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大きな窓から見える景色は、

こんにちは、きいです。七月になりました。春から梅雨に変わり、梅雨の間からもう既に夏が顔を覗かせていますね。そんな私はなんと、今年もやってきました夏バテ!!になってしまいました。

お腹が空かず、軽いものしか体が受け付けておりません、、。毎年、夏バテになるとお野菜を積極的に摂るように心がけています。

そんな私は今日も大学へ行きました。緊急事態宣言が明けると同時に校内にいる学生が増え、スクールバスを利用する人が急増。密だなあと思いながらも、この暑さの中歩くのはしんどくて結局バスを利用しています。

そんな平凡な一日のお話。

プシュー、バスが止まったと同時に多くの学生がぞろぞろと中へ入っていく。一体、何人いるのだろうか、、そんな心配をしている場合ではない。このバスに乗ることができるのか危ういのだから。

私の三つ後ろの人で定員オーバー。危ない、危ない。ぎりぎりで乗ったバスの先頭に留まることができた。

運転手さんの後ろ。なんだか、職業見学しているみたいでドキドキする。

大きなハンドル、訳の分からないたくさんのスイッチ。何がなんだかさっぱり分からない。

運転が苦手な私は、車を運転できる人を尊敬しているし、バスの運転手さんなんて崇拝していると言っても過言ではない。こんなに大きな車体を動かせるなんてすごいってバスに乗るたび心の中で、運転手さんを褒めちぎっている。

私はバスや電車に乗っているとき、一人で歩くとき、基本的に音楽は聴かないし、スマホは触らない。はっきりした理由が言えるわけではないんだけど、乗り物酔いしやすい、携帯の画面を誰かに見られるのがあまり好きではない、が理由かな(別にやましいことしているのではないよ)

では何をしているのかの問いの答えは、何もしていない。ただ、外の景色を眺めたり、どこかをぼうっと見て考え事したりしている。これが空白の時間なんだって気付いたのは最近のこと。空白の時間は大切だってよく耳にするので、自分が無意識のうちにそれをやっていたことに驚く。

「発車します、ご注意ください」のアナウンス。右には大きな車体を操る運転手さん、前にはたくさんの光が入る大きなガラス。左から綺麗な木漏れ日、後ろから止まることのない話声。

駅に着く二十分間、ただひたすら前を見つめていた人は、きっと私しかいなかったはず。バスに乗ってた人は、いったいスマホで何をしているのだろう。五分も十分も揺れながら、画面だけを見続けるのは苦ではないんだろうか。私にはできないから、少し羨ましく思ったりもする。

無事、駅に到着。じりじりと太陽が私の皮膚を照り付ける。重たい車体が一気に軽くなる。

嗚呼、もう夏がすぐそこにいる。今年の夏も負けてられない。去年と同様、withコロナの夏。何をするかは自分次第。

二か月後の自分がどうなっていたいかを、考えて過ごしていこう。

夏に置いていかれないように


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