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紺 をのへ
2023年9月9日 07:45
最近、金曜日の仕事終わりによく聴く曲NakamuraEmiさんの「究極の休日」仕事から解放された私が休みに向けて加速していくのを感じる。「フォトジェニックと程遠い 地味な休日だけど私が究極になる たまらないスタート」私が究極になる・・・って、どんななの?わからん!と困惑する。が、なぜか高揚する不思議なフレーズ私が究極って?そもそも究極って? そんなことを考える。ふと答えの
2023年5月28日 08:25
このご時世、実に手軽に写真を撮れる。私が子供の頃 写真は特別なものだった。父はすすんで写真を撮る人ではなかった。家族の写真はほとんど伯母が撮ったものだ。私の手元に残る子供の頃の数枚の写真笑っていない困った顔不安定だったんだなと思う。実家には重たいアルバムが何冊かあって見たいときに見られるところに置いてあった。私が実家を離れて帰省したときその場所に見たことのない写真が一緒にし
2022年5月6日 07:59
動物が好きです。ふれあえるペットはもちろんですがふれあえない野生の動物も。私が住んでいる場所だと主に鳥、蛙、用水路にずっといる鯉、たまーに蛇触ったり、餌をあげることはしません。ただ見ているだけ。「いるなぁ。」と、それだけで満足した気持ちになります。例えば、近所でウサギを見つけたとしてそれからそのウサギに出会えなくてもこのどこかにウサギがいるんだ・・・そう思ってしげみを眺め
2022年2月21日 05:50
『進撃の巨人』ED曲ヒグチアイさんの「悪魔の子」の歌詞鳥のように 羽があればどこへだって行けるけど帰る場所が なければきっとどこへも行けない帰る場所は家なのか、故郷なのか、それとも誰かの元なのか私の場合の帰る場所 「家」について帰る場所は帰りたい場所のはずなのに私にとって生まれ育った家はそうじゃなかった。家族構成は実の父、実の祖母、実の兄、そして私。なのに、なぜか私
2021年12月13日 06:07
「わたしを束ねないで」大人になってからも思い出す国語の教科書に載っていた詩がある。一つは 谷川俊太郎『朝のリレー』もう一つは 新川和江『わたしを束ねないで』国語は嫌いではなかったけれど特に好きだったわけでもなく読書が好きだったわけでもない。それでも心に残っていたこの詩に今さらながらいろいろと思う。~わたしを束ねないで~思春期の私に、薄っすらわかるような気がするタイトル
2021年11月13日 22:34
毎朝、雑多な看板を見ながら8号線を走って仕事に向かう。この風景によく似合うのは薄曇りの空。完璧な青空は、「行きたくないよね、仕事。」そう言って私の邪魔をする。曇り空がちょうどいい。「まだマシな仕事」に向かう憂鬱と「住むにはまだマシな場所」の風景が空の色と馴染んでそれ以上後ろ向きな考えにならずにすむ。幸せかと聞かれたなら、「幸せだけど・・・。」と答える。不幸かと聞かれたなら、「不
2021年10月17日 20:15
一人と一匹暮らしの私が思ったことつらい日のことベンジーの息はとても苦しそうで、見ていられない。ベンジャミン(呼び名はベンジー)は雄の中型犬で年齢は12歳。彼が体調を崩して容体は悪くなる一方。病院で処置をしてもらうも、まだ私の目の前で苦しんでいる。そういえば私は今まで病気に苦しむ人を見てこなかった。家族が息を引き取る瞬間、私はいつもそこにいなかった。苦しむベンジーを目の前にし