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Kiseki.Na
2022年2月8日 10:20
少し時期をはずしましたが前回に引き続き「クリスマス前夜」の写真です。 「モノクロフィルムで夜の写真がどこまで撮れるのか」の、自信がなかったのですが一応、撮っていたんです^^三脚も使わずに撮ってますのでやっぱりぶれちゃいますね。でもですね、モータードライブも付けてますのでカメラ自体が結構大きくなっちゃってるんです。なので街中で撮るのはちょっと恥ずかしいんですよ^^;でも
2021年12月27日 10:21
クリスマスナイトです!夜の風景を撮るのは怖いんですよね。現像するまで結果が見えないですから。まぁ、それもフィルムの醍醐味です。今回はとある地方都市のクリスマス前夜の風景です。ファッションは関係ありません^^X’mas Night 愛をいっぱい込めて♪お友達の革小物ショップ♪
2021年9月27日 09:57
現実と非日常あくまで個人的な考えですが「ファッション」はいわゆる「芸術」とは違うと思います。あえてこんな風な言い方をしますけど 「そんな高尚なものではないだろう」と、ずっと思っています。テクニカルな見方からもそう思うんですがここでは少し概念的な話を^^ファッションのムズカシイ所は実際に扱う「服」と言うものとそれに付随する「付加価値」みたいなものが距離を置いて存在する現
2021年11月24日 14:42
今回は写真の事を少し。以前も書きましたがファッション企画を立てるに際してその内容に奥行きを持たす目的で服のデザイン以外の例えば「場所」であるとか「シチュエーション」であるとかをある程度設定して世界観を作っています。その時の資料として使うため写真を撮ったりしてるんです。まぁ、八割がた「言いワケ」ですけどね。ほとんど趣味、と言うか遊びです^^普段はモノクロフィルムを使って
2021年11月5日 14:16
なんだか今年も「秋」を感じられる時間が少なかったような気がします。10月の後半でも日がさしていれば半袖でも十分過ごせましたし天気が悪かったりすると「もう冬なのか?」と思うくらい寒かったりしましたからね。ファッション業界の人間からすればついこの間までTシャツが売れていたのに今はもう重衣料が売れ筋か!って感じです^^;ファッションの企画は、やはり今でも基本的には季節ごとにア
2021年9月7日 09:27
Tシャツ!!20年以上ファッションの世界に棲んでいるのですが実はワタクシ・・・自分の服を縫ったり持ってる服をリメイクしたりすることは全くありませんでした!なにせ取れたボタンをつけなおすことさえ自分ではやりませんでした。いや、当然仕事ならやりますよ!!もともと婦人が専門のパタンナーですからメンズ物を作ることに興味がないと言いますかはっきり言って 「買った方が安い!
2021年7月20日 13:56
創られていく世界Kiseki.Naと言うブランドを作り少しずつアイテム数を増やしていきました。メインマテリアルを麻にした比較的プレーンなデザインの服を展開しています。その世界観も、いわゆる ナチュラルカントリーみたいなテイストでした。曲がりなりにも展示イベントを開いたりしながら世界観を広げてきましたが「明日に吹く風」の展開をご覧いただいてもお分かりの通りそのデザイ
2021年6月23日 09:42
デザインあれこれファッションにお詳しい方は「立体裁断」と言う言葉をご存じだと思います。ただ、一パタンナーから見てみますとその言葉、かなり誤解されているのではないかと感じることも少なくないのですが・・・。その事自体はまたいずれ書くと思いますが今回は少し違う話です。以前も書きましたが現在の服の市場ではあまり込み入ったデザインのものが支持されないような風潮があるように思います。そ
2021年5月25日 09:41
仕事で服を作っていますとなんと申しますか「一般的に流通されている服」に慣れすぎてしまいまして 「面白い服を作りたい!」と、言うある種の初々しいモチベーションを忘れてしまいそうになります。私だけかな?何度かこの連載でも書いていますが現状ではあまり「込み入ったデザイン」が市場で好まれない傾向があると思うんです。なのでビジネスとして服を作るとなるとどうしてもデザイナーの創造性
2021年5月14日 15:39
あくまで私の肌感覚なんですけど現今の服のデザインはかなりベーシックな物の方に傾いていると思います。各種メディアで目にする有名人の方々は以前と左程変わらずデザイン性の高い服をお召しですがこれが一般市場になりますと話が変わります。あまり「特徴的なデザイン」が歓迎されないような風潮にあるように思います。おそらく営業職や小売りの立場からは 「売りづらい商品」と、言う事になって
2021年4月14日 11:08
昨今はファッション業界において本当に「トレンド」と言う言葉を聞かなくなりました。30年ほど前などはその時売られているファッション関係の雑誌の表紙の人物が着ている服の色が概ねトレンドカラーだと言われたりしていました。社会そのものが高度に情報化され且つその情報の流れが双方向になった結果かつてのようにファッション業界やアパレルメーカー自体が 「流行を作り出す」なんて事が出
2021年4月5日 14:51
服をデザインして行く上での「企画」の役割はいわば「枷をはめる」と言う事だと思うんです。少なくとも私が若いころはそうであったと記憶しています。多少、言いにくくはありますが昨今の市場を見る限りテーマや世界観を優先すると言うよりは 「売れ筋のものと類似、もしくはその延長上のもの」と、言うような発意に基づいた服作りのものが多いように感じてしまいます、個人的には。極端な言い方を
2021年3月23日 21:27
物を作る上でその背景となる「世界観」を構築すると言う事がなかなか難しいのはことファッションに限った話でもないんでしょう。前回の稿でも少し触れましたがかつてはファッションの世界ではやや、持って回った言い方をすると 「デザイナー個人の創造性に依拠した世界観」を、表現する事でブランドを成り立たせることが出来ていたんだろうと思います。でもですね、今はその事がそう簡単ではなくなっ
2021年3月11日 11:10
大雑把な言い方をご容赦もらえればファッションブランドの成り立ちみたいなものは大きく分けて二通りあると思うんですよ。デザイナーさんの世界観そのものを具現化したようないわゆるDCブランド(古い言葉ですねぇw)みたいなブランドとターゲットになる「お客さん」の志向に合わせたデザインの服を提供する、と言う実生活のニーズに沿ったような方向性のブランドの2つです。今回、私たちに求められたものは