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【水難事故×物理】叫びながら川に飛び込むと危険な理由を物理で解説 ~比重とは?~
今年も暑い夏がやってきました。
夏休みにさまざまなレジャー計画を立てている方も多いのではないでしょうか。夏ならではの遊びのひとつである「水遊び」を計画している方も多いはずです。
水難事故発生件数はどれくらい?毎年、どれくらいの水難事故が発生しているかご存じでしょうか?
警察庁によると、令和5年の水難事故発生件数は1,392件(前年対比46件増)。過去10年間を見ると、平成28年をピークに減少
ネットリテラシーが低いことによるリスク、身に付けるべき3つの能力とは
インターネットは、技術者や研究者、学者による議論や情報交換に利用するところから始まりました。1969年アメリカ国内の4つの大学・研究機関を接続する形で運用を開始。日本国内では、1984年に東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学の3大学を結ぶネットワークとして実験が開始され、1993年にはインターネット接続の商用サービスが開始されています。インターネットはその後、「Windows95」の発売とともに広
もっとみる若者の読解力が危ない! 国語力の低下とSNSに関係が?
若者の読解力が危ない…ということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。OECD(経済協力機構)が、15歳の子どもを対象に3年に1回「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」「読解力」の3つについて国際的な学力調査(以下「PISA」という。)を行っています。この結果を見ると、初めて行われた2000年の調査で日本の「読解力」は8位でしたが、2003年の調査で14位に急落。その後、順位は徐々に回
もっとみる令和6年度から使用の各教科の教科書に変化、プログラミング教育の現状
文部科学省の主導により、小学校において令和2年からプログラミング教育が必修化されています。
「プログラミング教育」と聞くと、プログラミング言語を使いこなしたり、ITスキルを身に付けたりするための勉強をイメージしてしまいがちですが、文部科学省がいうプログラミング教育とは、「プログラミング的思考を養う」ことを目的としています。
文部科学省は、「プログラミング教育」の主な目的を次の3つとしています。
教師・児童生徒が考える「義務教育終了時に身に付けておくべき能力」とは? ー令和5年調査結果
文部科学省は、義務教育や学校に期待している役割、授業や学習スタイル、学校生活などについて、全国の公立小中学校の教師、児童生徒(小学校4年生~中学校3年生)、および国民の意識を知るために「義務教育意識調査」を行っています。
令和5年の調査は、全国の公立小学校60校・中学校58校の教師2,978人、調査対象に在籍する児童生徒4万3308人、モニター会社が有するwebモニター9000サンプルを対象に行