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今日からまたnoteを書く、という意思表示
2023.2.22 三日月
空を見上げたら綺麗な三日月が出ていた。
駅のロータリーを早足で歩く人たちは目線を足元に落とし、そんな風景には目もくれていなかった。綺麗なものを綺麗と思うのは意外と難しいことなのかもしれない。
しかし、そのことに気づいた外国人のお姉さんと優しそうなおばあちゃんが携帯を取り出して歩道の脇で写真を撮り始めた。この月に気づいたのはたぶん僕たち3人だけですよ、と声をかけたかったが、もちろんやめた。
バイト
夏が終わり、オラー!
気がついたらカレンダーは10月18日を示しており、暑い夏は身を引く準備を始めているようだった。でもなぜか、汗でびしょびしょになって「エアリズム全然涼しくないじゃんか!」とブチ切れる生活がもうすぐ終わると思ったら急に夏のことが愛しくなってきた。かわいいね、夏。
自分は年中「俺一番好きな季節夏なんですよ!」とか「あーあ、夏まだかなー!」とか豪語している人間である。しかしいざ始まってみるとその威勢の良
二流でも自分の道を進むしかないと決意を決めた数年後に、就活というフェーズで一流へとなり得たかもしれない影を幻視する生活を送ることを余儀なくされた。それが自分を苦しめていることは明らかなのだが、当然逃げることも目を逸らすこともできない。どうしたらええんだ、と。
2020.9.24 無臭
寝不足の頭にthe HIATUSを聴かせる。
午前10時45分、家には誰もいない。
冷ややかな空気を身に纏い、重い体を軋ませる。
昨日はなにをしたっけ、
俺は大人じゃないからよく覚えてないや。
刹那的は望んでいないから、
細くていいから息をし続けてくれないか。
2枚の毛布では防ぎきれない不安と焦燥。
ガラス越しに見る青い雑木林。
やっててよかった機械式。