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空と影 ーはじめまして、編集部ですー

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新米編集部たちが日々のことを綴ります。聞きながら感じ、書きながら考えてゆきたい。
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2020年4月の記事一覧

04文通_たわいもない話を。

04文通_たわいもない話を。

編集長と、高校2年生になった道前さんのやり取りは「優しさ」を巡る話へ。(1つ前の更新はこちら)

答えが出ないことをぐるぐると話せることが楽しい。

道前さん

こんにちは、工藤です。
日に日に、予定が延期になったり中止になることが増えて、ちょっぴり疲弊気味です。誰が悪いでもないのに、延期や中止になることに対して謝られたり、謝ったり。少し、だけど着実に心がすり減るコミュニケーションだなぁと感じてい

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02文通_よそおいの向こうへ

02文通_よそおいの向こうへ

空さんと谷端さんの文通、第2弾です。見えないルールのなかで悩む大学生の空さんに対し、「自分を表現できるから」と盆栽園を選んだ理由を伝える谷端さん。きっと二人は会って話したら、もっとたくさん共感するところがあるんだろうな。

ばたこちゃんへ

早速お返事ありがとうございました!
ばたこって呼び捨てするのもなんだか慣れないので、ばたこちゃんって呼ばせてください。

実は大学生になるまで、そらちゃんと呼

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01文通_よそおいの向こうへ

01文通_よそおいの向こうへ

20代の始まりは、突然やってきます。
多くの19歳にとって、それは大学に通う日常に紛れこんでいます。成人式というビッグイベントがあるものの、それが終わってしまえば「大人」としての人生が転がりだすのです。

「大人」が始まったばかりの20代前半は、まだまだ生き方を模索していると思います。今日から始まる文通は、そんな同世代のやり取り。離島でワーホリをしている大学生と、家業の盆栽園で修行を続ける社会人2

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01文通_ハタチになる頃

01文通_ハタチになる頃

リアルに会うことが減ってもお互いを知ることはできる。文通を始めてからそんな気持ちがふつふつとわいてきました。むしろ、聞いている相手の表情を見ながら話す会話と違って、吐き出すように綴る文通では“自分”が淀みなく出てくるのかもしれません。

そんな発見から編集部員にも文通をおすすめしてまわった結果、早速2組目がスタート。大学2年生同士、東京と茨城をつなぐやり取りです。

10代から20代へ移り変わるラ

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03文通_たわいもない話を。

03文通_たわいもない話を。

文通企画も3回目のやり取りとなりました。(2回目はこちら)話は感性をめぐるあれこれについて。閉じられた空間が増えている今、心と身体がうずうずしているのかな。

どんな状況になっても、考えることや文章を書くことは誰にも奪われない。

道前さん

こんにちは、工藤です。
東京では、綺麗だなぁと思う間もなく桜が散りはじめました。
季節を感じる心が鈍っているんですかね。
命を守る緊張感が、感性みたいなもの

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02文通_たわいもない話を。

02文通_たわいもない話を。

編集長と、兵庫在住の道前さんの文通も4月に入りました。話は10代で経験した心の揺れのエピソードへ。(01はこちらからどうぞ)

集まらなくても、会わなくても、お互いをあたため合うことはできるはず。

道前さん

こんにちは。工藤大貴です。
福男選びしている神社も甲子園球場も、両方西宮なんですね!
それだけ聞くとすごく刺激的な場所のように思います。
センバツ、中止残念でしたよね。
なんだか、街のアイ

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