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歯科衛生士より、セルフケアメッセージ

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大人の歯科メンテナンスに関わりながら、これからの子どもたち、まだお口の廟にがひどくなる前の世代に向けて発信中!育児中のパパ・ママに届いて欲しいです。
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2019年9月の記事一覧

【小学校高学年の口腔ケア】

【小学校高学年の口腔ケア】

子どもが将来、今の私達の年齢になった時に、むし歯や歯周病で悩まないようにするためには、

この時期のはらたきかけは
とても効果的で一生ものになるといっても過言ではありません。

幼児期に
子どものむし歯予防のために
得た知識が役に立ちます。

おやつの食べ過ぎやをダラダラ食べをしない
夜の歯磨きをする(時間を作ること)
歯ブラシは小刻みに丁寧に動かす

などを

今度は家族を通して
教育するタイミ

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【むし歯予防のベース作りは、離乳期から。】

【むし歯予防のベース作りは、離乳期から。】

よく噛む習慣を持つと、
体は健康になりますよー

だから、食事の時はよく噛みましょう!


小学校の給食献立のコラムや
ほけんたよりで、このような記事を目にしますね

さて、
これを実行する、または実行できる学童が
どれほどいるでしょうか!?


噛むことは大事だとわかっていても
普段の食事で噛む習慣がなければ

「噛む」動きに疲れてしまいます。


最初は

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あなたの歯の守り方

あなたの歯の守り方

歯の寿命は、人の寿命よりも明らかに短く、80歳で20本の歯を残すことがこんなに難しいことなのか!?と思えるくらい、寂しい状態が現実です。

日々、歯の寿命を伸ばすために、歯科メンテナンスを受ける患者さんと関わらせていただく私のお仕事は、歯科衛生士。

口の中にたった1本でも、その歯はその人にとってかけがえのない宝物。 究極その1本のために、数ヶ月に一度足を運ぶ人もあります。

もちろん、その患者さ

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【クイズで学ぼう 子どもおやつ】

【クイズで学ぼう 子どもおやつ】

子どもとおやつは、気をつけていても
年齢が上がるごとに
おやつに出会う機会が増え
むし歯リスクはつきものです。

甘いものに興味がない場合を除いて
おやつの関わり方を知っておくことも
大事です

スーパーに行けば
誘惑はたくさん

お友達の家にお呼ばれして
お菓子が出てくることもありますね。

そんな中、
むし歯のリスクをできるだけ下げるためにも

大人が知識を持って
おやつのタイミングや、整え方

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【ぶくぶくうがいの教え方】

【ぶくぶくうがいの教え方】

真似っこが得意な
2歳頃になったら、
「うがい」の仕方も
教えてあげましょう。 

うがいの種類は
「ガラガラうがい」と「ブクブクうがい」


「ガラガラうがい」は
喉の奥を洗って、風邪方法

「ぶくぶくうがい」は
口の中に歯磨きで浮いた食べカスや歯垢を外に
吐き出します。


どちらも細菌の量を減らすけれど
目的が違います。

大人が、ゆっくり
やり方を

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赤ちゃんにコップの飲み方を教える方法

赤ちゃんにコップの飲み方を教える方法

赤ちゃんの水分の取り方練習方法 その1  中期になったら

水分補給はおさじを使います。喉が渇いたタイミングで良いのでおさじを使って水分を飲ませてみましょう。おさじは、離乳食を食べさせる向きとは違い、唇に対しておさじを横に当てます。

おさじの中に入った水分は、常に赤ちゃんの上唇に当たるように介助します。すると、水分を「すするような動き」を引き出すことができますので、根気よく試してみましょう。

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【乳歯が全て生え揃えました、むし歯予防に気をつける歯磨きとは?】

【乳歯が全て生え揃えました、むし歯予防に気をつける歯磨きとは?】

乳歯は全て生えると20本あります。
そのうち、前歯は12本
奥歯が8本あります。

乳歯のむし歯は、
・上の前歯の表(唇側)の面
・奥歯の噛み合わせの溝
・奥歯の歯と歯の間(DとEの間)

が、むし歯になりやすい場所です。

歯ブラシだけで取れない汚れ、
歯と歯の間の汚れについてはデンタルフロスを使ってみましょう。

乳歯の奥歯が二本生えたら、DとEの間にデンタルフロスを通して
むし歯予防の
管理

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【離乳食のおさじ:丸のみ防止法】

【離乳食のおさじ:丸のみ防止法】

離乳期に口の機能を育てるための注意点、
「丸食べみ防止」の食事介助方法についてお話しします。

離乳期のお子さんのお口は小さいので、おさじの入れ方によって「丸呑みを誘発」してしまうことがあります。

基本

舌の真ん中より手前までおさじを入れたら、上唇が降りてくるタイミングに合わせ、まっすぐ引き抜きましょう。
舌の真ん中までおさじを入れると、「入れすぎ」です。

離乳期全般を通して、この動きは変わ

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離乳期は、唇の筋トレを教えよう!

