時の守人

普通にしてても、たぶん変な人。39歳、専業主婦。現在、妊活中。 面白いなと思うのは、腸…

時の守人

普通にしてても、たぶん変な人。39歳、専業主婦。現在、妊活中。 面白いなと思うのは、腸の話し(神様が見える子供たち)、星新一の世界観、夫の家族、母親の頭の固さ・・・(笑)

最近の記事

夢なのか、夢じゃなかったのか?

小さいときに『あれは夢だったのかな?』と思った経験は無いだろうか? 私には1つだけそんな記憶がある 私が4歳の時だった 最初の場面 夢か夢じゃない世界にいた その時の気持ちは、『ダメだ、このままじゃうまくいかない。戻ろう』だった 戻り道の風景はいたって、へんちくりん 私の前にクネクネした道があり、その両脇には4、5歳が描いたような ピンク色のお花畑で埋め尽くされていた とても気色悪かった 私にはお付きの者がいた 道案内人の顔をした見張り役といったところだろうか 確か男だっ

    • 悪魔は、人間の心と体の中に隠れている

      これは、ちょうど1年前くらいの話し・・・ 事の発端は、2年前のロシアのウクライナ侵攻だった この時なぜか、『ついに来たぞ』と思ったのだ とても不思議な感覚 今から大変なことになると踏んだ私は これから世界で何が起こるんだと思い、不安がって色んなものを見だした ブルガリアのババ・ヴァンガさん、インドのアナンド君、ドイツのヒトラー そして、日本にも預言書があると知って日月神示を読んだ もともとスピリチュアル系も好きだったからね なんら抵抗感がなかった 読み進めているうちに、

      • 癖多き者対策マニュアル

        人の不幸をケラケラ笑う 好きなのに、そうでもないという態度 無視されたと怒る 嫌われると微笑む 人を認めない 口が達者で楽をする すぐ逃げる 他人と勝負する 損得勘定に秀でている 褒められれば自分の手柄 怒られれば私じゃない!と突っ返し、あなたのせいで怒られたんだけど!と確実に言う 人をよく観察し、あそこが悪い、ここが変と言う よく気がつく でもさ結局お前って、一人がダメなんじゃない? ここは、とある会社の休憩室 先輩と後輩がある人物について話している 後輩 :『先輩、

        • 許す許さぬ論争の決着

          世の中は『許してやりなさいよ~こんなに謝ってるじゃない?』とか言いがちだ でも、それって本当にあってるの??? 許すって結構大変なのに・・・ ここは、とある建設会社 今はお昼休み中 大工の棟梁と弟子が何か真剣な話しをしている 棟梁 :『お前、ここ最近イライラしてるな。カンナの扱い方見てても、雑だぞ』 弟子 :『すいません、気をつけます・・・』 棟梁 :『お前らしくないなと思ってな~』 弟子 :『・・・棟梁、許したくないのに許さなきゃならない時ってどうするんですかね・

        夢なのか、夢じゃなかったのか?

          とにかく出すのです!!!

          人生において、『出す』ということは身近だ でもいつでも出せるわけでもない 出なくなったときに、人は何で?と悩む 今日も一人、出せなくなって焦っている人がここに・・・ ここは、とある便秘専門外来 医者 :『○○さん、どうぞ』 患者 :『こんにちは、先生。実は、一週間程便秘が続いてまして・・・非常に困っています。3日に1回のペースで排便が来ていたのですが、今回は少し長くてどうしたものかと。お腹も膨らんできたし、出してもらえないかと思って受診しました。市販薬を飲んでも効果があり

          とにかく出すのです!!!

          私にはこれしかない

          今の時代、何でもできる人をすごいと思いがちだ 実際にそんな人を見ると、なんでこの人はできるんだ?と思ったりする でもここに、一人真逆を行く人物がいる その人物は、とあるエステサロンで店長をしている 九州で一番の売り上げを誇る 一体彼女はどんなことを考えているんだろう・・・ 店長が店を構えて10年を迎えたときだろうか ふとこんな会話をした 店長から、『あなたは、人の中身を見れるよね』と言われた でも私から見れば、店長の方が中身を見るなと思った私は、 『そうかな~店長は?』

          私にはこれしかない

          母親の子守役

          『あなたとお母さんは逆転している』 これは、人生で一番言われた言葉だと思う 小学生の時に、すでに言われていた 母は、若いときからキャピキャピしていて実に激しい 今でこそ落ち着いたが、4,5歳の私に負けじと張り合う母だった 私は、残りは余生というような感じで、あだ名に46歳とつけられていた 今の私は39歳でまだ到達していない・・・ う~ん、あと7年後か(笑) そういえば小さいときから、誰に言われるまでもなく母親役をしていたような気もする ①母の仕事や彼氏の愚痴を聞く ②八つ

          母親の子守役

          人間は自分が一番分からない生き物

          ここは、とある民家 縁側で今日も祖父と孫が談笑していたところ 孫 :『ねえ、じいちゃん。嘘をつかれたことある?』 祖父:『しょっちゅうあるぞ。数えきれんくらいじゃ。自分でも分かっとらんのも、あるかもしれんな。なんだ、お前は誰かに嘘つかれとるんか?』 孫 :『・・・う~ん、たぶん。認めたくないけど・・・。あいつはずるいヤツなんだ、自分のために嘘つくんだ』 祖父:『そうか~。じゃあ、お前もずるくて誰かに嘘ついとるんじゃろな』 孫 :『えっ?僕はしないよ、してない!』

