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〜築52年の木造住宅〜管理している空き家について

今回は、築52年木造建築の空き家について書いてみたいと思う。

空き家の定義とは違って、住み替えを理由に空き家になったばかりなので、総合判断をした上で活用プランを練っているところです。
※空き家とは:空き家を概ね1年以上利用の実態がない住宅と定義しています。

弊社は、空き家活用や土地活用のコンサル事業も行っていることから、所有者より委託を受けて管理をしている不動産の話しです。

いわゆる旗竿地なのだが、手入れもしっかりされていた為、解放感がありアプローチも良い感じです
空き家活用・土地活用のプランニングが固まるまで、少しの間ですが空き家状態になる為、弊社が管理をする事になりました。
各居室には雨戸が設置されており、この点はプラスなのだが窓枠が「木枠」であること及び劣化が進んでいる事から費用がかさんでしまう
最近まで利用していた倉庫が奥に見えるが、内部の状態から解体する必要がある


さて、結論から申し上げると、、
悩み中です、、、

水回り関係はリフォームを前提としてみているが、一番に気にしているところは躯体構造に関わる部分です。
しかし、設計図は紛失されている、、💦

古家の改修工事については、信頼のおける建築士さんに相談をしています。かれこれ20年以上のお付き合いをさせていただいており、自宅の設計もお願いしたほど、私にとってはオヤジみたいな人である。※今年70歳現役

あれやこれやのやり取りはnoteに書ききれないが、せっかくなので言われて刺さった言葉を書き記そう。
※実は相談するごとに、同じセリフを言われているのですが、、、(笑

「いくら表面を良くしても(若返らせても)、躯体(足腰)、水回り配管(血管)はジ⚫︎ィバ⚫︎ァなんだよ。もしリフォームして他人に貸すとなったら人の命を預かるわけだから、責任と覚悟+お金を出さないとな!」

言葉使いに多少難ありのため、だいぶ短縮しオブラートに包んでおります。昔気質の建築士さんといったところでしょうか…😅

話しをまとめると、、
手直し(改修工事)費用をケチって投資目的で考えるのは、道義的な問題は出てくるだろう。そして、プロから見たときに「昔の一般木造建築」は、とくに慎重な判断(出口戦略)をしていく必要があるだろうということ

私は、古いものでも良いかたちで残せないか、、と常に模索しているのだが、建築士さんの言う通り中途半端な延命処置をしても、良い方向にいかないといったことが現実的な話しでもあるということを承知しているつもりです。

少しダラダラと書いてしまったが、また進捗をnoteに書きたいと思っています。
空き家のままにしていると近隣の方も当然ながら不安になりますし、防犯上や防災面でもよいことはありません。
そのため、所有者とは早めに段取りをしていきます。

ちなみに、建物内部の写真も掲載するか迷ったのですが、旧所有者も転居されたばかりということと建物の解体も想定している為、ここでは控えることにします。
※ご興味のある方は弊社bluebirdの問い合わせからお願いします。

引き続き、住宅業界の現場視点で書いていきたいと思います♪

〜~ 企業情報 ~~
社名:株式会社bluebird
住所:東京都立川市若葉町1-17-1
メール: susaki@bluebird-akiya.com

築56年の空き家・空き店舗を職人と一緒になって作り上げたオフィス兼アトリエ。
画家の妻と夫婦でシェアをしています。

<業務内容>
⚫︎古家、自宅・土地の査定
⚫︎介護保険を利用したバリアフリー工事の相談/住宅改修工事
⚫︎外装リフォーム(屋根・外壁塗装、防水工事など)
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⚫︎不動産会社、リフォーム会社との見積りトラブルの相談
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<エリア>
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