性をいっぱい載せてる。もちろんその女性たちの髪はもともとツヤツヤだったわけではなく、彼の高度な髪質改善や縮毛矯正の技術でそうなったのだ。私も実際やってもらったことがあり、癖で広がりすぎて下ろせなかった髪もおかげさまで今は毎日ほとんど手をつけず下ろせるようになり、ものすごくツヤツヤになった。

 彼曰く、アシスタントの頃は強い薬剤と高度な技術が必要となってくる縮毛矯正はちょっとでも間違えたら髪がダメになっちゃうことから、苦手すぎてなるべく担当しないように違うことで忙しいフリをして避けていたと言う。でも練習と勉強を重ねていくごとに楽しくなってきて、今では得意分野になったらしい。


「継続は力なり」「雨垂れ石を穿つ」「塵も積もれば山となる」
どれも「小さな努力でも根気よく続けてやれば、いずれ大きな力になる」という意味を持つ。

 これは勉強や仕事だけではなく、人付き合い、生活習慣、恋愛など、どの場面でも通用することだと思っていて私自身、自分のモットーにしている言葉だ。

 ある本で「新しい習慣が身につくまで最低21日間必要だ」と読んだことがあった。習慣化には「3の法則」というものがあるらしく、
3日間続ければ、断続力がついてくる
3週間続ければ、習慣になってくる
3ヶ月間続ければ、結果が出てくる

らしい。

 正直これは人それぞれだと思うが何かを習慣にしたいのであればとりあえず3週間続けてみなさいということだと思う。
 「三日坊主」や「石の上にも三年」という言葉もあるくらいなので3は縁起の良い数字なのかもしれない。

 前に私の父はぽっこりお腹を改善すべく2-3日に一回のペースで朝ジョギングをしていた時期があった。
 最初はちゃんと続いていたものの、3ヶ月で辞めてしまった。(あれ?3どうした、、、?)
 父は「雪が積もったから」と天気のせいにしてたがそれはただの言い訳だと思う。ただ単にやる気に頼りすぎたのか目標が抽象的すぎたのだと思う。「ウエストマイナス何センチ」みたいなもっと具体的な目標を設定して「達成できたらこれを買う」みたいなモチベーションを作ればもっと続いたのではないかと勝手なお世話だが考えたりもする。
 このことは父本人の問題なのでここらへんで父の話は終わらせておく。

 何かを継続できない理由としては意志が足りないからだとか言う人もたまにいるが個人的には意志の強さは関係ないのではないかと思ったりもする。
 私は大学に入る少し前に筋肉量を増やして体を引き締めたいと思っていて、最初は家で筋トレをしてみたが、「家だから後でできる」と先延ばしにしてばっかりで結局続かないという状態を4回くらい繰り返していた。これじゃダメだと思い、続かないならお金をかけてみるしかないとジムに入会した。その結果ジム週4日以上の生活を2年近く続けている。
 大学入学前とジムに通い始めた頃の自分の筋肉量増加と体引き締めに対しての意志には正直違いはあまりないが、唯一違うこととしては、自分の性格に合ったアプローチ法をとったことだったと感じる。

 もちろん、習慣化されない要因としては「意志が弱い」、「目標が抽象的/大きすぎる」、「やる気に頼りすぎている」などと色々あると思うが、結局は自分の性質を知って、自分に合うアプローチを様々なアングルから見つけていくことが大事なのではないかと私は思う。


 この「習慣」の話に付け加えて、時期/時間とタイミングって大事だよね、っていう話もしたい。(話はちゃんと繋がっています。というより繋げられるよう頑張ります。)
 誰でも苦手なものってあると思う。それは物であったり行動であったり人であったり。しかしある程度期間が空いてからまたその苦手だったものに触れてみると意外と大丈夫になっていたりするし、なんなら好きって思える時もある。簡単な例で言うと子供の頃はピーマンが苦手だったが久しぶりに挑戦してみたら全然美味しく食べれた、など。

 個人的な考えとしてはこのようなことが起こるのには2つ理由があって、1つ目はただ単に成長したということで、2つ目は苦手だったものに対しての悪い思いを忘れたということだと思う。どちらの理由も苦手なもの全般に当てはまる気がする。基本人間は良い思い出しか残らなくて、嫌な記憶は忘れていくあるいは美化されるものだと思う。(元カレ元カノと別れた直後は別れてホッとしていたのに時間が経つと嫌だったところを忘れてやっぱあの人よかったのかな?と思うのと似た感じ。)
 そしてある程度期間を置いた後また苦手だったものに触れるとまた新鮮な気持ちで触れることができるから、好きになりやすいのかもしれない。

 この理論(?)を習慣に繋げていくと、習慣化できなかったことをある期間放っておいてまた前向きな気持ちで取り組めそうと感じた時に再スタートしてみたら上手くいくのではないか?と思う。

※ これはあくまで私の個人的な考えなので正解かどうかは保証できないです。


 ここまで習慣化についての私の考えを述べてきたが、私は今年、このnote執筆と投稿を習慣化できるよう頑張りたい。



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