見出し画像

梅雨入りシーズン始まるのか?「荒川港」は1日繰り上げ、「佐世保」もパスして長崎「出島」へ向かう!(2024年春夏クルーズ22日目)


2024年6月17日、朝1番の「Windy」予報は、「今日夜半から最大15mの北風が吹き明日午前中までその余波が続く」となっていた。その先の予報を見ると「五島列島」を出て九州に入るチャンスは明日18日はダメで明後日の19日のみ、それを外すとしばらくの間荒天が続くとなっていた。

この予報を受けて、本日中に「五島列島」を出て九州に入っておこうと判断した。そこで「荒川港」にもう1日泊まろうと考えていた予定を繰り上げ、早速「長崎出島ワーフ」に向かうことにした。今週、海況が静穏なのは17日と19日の2日しかないので、その間に計画していた「佐世保」寄港も諦め、「佐世保」は復航時に行くことに決めた。

「荒川港」の出港は9時20分。今回は「福江島」を北回りして「大瀬崎」通過を回避、「福江港」沖を通過し、以降は一直線で「長崎出島ワーフ」を目指すコースとした。途中の海況は波風全く無しのベタなぎが最後まで続き、75マイルを3時間で走りきった。到着時間は12時20分であった。

「長崎出島ワーフ」に着けたと同時に桟橋に設置されている水道ホースを持ち、副長とともに塩まみれになった艇体洗いを始めた。そのため、係船手続きが遅れてしまったのでフロントで詫びを入れたが、返ってきた返事は「殆どの皆さんがそうされています」だった。クルーズしている皆の考えは一緒なんだろう。とにかくクルーズ中は給水の制限があるため、バケツ一杯の清水での雑巾掛けぐらいしか出来ない。毎日頑張っているHAPPY艇が日を追うごとに汚れていく事が、気になって仕方がなかった。水をジャブジャブ使って艇を洗うのは、ホームポートを出港して以来、3週間ぶりだ。今日はざっと洗っただけなので、本腰を入れてまだまだ洗いたい気分である。

泊地情報としての「長崎出島ワーフ」は過去ブログを合わせてご覧いただきたい。

「長崎出島ワーフ」は日中、揺れが止まらない泊地である。一方で上陸すればそこは長崎の中心地、行くところはいくらでもあるので、やるべき事が終わったら街散歩に出た方が良い。あいにく今日は15時ごろから雨が降り始めたが、元々こちらはマリン仕様、雨も水跳ねも全然気にならない。まずは近くのネイティブ・グリーン、カステラ(異人堂本店)、カフェ平井そして中華&ちゃんぽん(郡来軒)と回り、戻ったのは19時30分、その頃には港内を行き交う船舶もすっかり減って、ようやく港内の揺れが止まってきた。

ニュースによると今夜は長崎に「線状降水帯」による大雨予報が出ているそうで、念のためアフトデッキの天幕、テーブルセットを片付けた。

「出島ワーフ」に面して2階建の商業施設がある。この一階(道路側)にあるアウトドアグッズの専門店「ネイティブ・グリーン」を応援のために紹介しておきたい。同店は「パタゴニア」をはじめとしたアウトドア商材専門のセレクトショップと思っていただければ良いだろう。しかし、なんでも「パタゴニア」で揃えれば良いというものではない。そこにはオーナーのセレクト力、目利き力が反映されている。私のお気に入りの店でもある。前回も長崎入りした際、首の日焼けよけが付いた帽子を買い求めたが、大分使い込んで古くなってしまっている。まずはその後継商品を買い、さらに気に入った商品が連続して見つかり、色々とまとめ買いをした。これで、「2024年春夏クルーズ」第2ステージのファッションが決まった。

一晩中の大雨で、朝の散歩に出れば「出島ワーフ」周辺もすっかり洗いあがってしまった。今日は、強風注意報がまだ残っているが終日晴れの予報に変わっている。

この記事が参加している募集

#海であそぶ

1,024件

#一度は行きたいあの場所

52,269件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?