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のらねこ旅日記≪ロッキン①≫

  すっかり夏フェス好きになった私は、調子に乗って、茨城県ひたちなかで行われるROCK IN JAPAN Fes. に参加しました。
会場の国営ひたち海浜公園は、なかなか交通の便が悪く、ライジングサンのようにオールナイトではないので、
とりあえず、1泊2日の宿泊付きバスツアーに申し込みました。
ホテルは水戸市内のビジネスホテルで、前もって着替えなどの荷物を宅配で送っておきました。
  当日は凍らせたスポーツドリンクと水の500mLペットボトルを3本を家から持って行きました。(会場で買うと高い)
  6時に横浜駅に集合でしたが、参加者の大行列に驚きました。
やはり若者中心でしたが、たまに同年代ぐらいの人もいて、少しほっとしました。
途中1回の休憩をとって、約4時間かけて、国営ひたち海浜公園に到着しました。
  会場入りした私が、マップを確認して真っ先に向かったのは、ロッキン名物の『ハム焼き』でした。
茨城県の五浦ハムさんの手作りハムの串焼きで、雑誌の記事で知りました。
常に人気で大行列と書いてあったので、昼前のこの時間ならまだ混んでないだろうと踏んだのです。
  で、行ってみると、それでも30人位はならんでいました。
このエリアは、地元の農協さんや漁協さんが飲食店をやっていて、若いお客さんたちが、藁に包まれた水戸納豆ご飯を食べていました。
テントの場所取りのため(先着順)、車で早朝からやって来て、開場待っている人たちが多くいるそうで
『あぁ、朝ごはんだから納豆なのね』と勝手に納得しました。
ならんで買ったハム焼きは思ったよりも、ボリューミーで噛みごたえがあり塩気が強く、美味でした。
『これは、絶対ビールだな!』と思いました。(飲めませんが)
  この日は、絶対に観たい!アーティストさんは特にいなかったので、明日のための様子見で広い会場内をうろうろしていました。
しかし、聞いてはいましたが、予想以上に会場が広い!人が多い!
メインステージから一番手離れたサブステージまで徒歩で15分かかります。
そのため公園内の遊園地のトロッコ列車(線路なしで走れる)が有料でシャトルバス代わりをしていました。
最初は『これしきの距離にお金を払うのは…』と、乗りませんでしたが、何往復かして疲れたので、最後に1回乗ってしまいました。
  この日は晴天で気温も上昇、持って来たペットボトルは全て飲み干し、現地で更に2本購入し、1日で2.5L飲みました。
それでも、この会場のいいところは、森があり、木陰で休むことができるのと、遊園地エリアのベンチに座れるところです。
  塩分補給のため、夕方もう一度ハム焼きを食べて、終演少し前にバス乗場へ向かいました。バス列にならんでいると、背後で閉会の花火が上がりました。
  水戸駅近くのビジネスホテルは、古くて狭かったのですが、宿泊プランのホテルは自分では選べなかったので、仕方がありません。
明日に備えてシャワーを浴びて、さっさと寝ました。
  翌朝、朝食は取らずに、いらない荷物をまとめてバッグごと宅配で自宅に送る手配をしてから、ホテルを出ました。
  そしてツアーバスにピックアップされて、2日目の会場に向かいました。
この日は、『永ちゃん』が大トリで出演するため、永ちゃんファンの皆さんが大挙して押し寄せていました。
駐車場には『○○矢沢連合』といったのぼりがたった車が停まっていて、会場内は、永ちゃんのコスプレをした人たちが練り歩いていました。
強面のファンの方も多かったのですが、無邪気な一般の若者たちは
『すみません、一緒に写真撮らせてください』と、コスプレ永ちゃんと楽しそうに記念撮影をしていました。
永ちゃんファンさんたちも、YAZAWAタオルを広げてポーズを決めていて、楽しそうでした。
  昨日ほどではなかったですが、やはり暑かったので、私は頑張って水分補給しながら、お目当てのアーティストさんを見て回りました。
  新人バンドばかりを集めたステージでは、前にラジオ局のイベントで見た新人バンドさんが演奏していて
『まぁ、こんなところに出れて、頑張っているのねぇ』と、ほとんど母親気分で見守りました。
  今回のお目当てバンドさんは、サブステージのトリでした。
メインステージの永ちゃんとは、少し時間がかぶっていました。
最後の曲が終わると、ボーカルさんが
「永ちゃんへ走れ~!」と叫びました。
  でも、私は混雑を避けるためメインステージには行かずに出口に向かい、横浜行きのツアーバスに乗りました。
閉会の花火を見ずに出発しましたが、
途中、バスの窓から水戸のお祭りの花火が見えました。
帰りは休憩なしの約3時間で横浜に到着時し、私の初めてのロッキンは無事に終わりました。


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