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2017年11月の記事一覧

ビジュアル・プログラミングの勉強方法

ビジュアル・プログラミングの勉強方法

ビジュアルアートの教本、「Generative Design」が、ついに再販されました!長らく欠品でプレミアムがついていた一品です。

以下はGenerative Designの序文への寄稿を、一部加筆修正したもの。表現者、技術者それぞれが、アートとプログラミングを学ぶための方法です。ビジュアルコーディングに興味のある人はどうぞ。(あと僕の落書きはこちらから見れます)

Generative De

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大人には理解出来ない?10代が今動画SNSにハマる理由

大人には理解出来ない?10代が今動画SNSにハマる理由

こんにちは、あやにーです。
今10代の子の心を掴みまくっている動画SNS(音楽コミュニティサービス)があるの、ご存じでしょうか?

元々10代向けの動画SNSはミクチャことMix Channelがこのトレンドの走りだったのですが、さらにそれが進化しvine+Mix Channel=動画SNSというような印象を受けています。

どんな中身なのか、そしてどうして10代の心を掴むのか。今日はそのお話をお

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エレベータに見るアルゴリズムの性能と公平性のバランス

現実世界でもコンピュータの中でも、何らかの性能指標だけを追求すると参加者にとって極端に不公平になってしまうことがある。例えばエレベータとHDDは共通点がありそうに思えないが、この2つは性能特性的にとてもよく似ていて、リーズナブルな性能と公平性を両立させるために同じ制御方法が使われている。これについてちょっと説明してみよう。

1基しかない場合のエレベータの動き方は単純だ。一度上に動き出すと、上で待

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「穴あきバケツの成長モデル」の話

「穴あきバケツの成長モデル」の話

新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。

第三回はこの絵。「穴あきバケツの成長モデル」のお話。

サービスの成長を「バケツと水」に例える様々なビジネス指標の中で、「継続率」こそが最重要だと考えている。売上よりも、PVよりも、DAUよりも、「継続率」がもっとも尊い。

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「ユーザーが行動をおこす条件」の話

「ユーザーが行動をおこす条件」の話

新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。

彼女のスケッチが溜まってきたので、復習とサポートを兼ねて、解説を書いていきたい。第二回はこの絵。

行動 = 動機 × 実行能力 × きっかけ今回のこばかなさんのイラストは、「フォッグの消費者行動モデル」という概念モデルだ。ざ

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選択的夫婦別姓への反論に反論します

選択的夫婦別姓への反論に反論します

先日、選択的夫婦別姓を実現するために訴訟を起こすことを決めました。その内容は、今回担当していただきます作花弁護士のブログを参照いただければ幸いです。(追記:私のこちらのエントリーにもまとめました。)

ちなみに作花弁護士は、2年前に再婚禁止期間で違憲判決を勝ち取り、民法改正につなげた敏腕弁護士です。(参考記事:「再婚禁止期間」は憲法違反 最高裁大法廷)

今回、私たちが訴訟することが毎日新聞のニュ

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2017年後半に感動したビジネスモデルまとめ10個



チャーリーです。

ビジネスモデルを図解するシリーズを息抜きにはじめました。ひとまず10個まで書いたので、noteにまとめておきます。

100の事例を図解した「ビジネスモデル2.0図鑑」という本を発売しています(本記事の事例ふくむ)。予約開始と同時にnoteで全文無料公開という試みをやっています。本記事に興味を持ったらそちらもどうぞ!

ビジネスモデル図解シリーズを始めるきっかけになったサー

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「プログラミングの常識」を時々見直す必要性について

自分の中のプログラミングの常識というものは、ときどき現実のハードウェアに合わせて調節しないといけない。ハードウェアが進歩し続けているので、コンピュータで簡単にできることと相対的に難しいことのバランスが変化し続けているからだ。ここでは特にストレージにフォーカスして書こうと思う。

昔はメモリが相対的にとても貴重な資源だったので多くのプログラマがメモリを節約することに血道を上げていた。例えばWindo

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