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明るい表情、やさしい笑顔。幸せの基本は、やっぱりここにありますね

いつでもよいお顔でおりなさい。大事なのは自分から元気になることです。

子どものころ、少しでもつまらなそうな顔をしていると、すぐさまこう諭されました。
「どんなお顔をしているか鏡を見てごらんなさい」 

(中略)

「笑顔のいい人というのは、相手を大事にする心を持っている。人を思いやることができれば、人からも大事に思ってもらえる。人を大事に思える人、大事にしてもらえる人におなり」
                  (『女子の教養』致知出版社より

こんなふうに教えられて育った私は、
常にさりげなく明るい表情をしているのが習慣となっています。
具体的には、口角を常にちょっと上げて、眉間に皺が寄らないようにしています。もう、無意識のうちにやるようになっています。
でもそれまでは、何度も鏡を見て気をつけたりしていました。
こうして言葉にすると、なんて面倒な躾なんだろうかと思われるかも知れません。
でも、できるだけ良い習慣をつけることは、
実りある人生のためには、どうしたって必要なことなのです。
昔の人は、そんなこと言葉にしなくても、当然すぎることだったのでしょう。
一度きりの人生を、どう生きるか、今のようにいちいち言わずとも、そのためのスキルを身につけていたし、子どもにも身につけさせていた。
そう、私は理解しています。

「笑う門には福来たる」といいますよね。
やっぱり、笑顔が素敵な人、ほがらかで明るい雰囲気の人のもとには、素敵な人が集まります。
それはつまり、良きご縁に恵まれるということでしょう。
人も、お金も、仕事も、土地も、家も、すべてご縁です。
子や孫に幸せになって欲しいと願う心が、こういう「表情の躾け」に及んだのではないでしょうか。

明るい表情、優しい笑顔は、やっぱり幸福、幸運の基本なのです。


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