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思い出し落語 -その4-
2019年ワタシが聴いた落語533席で印象深い高座を振り返ってみようと思います。
柳家喬太郎師の「ハンバーグができるまで」
なぜそれほどまでにキュンとしちゃうものなのか。ニンジンの甘酸っぱい味がする、なんともステキな噺です。
思い出し落語 -その3-
2019年ワタシが聴いた落語533席で印象深い高座を振り返ってみようと思います。
瀧川鯉昇師の「千早ふる」です。
寄席だろうが、ものすごく大きな会場であってもまったくブレない師匠。
初めの沈黙の間合いで笑わなかったことはないです。
とぼけた内容をマジマジと話す師匠は、ステキな噺家さんです。
また来年も聴きたいです。
そして、よいお年をお迎えください。
思い出し落語 -その2-
2019年ワタシが聴いた落語533席で印象深い高座を振り返ってみようと思います。
五街道雲助師の「藁人形」です。
落語って、こんなに上品で美しい世界があるのかと思った高座でした。
ハメモノの三味線との重なりあいに初感動したのを憶えてます。
ワタシの中で、美しい落語といえば雲助師匠。
雲助一門もステキです!
思い出し落語 -その1-
2019年ワタシが聴いた落語533席で印象深い高座を振り返ってみようと思います。
まずは、神田松之丞です。
真景累ヶ淵 宗悦殺しを間近で聴いて素晴らしかった。美しくも儚い。その頃音源でよく聴いていたので、感動がハンパなかった。
終わってから隣りに座っていたジジイが、贅沢な大ネタやったって話しかけてきたのも印象的だったな。
2019年-らくごはワタシの生きる拠り所だった
去年の2018年12月20日に初めて落語を生で聴いた。初老の男性が話しているだけなのに、涙が出てきた。演技が抜群に上手というわけでもない。座布団の上に座って扇子と手拭いだけで、煙草やお箸の表現をする。身振り手振りもそれほど使わない。江戸らしき時代の物語だし、誰が喋ってるだとか、場面が変わっただとか、わからないこともあるが、丁寧に説明はしてくれない。
なのに、なぜ涙が出てくるのかよくわからなかった