離乳期は、唇の筋トレを教えよう!

離乳期は
およその基準がありスタートするものの
実際はその子その子によって違うため
スタート時期や、食べる量・進み度合いなど
手探りで進めることになります。

しかし、食べさせ方については
基本の食べさせ方があり
どこを注意して
観察すれば良いかわかれば

口の機能を育てながら
食べ物の経験を増やしていけます。

大人が関わる介助は主に「おさじ」
今回はおさじ介助注意点を
お話ししましょう。

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歯科衛生士になりたい!?

歯科衛生士になりたい!?

歯科衛生士ってどう?
と、高校生のお子さんを持つ
お母さんに聞かれました。
今はまだ、歯科医院で働く衛生士が大半。

口腔ケアとしても、高齢者に関わる衛生士の方が多いのかな・・・。
また歯科医院では
むし歯・歯周病予防のために、患者さんの健康サポートとして
メンテナンスを行うお仕事が
増えてきていると思います。

技術職なので、手先の仕事が多く
目や肩・首など凝りやすい仕事ですので
自分の体をメン

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【もうすぐ1歳、前歯7本生えました。歯磨きすると、顔をプィッとそっぽ向かれます、このまま強行突破すべき!?】

【もうすぐ1歳、前歯7本生えました。歯磨きすると、顔をプィッとそっぽ向かれます、このまま強行突破すべき!?】

毎日歯磨きも、練習段階を過ぎ
歯磨きタイムを繰り返すようになりましたが、歯磨きをしていると
顔をそっぽむけられます。

とのご相談。

1歳前なら、まだまだ練習期間。
歯磨きレパートリーの練習をする時期です。

相談されたお母さんは、1歳を過ぎると、そろそろ職場に復帰もしなくちゃと、大きい不安を抱えながら、焦る気持ちもあるということでした。今は貴重な育休期間なため、ある程度まで乗り越えておきたいと

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【離乳食始まる前に知っときたかった〜】

【離乳食始まる前に知っときたかった〜】

離乳期は生後6ヶ月から1歳半までの約1年間のことを言いますが、その間に母乳やミルクしか飲まなかった赤ちゃんが、大人と同じ食事をするための練習をします。

この時期に、歯が生え始め
歯磨きが始まり
食べ方を覚えながら、むし歯予防に効果がある唾液がたくさん出る食事法を
覚えます。

もうすでにこの時期を過ぎてしまったお母さんからは
「知っときたかったー」と後悔するようです。

小さな疑問・密かな問題は

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【口臭に気をつけている人がしている7つこと!】

【口臭に気をつけている人がしている7つこと!】

口臭に気を使う人が必ずしているチェック項目を挙げてみましょう

・歯の治療は済んでいる(特に前歯は気を使っている)
・お昼休み歯磨きをするよう心がけている
・一日1回じっくり歯の汚れを取る時間をつくている
・間食に気をつけている
・自分の歯磨きの不得意なところを知っている
・フロスケアができる、方法を知っている
・メンテナンスに通っている

他人と関わる際の身だしなみの一つとして、「口臭」に気をつ

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歯科衛生士を目指すなら、高校生から準備できること(実践編)

歯科衛生士を目指すなら、高校生から準備できること(実践編)

先日、久々に会ったお友達に、

「うちの子、歯科衛生士になりたいって言ってるんだけど、
    どう?」

と聞かれました。

ということで、
歯科衛生士するなら、
これから身につけておいくと良い事を
お伝えします。

歯科衛生士は
今はまだ、歯科医院で働く衛生士が大半。

口腔ケアとしても、高齢者に関わる衛生士の方が多いのかな・・・。

また歯科医院では
むし歯・歯周病予防のために、患者さんの健

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