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余計なことは言わないでね。私は友達はいらない。散文詩。

サヨナラなんて

いうなんて

そんなこと

いうなよ。

それは

なんかの抵抗かな。

わかんなくなってた。

風俗店で

働いてるから

相手にしないなんて

誰が言ったことかな。

それは

感じたことかな。


ブランドものが

好きで

いつの間にか

借金まみれに

なんか

リボ払いが

安くつきそうな感じで

気づいたら

なんか

借金にまみれてた

誰が悪いのかな。

よくわからなくなる。


リボ払いは

私にとっては

打ち出の小槌で

いくらで

お金がわいてくる

錬金術。

そんなふうに

かんじてて

いつのまにか

借金にまみれてた。

それって

私が悪いのかな。  

学校では教えてくれてない。


いつのまにか

気づかない

たぶん

気づいているけれども。

それを

返すために

風俗店に

いる自分。

それは

だれが

悪いのかな。

私は悪くないよね。

続く

風俗店勤務。

少しづつ

減る借金。

私が悪くないのに。

その金は無駄金。

生きる金を

使う為に。

ホストに通うよ。

喜んでくれるキャストと

喜んでくれる自分自身。


ねえ

なんのために

あなたは

いきるの。

ねえ

なんか

つまんない

かおしてるよね。

それなのに
 
あしたも

いきるの。



わたしは

しあわせよ。

風俗店に働いてようが。

人から見下されてようが。


あなたよりは

ましよね。

しんだめを

あなたは

してるよね。



どんなことに

なろうとも。

わたしは

しわあせ。

べんきょうをしてこなかったよ。

それでも

からだで稼いでいる。

それで

いいなら。

余計なことをいわないでね。


わたしは

わたしの

ゆめのなか。

よけいなことは

いわないように。

わかいうちかもしれないね。

それでもね。

よけいなことは

いわないでね。

わたしは

いまを

生きている。

だからさ。

よけいなことは

言わないでね。

わたしは

わたしでいたいの。

よけいなことは

いわないでね。


それだけより

よけいなことは

いわないでね。


お願いしますね。





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