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日々の小さなことば達

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日々の感覚を、ことばにしてみたら。エッセイと詩です。
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記事一覧

言葉にならない今を、言葉にするなら

言葉を、どんな時も、大切にして生きてきたような気がする。 仕事も、プライベートも関係なく…

会う口実を失ってしまった、小さな別れたち

生きていると、小さな別れが沢山あるなと感じる。大恋愛の末の、失恋だとか。死別だとか。そう…

いつかは、君を忘れる

高校生くらいまでは、年上の昔話を聞くのが、あんまり好きではなかった。というか、興味を持っ…

五風十雨

ここ数日、胸を痛めるニュースが、いくつか重なった。車の中で、聞こえてきた言葉が、自分にま…

文字の上だけじゃ、生きていけない

昔から、私はSNS中毒だと思う。小学4年生くらいで、ネット上でコミュニケーションが取れるアバ…

本屋で、定点観測したい

最近、カレンダーの予定が埋まっていないことが、楽しくて、楽しくて、仕方がない。むしろ、予…

変わらないもの

変わってないのに、「変わったね」と言われるのは、あまり嬉しくない。逆に、変わったのに、「変わってないね」と言われるのも、しっくりこない。 コロナと共に過ごした2年、多くのものは、大きく、変わった。オンラインでの授業や会議、移動や娯楽の制限。変わってしまったことが「当たり前」になると、つい忘れかけてしまうのだが、生活は、いつも、前へと進もうとしている。 その中で今日、変わらないものを見た。それは、大きな花火だった。 街の中心部から離れた大自然の中、空に溶けた、ひとつのステ

その一片に、なれたなら

今日は、とても「当たり前」のことを、書こうと思う。誰が聞いたって、そりゃそうだろうね、と…

そしてまた、同じ街と出会う

この世は、「百聞は一見に如かず」すぎる。地方の高校を出て、東京の大学に進学した私。この3…

「生きてるだけで、えらい」が、少しだけ分かるようになった

「生きてるだけで、えらい!」って、よく聞く。そう。ほんと、そうだと思う。だけど、何が、え…

いいことを、書きたくない

いいことを、いい風に、書きたくない。つくるものには、つくり手の主観が入ってしまう。それは…

「やりきった!」と思えた、終わりはない

今まで、何度も、色んな「終わり」を経験しているが、最後に、「やりきった!」と言って、堂々…

声に出す応援は

オンラインで、気づいたら、忘れてしまっていたことが、たくさん、ある。それらに気づいた時、…

共通言語が少なくても

同じ日本語なのに、共通言語が少ない会話が、ある。 私が言うその会話とは、「この人は、何を言ってるんだろう」と、自分との「違い」を大きく感じる人との、会話のことだ。共通言語が少ないことの根本には、物事の捉え方がまったく違うということや、今までや今の環境が全く違うということ、などがある。 私の方が良いということでもないし、相手の方が良いと、いうことでもない。もしかしたら、何か1つ違えば、私がそっちだったかもしれないし、相手がこっちだったかもしれない。 だけど、共通言語が少な