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今年(2024年)4月に迎える誕生日に71歳となり、「人生の最終コーナーに立ったのだか…

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今年(2024年)4月に迎える誕生日に71歳となり、「人生の最終コーナーに立ったのだから、これからはのんびり静かに暮らしたら?」という風が私にも押し寄せてきたが、それならば、若い頃から熱中している船を存分に乗り楽しみ、最後の人生を全速力で駆け抜けたい。

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  • 2019年九州1周クルージング

    2019年4月18日(木)~5月17日(金) 九州/種子島/五島列島/壱岐島/姫島 大幅に拡大されたGWを利用して、2019年4月18日(木)ホームポートである「仁尾マリーナ」を後にし、九州を時計回りに航海するクルーズを行い、5月17日(金)に無事帰港しました。 約40泊のクルージングの毎日をつらつらと書きました

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梅雨入りシーズン始まるのか?「荒川港」は1日繰り上げ、「佐世保」もパスして長崎「出島」へ向かう!(2024年春夏クルーズ22日目)

2024年6月17日、朝1番の「Windy」予報は、「今日夜半から最大15mの北風が吹き明日午前中までその余波が続く」となっていた。その先の予報を見ると「五島列島」を出て九州に入るチャンスは明日18日はダメで明後日の19日のみ、それを外すとしばらくの間荒天が続くとなっていた。 この予報を受けて、本日中に「五島列島」を出て九州に入っておこうと判断した。そこで「荒川港」にもう1日泊まろうと考えていた予定を繰り上げ、早速「長崎出島ワーフ」に向かうことにした。今週、海況が静穏なのは

    • 私が1番大好きな五島列島福江島の「荒川港」に5年ぶりに入る!(2024年春夏クルーズ21日目)

      2024年6月16日、9時10分「福江港」を出港。目指すは、5年ぶりの寄港となる「荒川港」である。距離にして32マイル、おおよそ1時間半と想定した。実際の到着は11時40分、予測の通りであった。西からの向かい潮を常に感じての航行であった。 2019年に来た際は「福江港」を北から回って「荒川港」に入ったが、今回は映画「悪人」ロケ地になった「大瀬崎灯台」を海から見たくて、南回りのコースにこだわった。昨年2023年の「五島列島春夏クルーズ」では、海況良化を期待して「福江港」で3日

      • まだ梅雨入り前?上天気の中「福江港」に入る(2024年春夏クルーズ20日目)

        2024年6月15日、9時30分「若松港」を出港した。去年は「若松港」から「福江港」(17マイル)を一直線で目指したが、今年はGoogleマップを見ていて気になった「奥浦港」探索を途中に入れた。下写真の橋の下を潜って左側が「奥浦港」、でもヨットは橋下通過は無理であろう。小さな漁港で入口突堤先端の所なら着けても、漁の水揚げ時に邪魔にならず大丈夫と思われた。今日ここに着けても居心地が良さそうではあったが、今回は五島列島最終泊地となる「荒川港」が温泉以外何もない所なので色々下準備を

        • 五島列島「若松港」に珍客ならぬ珍艇がやって来た!(2024年春夏クルーズ19日目)

          2024年6月14日、昼前、えっ!と声を思わずあげた出来事があった。ハウステンボスの運河を走っているミニ遊覧船が、「若松港」浮き桟橋に着けるべく向かって来るではないか?最近の海況は穏やか続きであったとしても、あの船でハウステンボスから五島列島に?これ本当? いくらなんでも危ない!北海道知床の「KAZU1」を思い出してしまった。 「おはようございます」といって挨拶してきたのは、元気満々のシニア婦人、それもマドロス感出してオシャレしているではないか。 聞けばこの「若松港」の隣

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        • 2019年九州1周クルージング
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        記事

          五島列島で台風接近に遭遇したら泊地は「若松港」がおすすめ(2024年春夏クルーズ18日目)

          2024年6月13日、9時30分、「有川港」を出港、今回は去年入った「鯛ノ浦」を飛ばして「若松港」を目指すことにした。30マイルの航程である。この1週間、毎日天気が続き、風も弱い。したがって、「Windy」の五島列島周辺の風・波予測は更新するたびに静穏となる。このままだと、五島列島を出るまでこの状態が続きそうである。昨年は、滞在9日中、6日間が強風波浪注意報、しかも梅雨入りでずっと雨だった。そんなわけで、今年の五島列島島巡りは南の島にいる錯覚に陥ってしまう。 1時間30分後