          人間は自分が一番分からない生き物

          どこにも光がない

          この世界の一面が美術館で見られるならば、あなたは何を思いますか? ここは、とある美術館 今日は久しぶりの休館日 お客のいないこの美術館で、職員が黙々と仕事をしている 学芸員:『今日は、静まりかえっているわね・・・あっ、館長、おはようございます』 館長 :『おはよう。今日は作品達がとても輝いているね、息を吹き返したようだ』 学芸員:『館長、お寝ぼけ遊ばしているんじゃないですか?今日はいつもより照明は暗いし、作品の入れ替えがない部屋は、照明を切ってるんですよ』 館長 :

          どこにも光がない

          悪魔の返し階段

          人生には色んな気づきがある でもその気づきが、いつも正しいとは限らないようだ ここは、とある占いの館 この一角に人間嫌いの占い師がいる 人に好かれることを拒んでいる割には、熱狂的なファンによって人気者になった 今日も人生に迷い、自分の考えが正しいか聞きに来た客が一人・・・ 占い師:『こんにちは。私はあなたから、名前、生年月日、血液型は一切聞きません。けれど、あなたの人生における考え方を注意深く聞いていきます。今日はどんなご相談で?』 客人 :『はい。人生というか、仕事の

          悪魔の返し階段

          ○○の方が良くない?の強引さ

          この言葉は、一見ソフトに見える でもその中身とは・・・ ここは、とあるクリニック 今日もまた一人、緊急の患者が駆け込んできた 医者 :『こんにちは、○○さん。今日はどうされましたか?』 患者M:『先生、私どうしてもダメな言葉があるんです。聞くとじんま疹が出るんです。対処法がわからなくて悩んでいます』 医者 :『その言葉はなんでしょう?』 患者M:『はい。”○○の方が良くない?”という言葉です。例えば、Aがいいなと思っていた私に、友達が”Bの方が良くない?”と言ってく

          ○○の方が良くない?の強引さ

          あなたは毒リンゴを食べている

          ここは、とある喫茶店 何やら来店した二人は友達同士で、相談事の場面のようだ 友人X:『彼氏がこんなことを言うんだけど、どう思う?どう考える?』 友人Y:『さあどうかな、ねえX、もう自分で考えな。もう自分で考えた方がいい。答えや考えを欲しがるのは分かるよ、でも自分には考えがないって悩んでたじゃん。だから、もう答えを渡さない』 友人X:『え~ぇ、もう一回だけ、あとは自分で考えるから』 友人Y:『ダメ。甘えるだけでしょ、ワンチャンいけるって思ってない?ここであなたに考えを渡

          あなたは毒リンゴを食べている

          寂しいという感情はクセモノ

          寂しいという感情はクセモノだ これがあるだけで、人は時間も心も一時は失うのだから 私の母は、昔は特に恋愛体質だったと思う 一人と付き合うようになって心が安定したものの 彼女の意識は家庭にはあまり向かなかった 子供心に”あぁ、この人は子供なんかより男の方がいいのか”と思い寂しく思うこともあった 母が『あなたが大事よ』と言う度に、”本当にそうか?”とドライに眺めていた 信じていなかった 寂しさを感じたときは、そのままたたずんだり、長風呂したり 勉強に逃げ込んだりもした 元々

          寂しいという感情はクセモノ

          母『あなた、どこで私を諦めたの?』

          もし母が私にこう言ったら 少し話せるようになるかもしれないね、でもね・・・ 私は、母に期待しなくなった 元から他人に期待しない性分だったが、32歳のある事件まで母には何かしらの期待をしていた 父は私が1歳8ヶ月の時に他界し、母は私を育てるために実家に戻った 母は22歳で結婚し、23歳で子供を産み、25歳で未亡人となった なかなかハードな人生 パートナーがこれからもっと必要になるときだったかもしれない 母の養母(私の祖母)は、”母らしくない母”で、子供が嫌いなようだった

          母『あなた、どこで私を諦めたの?』

          奪わないスペシャリスト集団

          ここはとあるカラオケ屋さん 令和の時代に、会社員総出で歌いに来ている 新入社員歓迎の日 でもその様子はちょっと奇妙なようで 社員 :『社長!いつ聞いても、じーんと響きます』 社長 :『おぉ、そうかそうか。今回は、磨きに磨きをかけたからな』 新入社員:・・・下手くそだったじゃん。今日は、こんなのがずっと続くの?最悪だ。あと4時間もあんのかよー! 社員 :『じゃあ次は部長、お願いします。今回もあれですか?』 部長 :『もちろんよ、浮気はしません』 ♪~♬~♬~♩ 新

          奪わないスペシャリスト集団

          私とこうなったこと、後悔しない?

          女 :『私とこうなったこと、後悔しない?』 男 :『えっ?後ろからヤクザでも来るパターン?実は雪女とか?』 女 :『ううん、そうじゃないの。ただちょっと、幸せすぎて・・・』 男 :『びっくりしたよ、驚かせないでくれよ(笑)』 女 :『私のこと、好き?』 男 :『とっても好きだよ。君の素直さや、朗らかさ、気の強いところも。数え切れないくらい。僕には君がとっても輝いて見えるんだ。この輝きを失いたくない』 女 :『私があなたの**にならなきゃいいけど・・・』 男 :『

          私とこうなったこと、後悔しない?