会社を訴えました。

どうもお久しぶりです。
2月・3月はどうも忙しく、更新しようという気になりませんでした。
マイペースなもんで、すいません。

題名の通りですが、かねてからもめていた会社(前職)を訴えました。
といっても訴訟したのは数ヶ月ほど前です。

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↑の感じで、およそ500万円を支払えという訴訟を起こしました。
もともとは100万円ちょっとでしたが、再計算+パワハラの訴訟も含めての金額ということで膨らみました。

今思い返しても非常に気持ち悪い会社だったなーと思います。
在職中は洗脳されるので、辞めるのもかなり勇気が必要でした。

でもこのまま続けるとぼろ雑巾のようになってしまう。それだけは嫌でしたし、何より「いいようにこき使われ続けてお金も払わず辞めさせられる」のだけは嫌でした。
退職した結果、心の底から「辞めてよかった」と思いました。

ブラック企業を恨んでいるか?と聞かれると、そりゃあ恨んでいますがメラメラ燃えるほどかといわれるとそうではありません。どちらかというと「ざまあみろ、因果応報だ!」というのが7割を占めています。
これが裁判の結果次第では10割により近づくんじゃあないかと考えております。

今までの流れ

~訴訟提起~
訴訟を起こすにあたり、入念に準備しました。
パワハラ音声の反訳書(文字起こし)の作成、残業代の再計算、相手からの考えられるであろう反論・・・
ブラック企業からの退職前だったので、かなり大変だった記憶があります。

弁護士にはめちゃくちゃお世話になりました。
私自身、人生初の訴訟なのでわからないことだらけでした。
ネットでいろいろ調べたりも頑張りましたがやはり限界で、担当の弁護士先生に質問しまくりました。
その時の質問内容が今見ると大変参考になりますので、別記事でアップします。

そして昨年秋、ついに訴訟提起をしました。

~第1回期日~

ネットでググると、
「訴訟提起からおおよそ1 か月後に第1 回めの期日が開かれます。」
といった記事があったのでおとなしく待っていましたが、なーんにも音沙汰がなく。
第1回期日まで、私の場合2ヶ月かかりました。
めちゃくちゃ待たされたので「この調子だといつ終わるのかわからないな」と不安を感じていました。
でも裁判ってすごいんですね。時間はかかるけどちゃんと進むんですよね。いや当たり前なんですけど。感動。
俺、訴えたんだな・・・とその時初めて実感しました。

といった感じで待ちに待った第1回期日でしたが、肩透かしを食らいました。
被告の弁護士が「請求の原因については追って認否する」と記載しただけの1 枚の答弁書を提出し欠席したため、何も話が進みませんでした。

なんてこった。いつ話が進むんだ。
ですが、1回目期の期日以降は当日に次回の期日が予告されるので、気持ちは楽になりました。

~第2回期日~

期日前に、先方から書面が出されました。
私の訴訟した内容に対するもので、ほぼすべてを否認ないし争うとの記載がありました。
やはりここまでくると相手も引くに引けないのでしょうか。もしくはかつ散弾があるのでしょうか。あー怖い。

で、第2回期日。
概要としてはこんな感じ。

・被告第1準備書面の提出が確認され、その後、事件の進行の仕方が議論
・被告側で次回期日までに実労働時間以外の部分の反論を行うことに
・次回期日にサンプル方式の選択の可否、サンプル月に関する意見を持ち寄ること※サンプル方式というのは、サンプル月を抽出し、そこの労働時間を徹底的に精査し、歩留まり率を全体に掛け算して残業代をはじき出すという計算方法、らしい。数年分の労働時間を精査していると時間がかかりすぎることから編み出された簡略な方式、らしい。これをやるには、原告、被告でサンプル方式をとることと、サンプル月をどこにするのかの合意が成立することが前提になる、らしい。

弁護士先生は、審理期間の短縮のためにもサンプル方式をとっていいんじゃないかとのことだったので了承。
全幅の信頼を置いているため異議なし!
次回期日は4月を予定、といった感じでした。

こっからは付録です。

実際に訴訟した際に提出まで至った訴状の見本を掲載します。
なんと全11Pです。長い。どんだけ長いねん。

※特定回避のため黒塗り箇所が多いです。
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