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          五島列島3回目、何故こうも惹きつけられるのか?自問自答した「有川港」(2024年春夏クルーズ17日目)

          2024年6月12日水曜日、「有川港」2日目である。観光(主に世界遺産認定を支える教会巡り)はすでに終えている。それでも来ること3回目、何故だろう。それを自問自答している。今日の行動で解を得た気がする。2日連続で「有川港」にある「エレナ」で地魚の刺身をサクで求め、自艇「HAPPY」内で居酒屋している。今日は「ヒラス(ヒラマサ)の海鮮巻き」と「鯵の握り」、そしてサクで買い求めたヒラスとカンパチの刺身である。たまらない美味しさ、本当に美味しい。2日連続で買い求めた。とにかく五島列

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          昨年同様、まずは上五島の表玄関といわれる「有川港」に入港(2024年春夏クルーズ16日目)

          2024年6月11日木曜日9時50分、いつもなら朝早く出港するヨットを見送ることが多い我々だが、今回は逆にヨットの皆さんに見送られての出港となった。目指すは五島列島(上五島)の表玄関と言われる「荒川港」(36マイル)である。 見送る彼らが次に目指すのは「宇久島」だという。一昨日見送った「Sakura Zulu(パイオニア11)」も「宇久島」に向かうと言っていた。偶然かもしれないが、ヨット乗りの中では五島列島を訪れるコースとして、まずは平戸→宇島(32マイル)なのだろうかと思っ

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          九州最大のヨットのメッカになったかもしれない?「平戸港」2日目(2024年春夏クルーズ15日)

          朝7時「平戸観光桟橋」をシェアしていたヨットのうち2艇が出港して行った。うち一艇は昨日話をした「Sakura Zulu」(サクラズール)、見送りがてら拙著「四季のサイト・クルージング」を差し上げた。この本を「舵社」から出版されて久しいが、いまだに重版の話は来ていない。同社からの報告によれば、発売してすぐにコロナ禍、本屋の閉店が続く中で「アマゾン」だけが細々健闘しているらしい。まだ、実売部数は千冊に届いていないようだ。 さて、今日も「平戸港」にとどまることにした。念の為の給油

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          間もなく梅雨入り?小雨にけむる長崎県「平戸港」に入る(2024年春夏クルーズ14日目

          2024年6月9日日曜日10時に出港、昨日からの小雨は一晩中続き今朝も同じであった。小雨が降り頻るので「阿翁港」も外海も全体的にけむっている。出港時から「HAPPY」のFBの3連ウィンドワイパーが、次の目的地「平戸港」までにぎやかに動き続けた。 10時40分「平戸港」(12マイル)に入ったが、当地も同じように小雨、町の背後にある低い山には雲がひっかかっていた。港奥のポンツーン桟橋には2本マストの大型クラッシックヨットがっしりと舫われていた。その反対側は地元漁船が良く着けて荷

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          常につきまとうジェネレータ起動時の不安、「PONAM-35」の充電システムが判明!(2024年春夏クルーズ13日目)

          2024年6月8日土曜日、静穏な泊地ゆえによく眠れて朝を迎えた。ここにはビジター艇の来訪が少ないようで、それも漁船らしくないシルエットの「HAPPY」は地元の人の関心をひく。桟橋目の前にアズマヤ風の休憩所があるから皆さん集まっている。話しかけてくる人の中には去年来たことを覚えている漁師もいて、自分の漁船生簀で泳いでいる魚をくれると言う。娘さんが高松に嫁いでおり、香川を気に入っているらしい。そこで香川の船籍ステッカーに前回も反応してくれたのである。昨年は持参したうどんパックで返

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          私の大好きな「鷹島(阿翁港)」を再訪!(2024年春夏クルーズ12日目)

