「オートミール・バナナブレッド」のレシピ(グルテンフリー/植物性/ノンオイル/砂糖不使用)
スイーツではなくむしろパン♪
このレシピは、以前紹介した玄米粉でつくるバナナブレッドを、粉状にしたオートミールを使ってアレンジしたものです。
Instagramのフォロワーさんより「オートミールで玄米粉を代用できますか?」との質問をいただきまして、同量では代用できないので調整し別レシピに♪
オートミールは燕麦(えんばく)を脱穀し、調理しやすく加工した食品のこと。低カロリーで食物繊維豊富!食後の血糖値が緩やかに上昇する「低GI食品」です。しかも、鉄分・カルシウム・ビタミンB1など、様々な栄養素を豊富に含むヘルシー食材。
またこのレシピではいわゆる“油“を使わず、ピーナッツバター(無糖)で代用することで、軽い食べ心地。でもコクある仕上がり♪
ピーナッツには悪玉コレステロールを減らす太りにくい脂質が含まれているというので、積極的に摂りたい食材のひとつです。
なお使用する甘味料は最小限に、バナナ本来の自然な甘みを活かしているので、毎日の朝ごはんやおやつにぴったり!
スイーツではなくむしろパン
そんな感覚で、日常的に食べてもらえたらうれしいです✴︎
甘いのがお好きな人は、お好みのジャム・クリーム・スプレッドなどを組み合わせて楽しんでもらいたい♪
それでは、レシピです。
材料
16.5 × 7 × 6cmのパウンド型1台分
[ドライ]
⚫︎オーツ粉 100g
⚫︎アーモンドパウダー 60g
⚫︎コーンスターチ(または片栗粉)55g
⚫︎ベーキングパウダー 小さじ1杯(アルミニウムフリー)
⚫︎重曹 小さじ1/2杯
[ウェット]
⚫︎完熟バナナ 正味220g
⚫︎レモン果汁 小さじ1杯
⚫︎ココナッツミルク(缶)100ml
⚫︎メープルシロップ 大さじ2杯
⚫︎バニラエキストラクト 小さじ1 杯
⚫︎自然塩 ひとつまみ
⚫︎無糖ピーナッツバター(スムースタイプ)70g
☑︎オーツ粉は、グルテンフリー仕様のオートミールを、自宅で粉砕して使いました。市販のオーツ粉を使うのもOK!粉砕する場合は、粒子を細かくするほど、食感や切断面など滑らかな焼き上がりになります。
手順
① 下準備
使用するパウンド型へオーブンペーパーを敷く。
ココナッツミルクは、保管温度が低いと中の脂肪分が固まり液体と分離しているので、缶ごと湯煎などし溶かしてから振ってよく混ぜておく。
②粉類の用意
[ドライ]のオートミール粉・アーモンドパウダー・コーンスターチを計量し、ボウルへ入れる。全体にダマがなくなるまでよく混ぜ合わせる。
③液体の材料を用意
別に大きめのボウルを用意する。皮をむいたバナナを入れ、レモン果汁を加える。泡立て器で潰してから、なめらかになるまでよく混ぜる。
次に、ココナッツミルク・メープルシロップ・バニラエキストラクト・塩を加え、よく混ぜ合わせる。
そこへ、無糖ピーナッツバターを加える。泡立て器を使い、ダマがなくなりクリーミーな状態になるまでしっかりかき混ぜる。※乳化させる。
④生地を作る
[ウェット]のボウルへ②で用意した[ドライ]の粉類を加える。粉っぽさがなくなり滑らかになるまでよく混ぜる。
ふたをし15分間生地を休ませる。
※オートミール粉と水分を馴染ませるため
-この間にオーブンを180度にあたためる-
オーブンの予熱が完了し寝かせ時間が終了したら、生地にベーキングパウダーと重曹を加える。泡立て器でぐるぐると、まんべんなくよく混ぜる。
※混ぜている間は生地に空気が入りすぎないようにするとベター。水分と混ざった瞬間から膨らむ反応が始まるので、焼く直前に加えます。その為この後の作業は手早く!
手早く型へ生地を流し入れる。
表面を整えて、作業台へ軽く落とすように数回打ちつけ、生地の中の空気を抜く。
※真ん中に割れ目を作りたい場合は、植物油(分量外)をつけたカードやスパチュラなどで中央へ割れめ用の筋をつけてからオーブンへ入れる。
⑤焼く
180℃で25分、160℃に下げてさらに22分~25分ほど焼く。
※焼き時間はオーブンの種類により差があります。
「竹串を中央へ向かって刺し抜いたとき生地が付いてこない」のが焼き加減の目安です。
焼き上がったら、潰れを防ぐため10cm程の高さから型を調理台へ落とすように打ちつけて、中の余分な水蒸気を抜く。
ケーキクーラへのせ、冷ましてから召し上がれ♪
※なるべくお早めにお召し上がりください。
すぐに食べられない場合は、切り分けて小分けにラップフィルムに包んでからフリーザーバッグへ入れ冷凍保存。食べる前にオーブンで焼き直すとおいしく食べられます。
それでは、また!
玄米粉バージョン
チョコ玄米粉バージョン
バナナ“ケーキ“バージョン
「ケの日の台所」から生まれる
日々の食事を大切に
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