のらキタ

定年退職して、野良になりました… 少し時間ができたので、今まで書けなかった猫たちとの思…

のらキタ

定年退職して、野良になりました… 少し時間ができたので、今まで書けなかった猫たちとの思い出や、これまでに出会ったいきものたちのことも思い出せる限り書いてみます あわせて、旅の思い出も、始めました 現在、記憶の棚卸し中です!

マガジン

  • のらねこ日記

    私とわが家の40年にわたる猫との思い出です

最近の記事

のらねこ旅日記≪海外、車の小話≫

≪マンゴーを求めて≫を書いていたら、思い出した車にまつわるお話です。 初めての海外旅行のバリ島で、車で空港からホテルに向かう途中、突然路肩からニワトリさんが飛び出してきて、私と友人Aは思わず悲鳴をあげました。 車はニワトリさんを無事回避したものの、今度は野良犬さんが飛び出してきました。 これも大事にいたりませんでしたが、その後、小さな女の子が飛び出してきました。 急ブレーキで間一髪、女の子にはぶつかりませんでしたが、驚いたのか女の子は尻もちをついて泣き出しました。そ

    • のらねこ旅日記≪日比谷の野音≫

      先日、約10年ぶりに日比谷野外音楽堂のライブへ行きました。 日比谷の野音には、過去片手で足りるぐらいしか行っていませんが、好きなライブ会場です。 公園の中なので木々に囲まれ、いろんな鳥の声とか聞こえ、だんだん日が暮れていく感じも良く、お隣のビルで所々部屋の灯りがついているのを見ると 『今日は残業ですか?』『休日出勤、ご苦労様』とか思います。 会場には昔ながらの売店があり、葦簀の日よけがなつかしい感じです。 缶ビールが売られていて、お客さんたちはビール片手にライブを

      • のらねこ旅日記≪マンゴーを求めて≫

        昔、友人Cとバリ島に行った時のお話です。 初日の夕食のデザートに出たマンゴーがとても美味しくて、翌日もCは 「マンゴーが食べたい!」と騒いでいました。 日中の市内観光では、マンゴーを売っている所はありませんでした。 時々、『白マンゴージュース』なるものを売っているお店がありました。 小ぶりの茶色っぽいマンゴーのような実が飾ってありましたが、ジュースも白くて、本物のマンゴーではないようでした。 ホテルに一旦戻ってから、送迎バスで 外国人向けの高級マーケットに行ってみるこ

        • のらねこ旅日記≪耳が痛い話≫

          私が乗り物酔いしやすいお話は、何度か書いていますが、気圧の変動にも弱く、飛行機で直ぐに耳が詰まります。 (航空性中耳炎と言うそうです) 新幹線のトンネルでもなりますし、高層ビルのエレベーターも然りです。 起きている時は、あくびしたり飲み物を飲んだりして治しますが、酔い止め飲んで寝てしまっていると、耳が痛くて目が覚めます。 こうなると、ちょっとやそっとでは、元には戻りません。 鼻つまんで口を閉じた状態で息を吐く 『耳抜き』を何度かやって、漸く耳の中で『ペコッ』と音がしてちょ

        のらねこ旅日記≪海外、車の小話≫

        マガジン

        • のらねこ日記
          50本

        記事

          のらねこ旅日記≪沖縄ゴハン≫

          今回は沖縄で出会ったゴハンの小話です。 ゴーヤは、シュノーケリングツアーのお弁当で初めて食べました。 玉子とランチョンミートが一緒に炒めてあって、案外いけました。 今でもたまに、このレシピで作ります。 沖縄が初めての友人Hと、本島のリゾートホテルに行った時、夕食にホテル内の沖縄料理の店に入りました。 広いお座敷で、琉球舞踊を見ながら食事ができるお店でしたが、最初私たち2人しかいませんでした。 やがて、もう1組、ご両親と小学生のお姉ちゃんと弟くんファミリーがやってき

          のらねこ旅日記≪沖縄ゴハン≫

          のらねこ旅日記≪福岡、祭りのあと≫

          テレビで博多祇園山笠の映像が流れていました。 雨の中を疾走するその姿は勇壮で 『生で観たら大迫力だろうな』と思いました。 でも、私はこの手の大きな伝統あるお祭りを生で観たことがありません。 観に行きたい気もするのですが、帰りの混雑を考えると、躊躇してしまいます。 そんなことを考えながらテレビを観ていたら、思い出したエピソードがあります。 これもだいぶ昔の話ですが、出張で福岡に行った時、休暇をとって市内観光をしました。 私の父は北九州の生まれで、子供のころ行った

          のらねこ旅日記≪福岡、祭りのあと≫

          サツマニアン・ヘス

          昨年、退職して自由な時間ができた私は、それまでコロナで自粛していたライブ遠征を再開しました。 とはいえ、高齢両親を抱えていて、長く家を空けるのは心配なので、日帰りか1泊2日が限度です。 そして選んだのが鹿児島県日置市で開催された 『OLIVER LAND × THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2023』でした。 サツマニアン・ヘス(フェスがなまってます)は、鹿児島出身のミュージシャンさんが企画して、桜島で開かれていたフェスです。 コロナでの中止

          サツマニアン・ヘス

          淡路夢舞台

          十数年前になりますが、ライブで淡路島に行きました。 神戸三宮駅からツアーバスに乗り、明石海峡大橋を渡り、会場の『淡路夢舞台』に行きました。 その時は『変わったデザインの野外劇場だな』ぐらいの認識でしたが、後で調べたら建築家の安藤忠雄氏の手によるものだったので、あの時もっとよく見ておけばよかったと思いました。 この時のイベントはインディーズ系のバンドさんが集まったフェスだったのですが、雨が降ったり、止んだり、突然晴れたりの、天気が全然読めない状態でした。 野外劇場は

