運動によって消化吸収が悪くなる？

こんにちは！

管理栄養士×パーソナルトレーナーの
木村圭吾です。

延べ700人以上への指導で培ってきた知識や、
論文から得た情報などを分かりやすくお伝えしていきます！

運動が身体にいいということはご存じだと
思いますが、意外とそれが原因で消化吸収能力が落ちてしまうことがあるんです！

今回の記事では
✅運動で消化吸収能力が落ちるメカニズム
✅それに対応する方法

についてお話ししていきます。

1．消化吸収と自律神経の関わり

自律神経とは、興奮を司る交感神経、
リラックスを司る副交感神経のことで、
必要に応じてどちらかが優位に働きます。

運動に関わってくるのが交感神経のほうで、
活性化することによって高い運動パフォーマンスを発揮することができます。

しかし、

交感神経には他にもいろいろな作用があって、
その中の一つに食欲を減らす作用があるのです！

具体的には、内臓の動きや消化液の分泌を
抑制する効果があります。

運動中に「お腹が空いた～」なんて感じてたら
パフォーマンスが低下しますからね…

これが運動中だけならいいのですが…

運動が終わってすぐに交感神経優位の状態で
なくなるわけではありません。
だってきつい運動をした直後には食欲が
なくなりますよね。

運動をするために血液が筋肉へと集まり、胃や
腸の働きが鈍くなるという理由もありますが、
こういった交感神経の影響も少なからずある
ということを覚えておきましょう！

2．対応策とやってはいけないこと

運動によって交感神経が優位に働く、そして内臓の働きが鈍くなる。
これは仕方のないことです。

リラックスしながら全力疾走なんてできない
ですからね…

そんなときに気をつけたいポイントは2つ
あります。

①食事をおろそかにしない
②無理して食べない

です。

食欲がないからと言って、食事をしないでいると
身体は回復しませんし、運動の効果が
出なくなってしまいます。

だからと言って無理して食べると消化不良を
起こし、その日は食事が思うように摂れなくなる可能性もあります。

選ぶべき選択としては

交感神経が治まるのを待って食事を摂ること
です。
タイミング的に難しければ液体やゼリーなどでもいいので何かしらエネルギーになるものを取り入れましょう！

3．まとめ

運動後に消化吸収が悪いのは

✅交感神経が優位になっているから
✅少し落ち着いてから食事をしよう
✅どんな形でも栄養を摂ろう

運動の効果を最大に引き出すのは食事と
休息ですから、おろそかにならないように
してくださいね！

交感神経が活発になりすぎると腰痛にも影響が…

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