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【鬼滅の刃経営考察】柱がお館様に盾突いた!でも分裂しないのはなぜ?組織経営の基本がここにある【前編】

煉獄(れんごく)さん、お館様に反対するときも普段の言い方そのまんまなんだな~
宇髄(うずい)さんも「派手に反対」って(笑)

炭治郎と鬼である禰豆子(ねずこ)この二人について鬼を滅するための隊、鬼殺隊でどのように処すか意見が別れました。最終的にはお館様が(20代前半の若さで威厳と品格を示しつつ!)二人の存在を容認する方向で冷静にその場を収めます。

さて、これがリアルの大人が集まる集会だったらかなりの修羅場に見えますね。もし会社だったらトップに盾突いてるところなんか切腹覚悟ってことも・・・

でもこのやりとり、鬼殺隊にとってはものすごく大切だったんですね。
実際、これを機に鬼殺隊は炭治郎と鬼である禰豆子の存在を認めることとなり、この二人を容認したことが98代に渡り時代を超えて追ってきた鬼殺隊の悲願、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す重要な足がかりになりました。

この柱合会議の前のやりとり、表面的には「対立」に見えますが、内容をみると「とある」やりとりを通してチームがぐぐっと成長してしまうケースとしてあるあるなんですよ。

例えばこんなことですね。

ある「電球づくり一筋」の会社がありました。会社の理念は「家庭を明るくすること」。文字通り物理的な明るさを提供していたのですが、あるとき会社は行き詰まりました。ただ、電球メーカーとしては認知度も高いし、社員も電球づくりに誇りを持っている、いまさら新しいことは、、、と考えたときに、いやいや自分らがやってきた「家庭を明るくすること」って電球に限らないんじゃないかって議論になり、別の事業である台所用湯沸し器の製造を始めた。

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湯沸し器→冬の台所仕事も冷たくない→お母さんの笑顔→家庭を明るくする

それならこれまで自分たちが積み上げてきた「家庭を明るくすること」っていうことと同じじゃんって。その後その会社は持ち直すどころか、大きく成長したそうです。まあどこの会社かは詮索しないでください(笑)


さて、この話からも分かる通りチームの成長を遂げるための「とある」やりとりというのは、組織の「理念」についてのやり取りです。理念について話し、議論を深めることで組織が分裂せずに懐を広げ、新しい原動力を得て、成長のきっかけになることがあります。

これができると行き詰った組織は次のフェーズに移行することができます。鬼殺隊が悲願を遂げる組織に変貌したようにです。

今回の記事でお伝えしたかったのは、人が集まれば分裂、不和、行き詰まりとさまざまなことが起こりますが、組織が瓦解するどころか成長しちゃう!これが「理念」の力ですということです。

【最後に】
ただ、そもそも理念って形式的なものという印象でそこまで意味あるの?とまだ違和感を感じる人がいるのではないでしょうか。現実世界でも理念はとても有効なものである、そのことについて、次回後編でまとめたいと思います。後半の記事はこちらになります。


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