キクチヤス

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最近の記事

Before after

時代のパラダイムシフトが起こっている。 次の時代に生き残るために必要なことは、 未来を予測する必要がある。 仮説検証能力が今まで以上に試される。 より本質を意識する必要がある。 いつの時代も、 表面上のものだけが大きく変化する。 海面は穏やかな日もあれば、 大荒れする日もあるだろう。 しかし、水中深くの深海はいつも変化することがない。 より深く、より本質的な思考が大切だ。 予測される変化 オフライン→オンライン 組織→個人 大都市→地方 お金→健康 不衛生→衛生

    • 卒業式

      今日は、久しぶりにとある卒業式に参列してきた。 この歳になると、 そういった儀式みたいなコトは縁遠いので、新鮮だった。 私自身は卒業式はあまり好きではなかった。 形式的だし、中身が内容に感じられていたから。 ただ、改めて参加して見ると、 悪いものではないなと感じる。 それは、人間は変化するにはきっかけが必要であると 再認識したからだ。 大人になると日々のルーティーンに追われて、 気づけば、変化のない日々になってしまう。 きっかけがないと人は変われない。 変わるコトに

      • 働くために生きるのか、生きるために働くのか

        働くために生きるのか、生きるために働くのか 「手段の目的化」 これは人間が陥りやすい罠である。 人々は、生きていくうちに いつのまにやら、 大事なことを忘れてしまう。 習慣が人を作る。 そして、 いつの間にか、 人の方が習慣に支配されていく。 考えることをやめた時、その瞬間から腐敗は始まる。 それは、自然の摂理であり、宇宙の法則。 なんのために生きていくのか、 それを常に、 問い続けなくてはならない。 必要なものは、本当は多くはない。 必要なものが増えすぎた。

        • 得意なことで生きていく

          私は塾で勉強を教えることがものすごく好きというわけではありませんが、 勉強を教える技術については自信を持っています。 教えるということが好きという教師は、はっきり言って教えることが上手ではありません。 好きなことで生きるということがなぜ難しいのかといえばそれは他者の視点が抜け落ちているからです。 仕事は誰かの役に立たなくては成立しません。 好きと仕事は直接的な関係ではないのです。 得意なことは人の役に立つことが多いですが、 自分の好きなことが必ずしも人の役に立つとは限りま

          塾と学校の違い

          塾と学校の違い 子供たちが勉強を嫌いになるのは、教育システムの欠陥です。 最近、生徒と話をしているとよく思うのは、学校という場所は、生徒の成績をよくすることを第一に考えていないということが、よく伝わってきます。 無意味な宿題、授業に教えていないところから平気でテストをする、内申点をチラつかせて発表を半ば強制させる・・・。 学校の隠された本来の目的というのは、生徒に順位をつけ、ランクづけするということ。 これが今の日本の教育システムの現実です。 そのことにより子供たちに

          塾と学校の違い

          居場所

          人間が人生の中でやることは、7割くらいは 居場所を作るためなんだ。 居場所というのは、 自分がここにいていいんだと安心していられる場所のことだ。 自分はここにいても良いんだと思えるような場所・・・。 「仕事をして、お金を稼ぐ」 「気の合う友達を作る」 「大好きな恋人を作る」 「大切な家族を作る」 「理想の家を買う」 「ふらっと飲みに行く」 「様々なことに興味を持つ」 これらの行動は、 根源的には全て居場所をもとめていることからきている行動なんだ。 逆に言えば、人は居場所さ

          合理的無知と学力

          みなさんは「合理的無知」という言葉をご存知でしょうか。 これは、経済用語なのですが、 子供がなぜ勉強しないのか?について原因を考える時に有用です。 簡単にいうと、「ある一つのことを知ることによって得られるメリットと、 それを知るためにかかるコストを天秤にかけて、コストが多い場合には、 それについては勉強しない」ということです。 このことから考えると当たり前の話ですが、 子供たちは無意識のうちに、 勉強するメリットとそのためのコストを天秤にかけているはずです。 そして、勉強しな

          合理的無知と学力

          WOOPの法則

          目標達成率が2倍になる「WOOP」の法則をご存知だろうか? ニューヨーク大学の心理学教授ガブリエル・エッティンゲンという人が提唱しているこの方法を使えば、何も考えずに目標を設定するよりも、2倍目標達成率が高くなるという。 WOOPとは 願望  wish 成果 outcome 障害 obstacle プラン plan の頭文字をとったものであり、仕事や人間関係、運動、減量など あらゆる目標に応用可能な法則だ。 具体的には、 ①まず、自分の願いや夢をイメージする 志望