          淡路夢舞台

          のらねこ旅日記≪旅先ひとりご飯≫

          何度か書いていますが、私はお酒が飲めません。 正確には、少しは飲めるものの、すぐに具合が悪くなるし、お酒自体そんなに好きでもないので、最初の乾杯ぐらいで十分。美味しいと思うのは、ビールの最初の1口ぐらいです。 モルディブのホテルのレストランで、サマードレス姿の友人Aはワイン、黒Tシャツで黒ジーンズの私はコーラで食事をとっていると、ウェイターさんが、何やらAに話しかけていました。 「何を話していたの?」と聞くと 「あんたの友達はイスラム教徒か?って聞かれたから、違うっ

          のらねこ旅日記≪旅先ひとりご飯≫

          のらねこ日記いきもの編カルガモ

          梅雨も明けていないのに、連日の猛暑ですが、毎週通っているジムの近くの公園に2羽のカルガモさんがいました。 そこはタワマンが立ち並ぶ、みなとみらい地区にある小さな公園で、噴水などの水場はありません。 ツガイなのか、2羽のカルガモさんは木陰の草むらに座っていました。 いつもなら、そこはハトさんたちのポジションなので 『なんで、こんなところにカモ?』と驚きました。 でも1週間前にここらを歩いていた時に、公園の方へ飛んで行こうとして、手前の道路で車にビビって引き返して行っ

          のらねこ日記いきもの編カルガモ

          のらねこ旅日記≪高知上陸≫

          すっかり遠征が好きになった私は、推しのアーティストさんがライブハウスツアーを行うたびに、行ったことのない県を選ぶようになりました。 その年は高知でのライブに行くことにしました。 今まで四国には行ったことがないのと、幕末好きなので坂本龍馬関連の観光がしたいと思ったからです。 ライブ当日、羽田空港から高知へ向かう便が遅れていました。 四国地方の豪雨のせいでした。 搭乗口前の待合所の端の方で座っていると、同じライブに向かうとみられる 若い女性が、こちら側に歩いてきて 「

          のらねこ旅日記≪高知上陸≫

          のらねこ旅日記≪ロッキン②≫

          1度行って度胸がついた私は、その後5回ひたちなかのロッキンに行きました。 最初の宿泊プランのホテルが残念な感じだったので、2、3回目は日帰りバスツアーにしました。 2回目のときは、ハム焼き近くのDJテントが楽しく、若者に混じって踊ってしまいました。 3回目の時の収穫は、新しく出来た海に近いステージで、当日まだ売り出し中の『星野源さん』を間近で観れたことです。 今ではメインステージに出ていますが、この時は一番遠くの小さいステージで、それでもキャパいっぱいにお客さんが

          のらねこ旅日記≪ロッキン②≫

          のらねこ旅日記≪ロッキン①≫

          すっかり夏フェス好きになった私は、調子に乗って、茨城県ひたちなかで行われるROCK IN JAPAN Fes. に参加しました。 会場の国営ひたち海浜公園は、なかなか交通の便が悪く、ライジングサンのようにオールナイトではないので、 とりあえず、1泊2日の宿泊付きバスツアーに申し込みました。 ホテルは水戸市内のビジネスホテルで、前もって着替えなどの荷物を宅配で送っておきました。 当日は凍らせたスポーツドリンクと水の500mLペットボトルを3本を家から持って行きました。(

          のらねこ旅日記≪ロッキン①≫

          のらねこ旅日記≪雨の野外ライブ≫

          野外のライブに行くようなって、一番悩むことが、雨対策です。 フェスだと長丁場になるので、しっかりした山歩き用の雨合羽上下にしようとか、単独ライブの時は荷物多くしたくないから、ビニール製の合羽でいいかなとか、天気予報をにらみながら、あれこれ考えています。 雨だけなら、まだいいですが雷が発生すると大変です。 山中湖でライブイベントに参加した時のお話です。 ツアーバスで現地入りして、ライブ開演前に会場をぶらぶらしていると、急に風向きが変わり、遠くで雷が鳴りました。よく見

          のらねこ旅日記≪雨の野外ライブ≫

          のらねこ旅日記≪ライジングサン≫

          初めて夏フェスに参加してから2年後、私はまたライジングサンロックフェスティバルに行くことにしました。 今度は、好きなバンドさんが4組出るので、じっくりと観たいし、ついでに旭山動物園にも行ってみたいと思いました。 なので3泊4日で札幌にホテルをとって、行きは札幌着、帰りは旭川発で旅行計画を立てました。 1日目、会場は生憎の雨でした。 おまけに気温も低く、雨宿りできる場所も少ないので、雨の中私は雨カッパ姿で暖かい汁そばを立ち食いしました。 雨が入るので汁そばは、あっという

          のらねこ旅日記≪ライジングサン≫

          のらねこ旅日記≪石狩→大阪≫

          お気に入りのバンドが増えてきた私は 『好きなバンドやちょっと気になるアーティストさんを、まとめて観ることができる』という理由で、夏フェスに参加しようと考えました。 そして初めて参加した夏フェスが 『ライジングサンロックフェスティバル in Ezo』でした。 このフェスは、8月に2日間、石狩の埠頭の空き地で開かれるのですが、会場内でテントが張れてキャンプができ、2日目はオールナイトでした。 観たいアーティストさんが2日目に固まっていたので、私は0泊2日の弾丸ツアーに申込みま

          のらねこ旅日記≪石狩→大阪≫