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国語力が低い人は感受性が乏しい

シンガーソングライターのケティです。
突然ですが、私は感受性が人一倍豊かです。
そして語彙力や国語力も人一倍あります。

 作詞家、ライター、小説家、記者など、文章を書くことを生業としている人たちは皆、感受性が豊かであり、国語力が優れている人たちだと思っています。

感受性は国語力によって左右される。

いや、感受性=国語力 だと提言します。

もうぶっちゃけちゃいます。
感想が薄い人は大体国語力が低いです。

例えば、同じ意味を持つ言葉を並べてみます。
「可愛い」、「愛しい」、「めんこい」、「愛おしい」

英語であれば
「lovely」、「pretty」、「cute」
あたりでしょうか。

大まかな意味は同じであっても、「可愛い」と「愛おしい」は大分印象が変わるし、「cute」と「lovely」も大分印象変わりますよね。
 語彙力が低い人は「可愛い」や「cute」の類義語がパッと出ず、結果「愛おしい」や「pretty」という概念が生まれないのです。

概念の元に言葉があるのではなく、言葉が概念を生み出すのです。

言葉を知らないだけで(インプット不足)、或いは言葉の選択がスムーズにいかないだけで(アウトプット不足)、感受性は乏しくなってしまうのです。

逆に言うと、感受性の豊かさは、生まれつきももちろんあるとは思いますが、言葉を知れば、選択肢が増えれば、感受性は後から鍛えられると思うのです。

心を動かす文章を書ける人は、言葉の選択肢の多さが軸にあるのではないでしょうか。
その言葉の数が多いからこそ、言葉と言葉の奇跡的な組み合わせが生まれ、いわゆるパンチラインが生まれるのだと思います。

どれだけ勉強をしても言語化には限界があると思います。その限界を悟りながらも、国語力を鍛え続けることが必要なのだと思います。

最後に、私が唸った歌詞を紹介して終わります。

 GADOROさん ここにいよう
 「この街にゃ何も無いと言ってきたがすいません間違えてました 紛れもなく俺がおった」

椎名林檎さん ありあまる富
「もしも彼らが君の何かを盗んだとして
それはくだらないものだよ
返して貰うまでもない筈
何故なら価値は命に従って付いている」

松任谷由実 卒業写真
「あの頃の生き方をあなたは忘れないで
あなたは私の青春そのもの」

ケティ OASIS
「あの時感じた甘い刺激的な香りは
この恋のPrologだった
今日までの伏線だった」

はい!!!自画自賛で終わります!!!


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