卒業式

今日は、久しぶりにとある卒業式に参列してきた。
この歳になると、
そういった儀式みたいなコトは縁遠いので、新鮮だった。
私自身は卒業式はあまり好きではなかった。

形式的だし、中身が内容に感じられていたから。
ただ、改めて参加して見ると、
悪いものではないなと感じる。

それは、人間は変化するにはきっかけが必要であると
再認識したからだ。

大人になると日々のルーティーンに追われて、
気づけば、変化のない日々になってしまう。

きっかけがないと人は変われない。

変わるコトにはリスクがあるから。
でも、メリットもあることも知っている。

変わらなきゃと思っては見ても、
なかなか自分から変わることって難しい。

だから、儀式が必要なのだ。
理由が必要なのだ。

卒業式は強制的に人を変えさせる。

変化を受け入れた子供たちは、
希望と不安の入り混じった表情を見せる。

そのなんとも言えない表情に、
生き生きとした生命力を感じる。

生きるというコトは、
そういうことなんだな。

ただ日々を送るだけの日常には、
その輝きはない。

我々大人たちは、
自分で儀式を作る必要がある。

きっかけを作る必要がある。
理由が必要なんだ。
理由はなんでもいい。
変わりたいから変わる。

よりよく生きるために、
我々は変化し続けて行かなければいけない。

生きる力を取り戻すために。

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