          メルカリで毎月3万稼ぐ方法①

          2018年は個人的にメルカリイヤーであった。 最近メルカリにはまっていてそこそこ安定して収益化に成功しているので、その方法について、まとめていきたいと思う。お役にたてれば幸いである。 なぜメルカリが儲かるのか? メルカリとはctocのビジネスモデルであり、その市場は最近とても盛り上がりをみせている。ネットショップで商品を買うということは、売り手の顔が見えず、とても味気ない。リアルの店舗であれば販売員の顔が見えるし、馴染みの販売員からアドバイスをうけることができる。しかし

          メルカリで毎月3万稼ぐ方法①

          非常勤、非正規雇用というネーミング

          最近、午前中は、とある通信高校の非常勤講師、午後は自ら経営する学習塾の運営というダブルワークをエンジョイしている。 その中で気づいたことは、非常勤講師という呼び方だ。 言葉を使っている当人に悪気はないのかもしれないが、使われるこちらからするといい気がしない。 言葉というものは言霊という言葉があるように、文字や音それ自体にも自然と意味を帯びてくる。 そういったことに敏感になると、この言葉に邪悪なエネルギーを感じざるを得ない。 非常勤とは、常勤ではないというニュアンスが

          非常勤、非正規雇用というネーミング

          副業と本業

          副業ブームがくるといわれている。 大企業が、副業を解禁し始めているという話だが、今後この流れは加速していくだろう。 いわゆるパラレルワークこそが次世代のスタンダードとなることは間違いない。 だが、現在の本業と副業のあり方というのは大きく変わっていくだろう。 本業とは、雇われる仕事であり、副業とはその合間にやるものという認識があるからだ。 これは、シングルワークから、パラレルワークへの移行期に特有の現象で本来のパラレルワークとはズレていると思う。 本来のパラレルワークと

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          希望と恐怖 モチベーションの根本原理

          大学受験をするためのエネルギーとはなんだろうか? 昨日、高校生と面談をしていて感じたこと。 先生になりたいという生徒。 しかし、はっきりとした願望というわけではないらしく、やる気が出ないという。 現に数学と英語がボロボロで、はっきり言って絶望的な状況であった。 このままでは、難しいだろう。 モチベーションの源泉には、二つあると思う。 希望か、恐怖か、だ。 そして、一般的に学校や塾では、希望、つまり将来の夢を無理矢理抱かせる。 そして

          希望と恐怖 モチベーションの根本原理

          文章の書き方②

          現実でもとめられる文章とは何か? 現実に大人になって、求められる文章は作文ではない。 日々の感想など、有名人でもない限り、ほとんど興味はないだろう。 ではどういった文章を我々は学ぶ必要があるのだろうか。 それは、以下の3つに集約される。 ①情報を伝える文章 自分の知識を他人に伝達する目的 ②他人を説得する文章 商品などをセールスする目的 ③自分の考えの正しさを証明する文章 自分の意見や主張をデータをもとに証明する目的 これらの文章を書くポイントは、事実を客観的に述

          文章の書き方②

          文章の書き方①

          文章の書き方 文章はうまく書けないからなのか、 文章を書くことはつまらない、怖いという人が多い。 ではなぜ文章がうまく書けないのか、 それは、しっかりと教えてもらったことがないからである。 我々は小さい頃、学校の先生に 「思った通り、心に感じたまま書けば良い」と教えられてきたはずだ。 つまり、具体的なテクニックや書き方の指導を受けてきた記憶は 全くといっていいほどないのである。 さらに、 学校で書く作文と現実の社会で書く文章には大きな違いがある。 学校で

          文章の書き方①

          我慢ではなく、理解する

          勉強でも、ダイエットでもなんでも言えることだが、達成できない人間は、必ず我慢しながらやる。 そして、なんでも達成、実現できる人は決して我慢しない。 子供の頃から、「我慢しなさい」 という毒親の謎の教えが日本では、蔓延してしまっているため、 我慢イコールいい事 のように思われている方もいるかもしれないが、それは全くの間違えで、今すぐに修正することをオススメする。 我慢はストレスだからだ。 我慢できる人間など実際は、存在しない。 ましては、我慢の継続するとなると、病気

          我慢ではなく、理解する

          教育の時代は終わった

          教育という言葉は、 もはや当たり前のように使われているが、 現代の成熟社会ではもはや死語になりつつあると思っている。 私は教育者が嫌いだ。 そもそも、教育という漢字は、 教えて育てる である。 これは、まさしく戦後の高度経済成長期には、正常に機能していたことだ。 とにかく、アメリカ資本主義を真似ることで、急速に発展してきた。 この時期は、情報をインプットするだけで、なんとかなっていた。 だから、情報や知識を人が教えることで、教育が成り立っていたのだ。 しかし、

          教育の時代は終わった