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空を眺めるという贅沢。

青空って、眺めているだけでスッキリとした気持ちになれますよね。
日頃から暇があればスマホなどを触ってたり、うつむいている時間が多い生活スタイルを送っているからなのでしょうか。
ふっと顔を上げた時、一面に広がる青空を見ると、思わず感嘆の声が漏れてしまいます。

青空の綺麗さを身に染みて感じる時とは、
たとえば自転車をこいでる瞬間などでしょうか。

爽やかな風を全身に受けながら青空を仰ぎ見ると、
まるで鳥になったかのような錯覚に陥ります。

青空ってふしぎですよね。
最近よく空を見ることが増えたから気付いたのですが、
季節によって色が変わって見えるのです。

春なら薄青、夏なら紺、秋なら水色、冬なら天色といった感じです。

実はこれって青の色が変わっているのではなく、
光の高度の違いによるものらしいです。

レイリー散乱と呼ばれるもので、
条件の違いによって同じ空でも色が異なって見えるのだそうです。
詳しくないので上手く説明はできませんが、
日中の色の変化にも、このレイリー散乱が関係しているそうです。

夏の空の色が濃い青なのは、大気中の水蒸気が一番濃い時期からで、
冬の空が薄い水色なのは、大気中の水蒸気が一番薄い時期だからなんですって。
たったそれだけの違いで、あんなに色が変わるだなんて、とっても面白いですね。

青空だけではありません。
冬にイルミネーションや星空が一番綺麗に見えるのも、
水蒸気の違いによるものなんです。

確かに夏の空気は濃厚だけど、冬の空気は澄んでいますしね。

そこで私、ちょっと考えたことがあります。
青空を毎日少しずつ、写真に撮ってみたらどうだろうか?と。

青空のグラデーションの変化を記録として残しておけば、
より楽しい気付きを得られるのではないかと。

空の青色の変化だけではありません。
何気なく通り過ぎているように見える雲にだって、
四季折々にバリエーションがあります。
それらを見逃して忙しなく毎日を過ごすのは、どこか勿体ないと思います。

今はなんとなく、ふと顔を上げて空を見るのも贅沢な傾向にあるのではないでしょうか。
街中でも電車の中でも、みんな手の中の物や足元ばかり見るのに夢中で、
ただ空を見上げる時間を作るだけでも、こうなかなか難しい時代になって来たなと。

晴れた空を見上げると、心が軽くなるような気がします。
多分それはきっと、私だけではありません。

青という色はそれ自体に、ストレスを軽減させる効果があると言われています。
それだけでなく、空を眺めるという行為自体に、ストレスに強くなる効果があるとも言われているそうです。

ウソか本当かは知りません。
けれど眺めていて心弾む気持ちになるのは確かです。

束の間でもいいのです。
スマホや足元から目を話して、空をゆっくり見上げる時間を作ってみませんか?

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