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久々の「あつ森」で大騒ぎした話
私には、少ないながらも、長くお付き合いのある友人がいる。
それぞれ、住んでいる場所も年齢も性別も性格もバラバラだが、私のような飽き性で、腐ったオタクと仲良くしてくれるのだから、本当にありがたい存在だ。心から尊敬している方々ばかりだ。
そんな長年の友のひとり、Aさんが最近、Xであつ森について呟いていた。私はすっかりご無沙汰になっていて、自分の島がずっと気になっていたが、なかなかゲームを立ち上げられ
メギドと私と、時々VTuberさん
2022年12月7日。
私は約2年…いや1年半ぶりくらいだろうか、かなり緊張しながら、スマホ画面の、久しく触っていなかった「メギド72」アイコンをクリックした。
ツイッターなど周年のお祝いで盛り上がるなか、せっかくだから、この勢いに私も乗ってみたくなったのだ。一緒に楽しみたかったからだ。ひどく単純で、安易な理由。けれどそれは私にとって、放置に等しかったメギド72に復帰する、十分な理由でもあった。
大人の、大人による、大人のための「読書感想文アンソロジー」
このnoteを書き始めるきっかけにもなった、様々な試みで楽しませて頂いている、比呂ころくさんが、最近、素敵なアンソロジーを発行した。「令和4年度 読書感想文アンソロジー」である。とても魅力的な企画で、私も執筆者として参加したかったが、変な照れがあり、心残りはあれど、純粋な読者として拝読できたので、それはそれで良かったのかもしれないと思っている。本当に待ち遠しかった一冊だ。
読書感想文と聞くと、学
私が毎日の飲酒をやめた訳
私はお酒が好きだ。今では色々あって、滅多に飲まないが、気分のいい日、ちょこっとだけ飲む時がある。
出身が新潟だから、ということはあまり関係ないと思うが、今では考えられないことに、私は子供の頃、まれに父親の晩酌のお供をしていたらしい。2歳か3歳ですでに、母の話では、父がビールを飲ませることがあり、危惧した祖母が、ビールの代わりにと麦茶を渡したら、私はぐいっと飲み干し、「おちゃでしたー」と呑気に言っ
漫画家になりたかった子供は夢ばかりみる②
最近、絵を描きたくなっている。
もう20年以上、なにもしてなかったくせに、近ごろのお絵描きソフトは高性能のようだから、私もイラストが描けるんじゃないかと、妙な勘違いをしているのだ。
無茶である。無謀である。夏に買ったばかりのパソコンは、動画を見たり、ちょっとしたゲームをするには問題ないが、画像を扱うにはスペックが低い。そもそも私は、途中で放り投げたこともあり、人物すらまともに描けない。というか、人
依存するもの、されるもの
私は『共依存』のカップリングが好きだ。大好物だ。
特に、一見すると依存してる側が、実は依存されている側の唯一無二の支えになっていて、より危険かつ切実な想いを相手に抱えていると、興奮して、それらしきシーンを何度も読み返してしまう。ささいなことでいいのだ。返事がなかなか返ってこないスマホをじっとみつめているとか。相手が眠ってから、そっと布団をかけ直してあげるとか。色恋のシーンでなくてもいい。むしろ、そ
私をコミケに連れてって②
10代の頃、憧れだったコミケに、就職してからは気兼ねなく行けるようになり、私はとても幸せだった。仕事がしんどくても、安月給で日々が質素でも、年に2回はボーナスを頂けたので、コミケ用のお小遣いを分けて取っておき、少しお洒落して、会場に行く日が楽しみで仕方なかった。
ここずっと同人イベントにも参加していないので、現状どうなのか分からないが、当時は、最も規模の大きいコミケが年2回とは別に、他社開催の、
私をコミケに連れてって
まだ「腐女子」「BL」という言葉がなかった頃、私はオタクの世界を知った。16歳になったばかりだった。きっかけは、友人が持ってきた、とある作品の同人アンソロジーで、商業誌と同じような扱いで店舗にて売っていたものだ。
「明良には、まだ早いかなぁ」
なんて茶化されながら、友人が見守る中で読んだそれは、確かに衝撃的で刺激的だった。別に激しい絡みが掲載されていた訳では無い。せいぜい男の子同士のキスシーンだ
今まであった、不思議な出来事②
【注意】
この記事は、平成に起こった、某地下鉄での無差別テロ事件について触れています。
名称などあえて書きませんが、事件によりなんらかの心身の不調があり、今もつらい方には、もしかしたら当時を思い出してしまうかもしれず、おすすめできないかもしれません。ご留意ください。
この話は、親も友人にも話をしたことがある。
とある有名な事件があった日の出来事だが、はっきりとは書かない。おそらく、読んで頂ければ
今までにあった、不思議な出来事
私の両親は、あまり奇跡だの運だの信仰だのに興味がない。流行りの占い師さんなどがテレビに登場すれば、「あの人に占って欲しいわあ」などと気になる様子をみせるが、だからといってその手のものを信じているかといえば、甚だあやしい。昔から、「やってみてどうなるかなんて、やらなきゃ分からない」と、現実的な発想をする親だからだ。
そんな両親、特に母親は、幼少期から私の小さな運の良さに、「あんたは強運や、きっとご
同性と1週間お付き合いしたこと
皆さんは、自分の性愛について、考え込んだり、迷ったりしたことはあるだろうか。
おそらくだが、年頃になれば異性愛に目覚め、「この人いいな」とか「素敵だな」といった恋心を自覚し、両思いになったり、あるいは振られたりするのではないだろうか。それはきっと自然で、自由なのだろう。
だが私の場合、少し違った。なにかがおかしかった。
学生時代、ほんのり好きなのかな、と思う男の子はいた。当時はそれが恋だと思って