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人生は対症療法でも良いんじゃない?

病気の話になりますが。
対症療法と原因療法というものがあります。

対症療法は、その症状を直す。
頭が痛かったら、鎮痛剤を飲む。
おなかが痛かったら、薬を飲む。
そのような形で痛みを取る方法。
原因を解決するわけではないので、根本的な治療にはならないという事が言われています。

対して、原因療法。
原因に対してアプローチするので、根本的な治療になる。

この二つを比べると、
やはり原因療法の方が良いと思う。

根本的な治療をしないと。
痛みだけを取っていたら、解決はずっとできない。

だから、人は、
原因療法を好みます。

病気については、原因療法が効果的。
間違いない。

でも、人生においてはどうでしょうか?

問題は解決したいですよね。
今後の人生で、また問題に遭いたくはないですよね。

原因と思われるもの、原因と感じるものを取り除く。
そうすれば、今後の人生は楽しいものになる。
そんな考えから。
人は原因療法を選びがちなんです。

人は、何か問題が起こると。
その原因を探す。
その原因を排除することで、今後の問題が起こらないようにする。

まあ、確かに。
問題を避ける方法としては、原因を取り除く。
その方法が一番いいのかもしれません。


例えば、女の子が走って転んだ。
転ぶに対する原因療法は、、、
走らない・・・。

になりがち。

守るという視点に立つと。
原因を取り除くことがベストです。
健康を守りたかったら、原因を取り除く。
原因から遠ざければ遠ざけるほど、守られる。

ただ、人生においては、
守られれば守られるほど、耐性は落ちていくので、
不慮の出来事に対する耐性も鍛えられません。

なので・・・(^▽^;)

人生においては、対症療法でもいいんじゃないか?
ということ。

経験という点から見たら。
原因療法で得られる経験は、無くすこと。
対症療法で得られる経験は、増やす事。

人の心は、生き物ですから。
守られれば守られるほど、抵抗力が落ちていく。
原因を取り除けば、取り除くほど、対応力は落ちていく。

親心になってみれば、子を守りたいと思うのは常ですから。
原因療法になりがちです。

でも、親として、子供をどのように育てたいか?
と考えたら。
幸せにしたい。幸せになって欲しい。
ですよね。

だとすれば、
幸せを感じられる能力を増やす事。
幸せを感じられる触覚を鍛える事。
が必要になってくる。

何によって、鍛えられるか?と言えば。
対症療法によって、鍛えられるという事です。

原因療法によって、子供から、原因を遠ざければ、
経験が無くなりますから。

転んだ経験のない子は、
起き上がり方を知らないし。
怪我の治り方も知らない。
怪我したときの対処法も知らない。
痛みも知らない。
悲しみも知らない。
沢山の経験を通り過ぎて生きることになる。

僕たちが、子供のためにと思ってしていることが、
そうでもないかもしれないという事です。

世の中で、避けられがちなこと。
出来れば体験したくないこと。
そういう事だって、経験になる。

その経験は、誰かを助けることができます。
その経験をしている人だけが、その経験を知っています。

何をしてもいい世界。
何を経験してもいい世界。

その経験が、いろいろな感情を作って。
その経験が、人生を豊かにするのかなって思います。

非合理的だっていいし、誰かに評価されなくてもいい、
ただ、自分の感覚。
それをありのまま受け入れて、
この世界を堪能したらいいんじゃない?って思います。

そういう感覚が。
人間には、元々備わっています。
大人になって、次第に失われていくのですが・・・。
自分の心に。自分の心の奥底に。
必ず眠っています。

次第にその自分を解放して。
表現して。
究極に言うと、それがこの世界の楽しみ方かなって。

また、最後フワッとした話。
分かる人には、分かってもらえるかな・・・(^▽^;)


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