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『かがみの孤城』、3つのおすすめポイント&あらすじ紹介
学校に居場所を失くした少女の前で鏡が光る。
通り抜けると謎の城。
集められた七人に見つかる共通点。
しかし、新たな謎が解けないまま事件は起こる……
(以上は短く一言だけの簡潔版のあらすじ。もう少し詳しい長めのあらすじはこのページの下の方にあります)
小説『かがみの孤城』(辻村深月作)については、すでに、作品論『「かがみの孤城」奇跡のラストの誕生』(2023年1月、彩流社刊)を出版していますが、『
『かがみの孤城』文庫版で削除された一文の意味
小説『かがみの孤城』(辻村深月作)の21年発行のポプラ文庫版では、17年発行の単行本から、喜多嶋先生とこころの初対面シーンでの「それ以降、会話が途切れた」の一文が削除されていることは、『「かがみの孤城」奇跡のラストの誕生』(北村正裕著、23年1月、彩流社刊)でも触れましたが、その一文の削除の意味について、少し、書いておきたいと思います。
まず、『「かがみの孤城」奇跡のラストの誕生』第二章では、次
「伏線回収」より「伏線加筆」、改作の決断が生んだ傑作『かがみの孤城』
『「かがみの孤城」奇跡のラストの誕生』(北村正裕著、2023年1月、彩流社刊)の第一章では、小説『かがみの孤城』(辻村深月作)が、2013年~2014年の「asta*」連載では完結せず最初から書き直した上で連載版とは矛盾さえする当初の想定外の結末を持った物語として生まれ変わって2017年の単行本が出版されたという経緯を紹介しましたが、連載という書き方について、『Another side of 辻村
もっとみる「夕焼け雲」(北村正裕作詞・作曲・歌・絵)
「夕焼け雲」(北村正裕作詞・作曲・歌・絵)
2011年8月25日、御茶ノ水KAKADOでのライブ音源使用。
アルバム「宝石の作り方」収録の音源とは別の音源です。
「まどマギ」「かがみの孤城」と「シンエヴァンゲリオン劇場版」を比較(考察・研究解説本紹介)
『夢の中の第3村-「エヴァンゲリオン」「まどかマギカ」と「かがみの孤城」の芸術論』(北村正裕著、2022年1月、Kindle版電子書籍)は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を含むアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズ(庵野秀明総監督)と『エヴァンゲリオン』の強い影響を受けて生まれたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』(新房昭之総監督)、そして、『まどかマギカ』によって定着したパラレルワールドの考え方を土台
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