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発達障害周辺の話

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#発達障害

おすすめ受診ができない不文律について。日記。

 久々に発達障害について書くから些か萎縮しているきらいがある。確かな情報源も持たないからこその不安なのか所謂白黒思考()なのかも定かにできない。

 発達障害から派生するホットワードの1つに遺伝があげられるのではないかと思う。かくいう私も診断がおりた時に家庭内に限って考えれば「自分がそうなら明らかに彼は...」と思える人間がすぐに3人思い当たった。

 しかし残念な事にある程度の損害を周囲に与えな

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家庭内の思想と不登校

 発達障害児が不登校気味なのは恐らくよくある事で、症状(無気力、慢性疲労、フラッシュバック、昼夜逆転、過集中、etc)的な要因と一般的な要因が見られると思われる。

 体験を軸に書くなら症状の軽重は薬でコントロールできても一般要因は病院に幾度行こうが手が入れられる事はない。ここで言う一般要因の1つである家庭内の思想について今回は少々紐解きたい。

 よくやりがちなのは不登校気味な段階で保護者なり兄

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自助と学問的な話。日記

 私は発達障害の不得意をカバーしてもらう為に幾つかサービスを出費を惜しみつつ利用している。通院も含めた提供されるサービスの中でよく軽率に「自立」について諭される事がある。やれ8050(ハチマルゴーマル)問題だの収入の額面だの生活面での多くをそれはもう丹念に。

 それらの話を聞いていて、発達障害者の自立と労賃の額が関連性の有る社会問題なのだとしたら一体当事者に何が出来ると夢見ているのか気になって仕

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幾つか分ける話

 ツイッターでとある精神科医が占いと受診料を比べてくつくつ書いてあったのを見て少しだけ考えた事を乱雑に残す。

 精神科にお世話になっていて思うのは下手に受診時間を削って薬を出すという一見内科辺りに回した方がマシに思えるような対応をされると、心情が無視された心地になると言うことだ。恐らく主張としては「様々な制約の中で対応しているから仕方ない」となるのだろうが、それならそれでその食い違いの説明にチラ

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