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女子の武士道

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あなたの癒やしと勇気に繋がることを願って、ロングセラー『女子の武士道』『女子の教養』(いずれも致知出版社)を中心に、好評既刊本の中から「心の言葉」をお届けいたします。心に届いたな…
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#心に響く言葉

どんな時も先行きは不透明。ならば笑顔で過ごしましょう

どんな時も先行きは不透明。ならば笑顔で過ごしましょう

今日から卯月、四月ですね。

いまは先行き不透明で
心配になるし、不安にもなりますね。

だけど色んなことがうまく行っている時も、
よーく考えてみると
先のことは不透明だったのでは?

うまくいっていると
このまま思い通りにいくと
楽観できるのでしょうね。

だけど実際には
思いがけないこと
予想もしなかったことが
それなりに起きていたはず。

結局は、いつだって先行き不透明なのです。

それを思

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才能の咲かせ方

才能の咲かせ方

才能は誰にでも与えられているもの。それは人のために使うと光るんですよ。まわりの誰もがえらく見え、自分がみそっかすに感じられる。
自分はいつまでも一人前になれない役立たずだと感じていました。
そのくせ私は自分を甘やかすのです。
自信が持てず、そのくせ怠け者な私に、祖母は言いました。
「才能というのは、その人の持っている優れた能力のことなんだよ」
「人より優れているとか、勝っているとかいうことではない

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小さな感動を日々積み重ねる

小さな感動を日々積み重ねる

幸福とは遠くにある特別なものではなく、
ごく身近にある小さな幸せの集合体のようなものではないでしょうか。
心の目で見なければ気づかずに通り過ぎてしまうようなもの。
そんなものでもあるでしょう。

日々幸せを見つけながら暮らすことで、
心は豊に深まり、気品も備わっていくように思います。

               (『女子の教養』致知出版社)

明るい表情、やさしい笑顔。幸せの基本は、やっぱりここにありますね

明るい表情、やさしい笑顔。幸せの基本は、やっぱりここにありますね

いつでもよいお顔でおりなさい。大事なのは自分から元気になることです。子どものころ、少しでもつまらなそうな顔をしていると、すぐさまこう諭されました。
「どんなお顔をしているか鏡を見てごらんなさい」 

(中略)

「笑顔のいい人というのは、相手を大事にする心を持っている。人を思いやることができれば、人からも大事に思ってもらえる。人を大事に思える人、大事にしてもらえる人におなり」
          

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今日を最期と生きるのです

今日を最期と生きるのです

くよくよ心配するほど暇な時間などありはせぬ。
とどのつまり、今日を最期と一所懸命になっていないということです。
明日はもうこの世におらぬと思えば、つまらぬ心配などそっちのけで
やりたいこと、やっておかねばならないことをするはず。
これが最期と思うなら、精一杯、明るく幸せに終わりたいと思うだろう。
よいですか、明日のことなど案ずることはありませぬ。
それより今日を最期と生きなさい。
そうである限りは

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かすかな灯りでも、灯りは灯り。灯りに向かっていけば間違いはないよ

かすかな灯りでも、灯りは灯り。灯りに向かっていけば間違いはないよ

風前の灯火のように頼りなく思われても、またどんなにかすかな灯りであろうとも、灯りであることには変わりありませぬ。
どんなときでも灯りに向かっていけば間違いない。だから私はおのれの信じる灯りを頼りにすることにしたのです。

               『女子の武士道』(致知出版社)より

強くなるほど穏やかになる

強くなるほど穏やかになる

この世に生まれ、やがて死を迎える。
これほど確固たる真実は他にあるでしょうか。
人生の終焉がいつ訪れるかは誰にもわかりませんが、
できれば私は祖母のように穏やかな女生となり、穏やかに最期を迎えたいと願っています。
 それは暮らし向きが穏やかでありたいというよりは(もちろんそうであって欲しいのですが)、どんな境遇になっても心だけは穏やかでいたいという意味です。

                『女

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