マガジンのカバー画像

心を守るために 哲学 本来的自己の回復

194
精神医学としての哲学です。 サバイバルからリカバリーへ。
運営しているクリエイター

#運命系

今日の哲学

わかりやすく
ルサンチマンとは自分の現実に対する不満から発生する、反動形成。
キルケゴールは自分自身とその状況を認めることができるか?と唱えた。

個人的には与えられた条件(運命系)へ身を委ねることができるかだと思っている。
気の合う人がいれば尚いい。

今日の哲学 論文

実体験を踏まえた共生社会における現存在の本来性について

アダルトチルドレン・HSPの現象学・逃走論
サバイバルではなくリカバリーへ

楽園は自分の中にある。もしくはあった。

実存主義の先駆者はデンマークの哲学者キルケゴールで有名です。この文章の前置きとして、両親からの抑圧(両親のことを好きになれない)、自分自身の存在への目覚めというのがあります。キルケゴールは自分の存在(魂)は自分一人だけのも

もっとみる

今日の哲学

人間性と非人間性

今日はアダルトチルドレンについてまた
講座を噛み砕いてみたけど、
精神科に通っても自己と他者は別であることを認知する(本来的自己の回復)がない、被害者意識からの逃避(自責あり)ってなると、その人の人生じゃなくて、傷の人生になるよということである。若い頃ハルキストだったけどそれは苦しみから穴を掘る、防空壕的な生き方であった。
かえって辛い。いいカウンセラーが少ないという実態もある

もっとみる

今日の哲学

こうありたいのに、そうじゃない(仮定系)はキリがない。

両親にも、他人にもそれが向かっていたらしまいには発狂してしまうだろ。

じゃあどうすればいいか・・・ 自分を認めてしまうこと。

それには現実はこうなんだ(運命系)へのシフトチェンジが最短である。

今日の哲学

現代精神医学のキーポイント2

他者(医師やカウンセラー、ピア)との対話・交わり→たら・れば(仮定形)ではなく与えられた条件(運命系)→現実の受け入れ、すなわちありのままの自分の受け入れ(存在を認めること)

これはヤスパース哲学の理性と実存であり、

実存の別名・事実存在=現実となったありのままの自分ということである。