          2024年6月7日金曜日9時45分、「壱岐島(芦辺港)」を出港。今日目指すのは「鷹島(阿翁港)」である。27マイルを全くの凪の中走り切り、11時に港の浮き桟橋に舫(もやい)をとった。 去年も立ち寄ったが、その時は生憎の平日、目当てにしていたこの地区唯一の料理屋「吉乃や」も休みであった。寄港地での店の予約は難しい。なぜなら、船の旅は海況に支配され、日時の判断を誤ると店に迷惑をかけてしまうからだ。 今回は、27マイル手前の「壱岐島(芦辺港)」にすでに着いている事、翌日の海況が穏

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          港湾施設の更新プロジェクトが完了した壱岐島「芦部港」に入る(2024年春夏クルーズ11日目)

          2024年6月6日木曜日9時30分、対馬(厳原港)」を後に37マイル先の「壱岐島(芦部港)」を目指した。海況は相変わらずの北東風、波が続いているがその勢いは弱まり、「Windy」上ではベタなぎに近い表示になっている。向かう「壱岐島(芦辺港)」へのコース採りは一直線、この間ずっと横波、中央部で1m、それ以外は50cm、心身に負担なく25ktオーバーで走り切ることができた。 昨年も似たような時期に「芦辺港」に入っているが、その時はジェネレータの塩水もれで発電機室に海水がしっかり

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          「厳原港」に戻って、次のクルーズステージに備える(2024年春夏クルーズ10日目)

          2024年6月5日水曜日、6時30分に出港、17マイル先の「厳原港」を目指した。出港時間を早朝にしたのは、9時ぐらいから徐々に北東風が強まる予想だったからである。強まるといっても昨日の15mほどではない。最大10m、追い風、追い波の海況だが、我々の航路は波と風がやってくる対馬の東側、それも岸側を走るので、島に当たって戻る波と、沖から来る波のせめぎ合いの中を走ることになる。前回も「比田勝」に北上する際、波頭が鋭角のものが多く、馬乗りロデオのようであった。これを嫌って朝凪時間を選

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          滞在中も何かと便利な静かな静かな泊地、浅茅湾の「長板浦漁港」(2024年春夏クルーズ9日目)

          2024年6月4日火曜日、朝から北東の風8m、海上は10mを超えているだろう。昨日「比田勝港」から予定を1日繰り上げて、この「長板浦漁港」に入っておいてよかった。今日は、休息も兼ねて、周辺探索以外は船内にとどまるつもりでいる。時間があるのでこの地の泊地情報の充実も図っておきたい。 昨年、この港に入った際には着けている浮き桟橋を発着起点とする浅茅湾巡回連絡船「ウミサチヒコ」に乗って湾内の各入江(浦)を探索してきた。主要港とはいっても中には、数人しか住んでいない集落の軒先みたい

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          対馬の「浅茅湾」「長板浦漁港」の浮き桟橋利用には、漁協からの事前許諾が必要(2024春夏クルーズ8日目)

          2024年6月3日月曜日、起床は昨日の旨かった「みなと寿司」の料理を思い出しながらであった。起床後は目の前の「対馬保安署」に挨拶に行ったが、対応は優しく若干の職質はあったが臨時検査もなく、岸壁利用も問題にされなかった。 その後、艇に戻り「Windy」をチェックすると、当初の出港予定日であった6月4日火曜日は北東からの10mの追い風となっていた。「厳原港」から「比田勝港」に向かった昨日、途中の2つの岬沖を通過する際は、北東の風5mでも波が悪かった。6月4日の海況がたとえ追い波、

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          対馬「厳原港」が表玄関なら、対馬の勝手口と呼びたい「比田勝港」に入港(2024年春夏クルーズ7日目)

          2024年6月2日日曜日、10時10分に「対馬(厳原港)」を出港、次の泊地となる「対島(比田勝港)」を目指した。距離は35マイルだが、波高1m、それもピッチの短い向かい波であったため、「比田勝港」までほぼ馬の背でのロデオのようであった。11時40分、港の入り口に到着、遠望する限りでは大いに漁船で混んでいてた。日曜であったため漁船は休漁だからであろう。そこであらかじめグーグルマップで当たりをつけていた「比田勝海上保安庁」(3階建灰色の建物)前の岸壁に行った所、その前に1艇分の空

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