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拝啓 あんこぼーろ
2021年1月9日 07:41
高校の英語のとある授業終わり、突然女性教師が発表した。先生はね英語がスキだったから、勉強できたけど、みんながみんな英語が好きなわけじゃないと思うの。だから、なんとかして英語のことスキになってもらいたいなぁと思うんだけど、先生わかっちゃったの。たぶんね、英語が苦手なんじゃなくて、もしかしたらみんなは日本語も苦手なのかもしれないなって。ねぇ、作文好きな人いる?(全員、嫌い、と答える)
潮井エムコ
2021年2月9日 23:56
先生とは卒業してから10年ぶりに連絡を取る。沢山いる生徒の中で私のことなんか覚えていないだろうと、諦め半分でメッセージを送ってみたが返事はすぐに来た。「お久しぶり、もちろんおぼえていますよ」思わず声が漏れるほど嬉しかった。状況が状況なだけに文章で説明するととんでもない時間と長さになりそうだった為、電話でお話しできないかと尋ねるとすぐに先生から着信があった。震える手でスマホを握る。「
2021年2月14日 20:22
家庭科の授業ではいつも先生に驚かされる。その日も私たちは週に一度の楽しみとして家庭科室へやってきた。体験的な授業を多くされる先生だったため、座学は久々だった。今日は何をするんだろうと期待に胸を膨らませながら筆記用具を手に席に着くと、先生は言った。「今から小テストを始めます。」先生のその一言は、これから始まる楽しい時間の終わりを宣言したも同然だった。テストという単語は我々学生にとって、
2021年2月2日 19:11
数学や英語、古典といった勉強が大嫌いな私にとって、副教科は学校生活において最高の気分転換だった。そもそも副教科のほとんどは美術で占められていた為、3年生にしてようやく始まった家庭科の授業はクラス中が楽しみにしていた。家庭科の先生は笑顔のかわいい温和な女性で、私は彼女のことをすぐ好きになった。家庭科室に集められた私たちに先生は言った。「今からみなさんには結婚をしてもらいます」皆が口
若葉都
2021年2月21日 12:09
小学校・中学校は学校給食。高校のお昼は校舎近くのパン屋かコンビニで調達することが多く、たまにお弁当の日もあった気もするのだが、全然内容を覚えていない。ダイエットを理由に小さなおにぎり程度しか持って行ってなかったのかもしれない。だから、私が持つ、母のお弁当のイメージは幼稚園の時のもので、しかも、記憶にあるのは”パンダのおにぎり弁当”だけだ。 母は若い頃、料理が苦手だった。というより、作る料理が