Mizuki.N

1986年生まれ。25歳で結婚、30歳前後で不妊治療するも授からず断念。35歳の時境界…

Mizuki.N

1986年生まれ。25歳で結婚、30歳前後で不妊治療するも授からず断念。35歳の時境界線悪性腫瘍のため右卵巣摘出。手術の翌月どういうわけか自然妊娠。 2022年長女を出産。 2023年次女を出産。 エレベーターなし3階にて限界年子育児奮闘中。

最近の記事

成長への葛藤

大した話ではないが、娘たちの成長を見ていると「このままでいて欲しい」と「早く大きくなって欲しい」の思いが入り乱れる時がある。 長女が生まれて2年。まだまだ育児歴浅いペーペーだが一応2年分の子供の成長は見てきた。 育児って本当に可愛いと大変が常に入り混じる。 可愛いと思った矢先に言うこと聞かず大泣きして疲弊、子憎たらしいと思った矢先に最高の可愛いを出してきたりする。 このままでいて欲しいくらい可愛いと思ったり、もう!早くできるようになって!と成長を急かしたく時もある。 長

    • あまり大きな声では言えないが・・・

      友人の子供にはそこまで興味がない。 子供のこと自体は可愛いと思う。子供らしい可愛い仕草やものの言い方などは全子供に対して可愛いと思うし、話をする機会があればコミュニケーションを楽しいと感じることもある。 ではどういうことか。 例えばだ、大人になって学生時代の友人たちと集まる話が浮上したとする。そしたら当然子供たちは置いてきて欲しい。 「◯◯の子供に会いたい」という感情は別に湧かない。私が会いたいのは友人だ。 自分が比較的子供を授かったのが遅い方だったので既に子供を持ってい

      • 年子姉妹への期待と不安

        「年子姉妹ってどうですか?」 姉妹を持つ知人、特に年子の場合にはついこう尋ねてしまうのがここ最近の私だ。 なぜなら我が家の娘二人が1歳7ヶ月差で1学年違いの年子姉妹だからだ。 親としてもう夢のように仲良く、花のように可憐で、マーニャとミネアのように街でも評判な姉妹になって欲しいものだが、実際どうなのだろうか。そんな寝言は寝てから言えという感じだろうか。 私自身は7つ上に兄、5つ上に姉を持つさんきょうだいの末っ子である。上2人とは喧嘩をしたという記憶はほとんどない。小さい頃

        • 里帰り

          連続投稿を目指していたけど週末の帰省であっさり挫折。 日数をタイトルに入れるのは、続けられているうちはモチベーションをあげるのに効果的だが、いざ途切れると「もう続けても意味ない・・」とやる気を削ぐ理由にもなり得るので厄介だ。 こういうところには完璧主義な面があるのでまんまと挫折しかけたが頑張って適当になってシレッと日数カウント外して再開することにした。 週末は夫の実家のある埼玉に帰省した。 長女にとっては去年の夏以来、次女にとっては初の田舎のおじいちゃんおばあちゃん家だ。

        成長への葛藤

          投稿7日目【寝かしつけスパイラル】

          現在長女2歳0ヶ月、次女0歳5ヶ月。 我が家は家族4人、皆同じ部屋で寝ている。 次女を出産して2ヶ月ほどは次女の夜泣きを懸念して夫と長女、私と次女のペアで別の部屋で寝ていたのだが、次女が割とまとまって寝ていられるようになったのと色々な都合で全員同室になった。 次女は割と睡眠上手で(なかなかすぐに駆けつけてあげられないので諦めもあるのかもしれないけど)20時前後にミルクを飲んだらベビーベッドですんなり入眠し、0時くらいに夢現の状態で起こしてオムツ替えとミルクをあげるとミルク

          投稿7日目【寝かしつけスパイラル】

          投稿6日目【マジシャン】

          緑の多い街に住んでいる。 緑の多いところがこの街の魅力でありそして私自身この街が好きな理由のひとつだ。 緑が多い環境の良い点は空気が気持ち良く、視覚的に癒され、風が光っているように感じられ、香りも清涼であることだ。 一方で悪い面もある。(ちなみに良い面も悪い面ももちろん主観である) それは「虫」の存在だ。 我が家は緑に囲まれた低層のマンションである。(しかもエレベーターなし。育児辛い。) 引っ越しの日は6月。ジメジメした季節、新しい住まいに胸躍らせる我々夫婦に思わぬ来客が

          投稿6日目【マジシャン】

          投稿5日目【長女のイヤイヤ期】

          ちょうど2歳の誕生日、それはいつも通り着替えのためにふざけて逃げる長女を追いかけている時だった。壁に追い詰められた長女からついに発せられたこの言葉。 「いやだ」 出たー!というか想像していたのは「イヤ!」だったのでこの子は「イヤだ」派なんだということに少しの驚きもあった。 というわけで我が家にも無事(?)訪れた長女のイヤイヤ期。 今までは泣いたり身をよじったりするのを「はいはいイヤだよね〜ごめんよ〜」と強行突破していたのだが、なんだろう真っ直ぐの眼差しとはっきりとした言

          投稿5日目【長女のイヤイヤ期】

          投稿4日目【兄との対話】

          兄と私は全く違うタイプだ。 人との摩擦を避け、調和を良しとし、人とのバランスをとることが得意、というか自然とそういうふうに振る舞ってしまう私に対し兄は自分の意見をはっきりと伝え相手のことでわからないことがあればとことん追求してくる。 決して喧嘩腰になるわけでもなくこちらを批判や否定をするわけでもないのだが、キラキラした目で「何が好き?」「なんで好きなの?」「それじゃないといけない理由は?」という質問を重ねてくるのだ。 普段なら「なんとなく好き」で済むようなことが兄となるとそう

          投稿4日目【兄との対話】

          投稿3日目【仲間】

          私の住んでいるところは過疎化が進む昭和のマンモス団地だ。 生まれ育ったこの街は自然が多く、家族も知り合いもたくさんいる。結婚してもこの街で子育てがしたいと希望して家を買った。 現時点での生活になんら不満はないけども街の高齢化、そして少子化は他人事ではない。 街で遭遇するのは若者よりも高齢者が圧倒的に多い。日中バスに乗れば老人ホームの送迎バスに間違えて乗車してしまったのかと思うくらい自分以外が高齢者。かつて本屋花屋お肉屋酒屋豆腐屋手芸屋CDショップ靴屋服屋などが軒を連ねた商店

          投稿3日目【仲間】

          投稿2日目【春のある日】

          リハビリ二日目であるが、書くテーマを決めあぐねいている。 日記みたいなものになりそうだが、せっかく続けるなら子供の成長記録にしようか。というかその時書きたいと思ったものでいいか・・。 今日は長女(2歳0ヶ月)と次女(0歳5ヶ月)、どちらも大きな成長が見られた日だった。 まず長女。 彼女が8ヶ月の頃、何か新しいおもちゃを探していた私は何を思ってか対象年齢4歳くらいの「ビジーボード」といって色々な種類の留め具(ボタンやファスナー、紐通しなど)がついたおもちゃを購入した。 指先

          投稿2日目【春のある日】

          リハビリ開始

          自分は書くことが好きだと思っていた。 文章の才能もあると思っていた。(家族も褒めてくれたし、雑誌の投稿にも一回載ったし) じっとしていても書きたいことは溢れ出るものだと思っていた。 ところがどうだ、いくら育児中とはいえ時間を作ろうと思えばできないことはないのに全く書かないまま1年が過ぎ気付けば2児の母に。。 今日から見せるためではなくトレーニングと思って黙々と書き出す練習をしてみよう。 完璧を目指さないことも大事。 書けない日もあるだろうし何にも思い浮かばないこともあるだろ

          リハビリ開始

          2102:不妊治療再開どころか腫瘍見つかる②

          診察の日がやってきた。 不妊治療に特化したこの婦人科クリニックにやってきたのは約3年振りだ。 待ち時間が長いのは相変わらずである。当時私と同時期に通っていた人たちのどのくらいが妊娠に至って、どのくらいが今も通い続けているのか。。いずれにしてもいつもここは待合室の椅子が埋まるくらい人がたくさん待っている。 以前と同じS先生が担当してくれた。当時から夫と「ロボットのような先生だよね」と笑いのタネになっていた先生である。一方で「ロボットのよう」にならざるを得ないのも理解ができる。

          2102:不妊治療再開どころか腫瘍見つかる②

          【日記】育休で感じる罪悪感を払拭せよ

          3ヶ月の娘は最近起きている時間が増えてきた。夜はまとまって寝てくれるのはありがたいものの、オムツを交換し授乳を終えた娘にヒットする遊びはまだ多くはない。 ・プーさんのメリー ・バウンサー ・母(私)の変顔 ・絵本 どれも数十分で飽きを迎える。 そして泣き始める娘。ここからは抱っこ以外に娘の落ち着きを取り戻す手段を私は知らない。 30分ほど抱っこしていると娘はウトウトと目を瞑る。これで寝たと思うのは素人である。この段階ではまだ狸寝入りの域を出ていない。 ここでベッドに移動し

          【日記】育休で感じる罪悪感を払拭せよ

          2102:不妊治療再開どころか腫瘍見つかる①

          2021年2月の上旬。 休日のある日、お気に入りのカフェで私はひとり手書きのノートと対峙していた。 このままでいいのかな。やりたいことってなんだろう。何かはじめようかな。そもそも私って何が好きなんだろう。 私の場合2ヶ月に1度くらいのペースでこの「現状を打破して何か新しいことを始めたくなる」病がやってくる。 自己啓発本は読みすぎて、もう新しい本はいいから一個でも実行してみろという感じだし(朝5時起きとか、ネガティブなこと言う友人とは距離をおけとか、瞑想とか読書とか感情を書

          2102:不妊治療再開どころか腫瘍見つかる①

          【自己紹介】

          今まであまり考えてこなかったが自己紹介を兼ねて己のことを考えてみた。 1986年生まれ 3人兄妹の末っ子 札幌出身横浜育ち 大学では心理学を学び、テコンドー部でスポーツに励みつつ夫に出会う 車の販売店に就職、退職して不妊治療に専念するためパート勤務、再度英語教育の業界に就職 25で結婚 35で第一子出産 現在育休中 ■趣味(一番好きなもの) ・読書  (吉川英治の三国志) ・テレビゲーム  (ドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズ) ・アニメ  (機動戦

          【自己紹介】

          書くことにした

          書くことにした。自分のこと。自分が経験したこと。感じたこと。忘れたくないこと。 試してみることにした。書くことが好きだと感じた自分を。誰かの目につくかもしれないこの場所で。 結婚。不妊治療。出産。育児。女性疾患。海外旅行。働くこと。 はじめのいーっぽ。

          書くことにした