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農業

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無肥料無農薬栽培と慣行農法の決定的な違い

無肥料無農薬栽培と慣行農法の決定的な違い

作物によって肥料と農薬を使わずにつくる野菜と使う野菜を使い分けています。基準は大量出荷、肥料食いか、作付け全体の順位となっています。オーガニックだから農薬などを使わないわけではありません。

肥料使わない野菜と使う野菜の決定的な違いは、生育にあります。おいしい、おいしくないは野菜によって違ってくるのと技術的な問題なので決定的な違いにはならないです。

無肥料栽培の野菜は、初期生育がゆっくりです。例

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農地欲しい人が所有しやすくなるように

農地は農業者でないと所有することができない。戦後は土地があることに価値があったから農地法で定められた地主への優遇は意味があった。

2020年、農地に価値はなくなった。農業従事者でも農地を所有したがらない人がいるのに一般の人にとっては、家を建てたり、農地転用で現金化したりと農地そのものに価値を見出すことはないだろう。

僕のような非農家で農業を始めたものにとっては農地は喉から手が出るほど欲しい。「

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農薬、農法なんかどうでもいい

農家の平均年齢は2019年は66歳とおじいちゃん、おばあちゃんが生業とする産業となっている。農業就業人口も5万人程度毎年減少しており、新規就農が増えたところで焼け石に水状態になっている。

66歳がメインの農業を産業と呼べるのだろうか。少なくとも僕は産業とはよべないと思っている。お金儲けをする農家がたくさん増えれば農家に従事する人は増えるわけではない。仕事以外の時間をとれ、人間らしく生活できる環境

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トマト農家が教える絶対に効果がある液肥

トマト農家が教える絶対に効果がある液肥

トマトを土耕栽培でつくっている。管理で収量と品質が決まるので手がかかる作物だ。管理のなかで追肥は重要な要素となる。

追肥は液肥を使っているのだが、絶対に効果がある液肥がある。使った翌日に玉が肥大して樹勢が目にみえてよくなる。絶対というと胡散臭く感じるかもしれないが本当に効果あるのでおすすめ。

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消費者と生産者が直接連絡をとれるのは良いことばかりではない

消費者と生産者が直接連絡をとれるのは良いことばかりではない

農業もアプリを使った販売が広がってきている。出歩くことが憚れる世の中になってきているので、ECは一気に進みそうな予感がする。

農家も、突然販路がなくなって困っているから、これを機にアプリを使っているところも増えてきている。

生産者と消費者を直接つなぐアプリは「直接連絡をとれること」を売りにしているところが多い。確かに、生産者は消費者のナマの声を知ることによりニーズがわかったり、販路が広がったり

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変わらない生活

変わらない生活

世の中は自粛で普段の生活ができなくなっているそうだ。とくに都会の人たち。80歳の高齢者が集落のメインで生活している自分は何も変わっていない。変わったことといえば、野菜の売れ行きが悪くなっただけで基本的な生活は変わらない。一時期買えなかった資材も普通に変えるようになっている。やりたいことは普通にやれている。

別に自慢をしているわけじゃない。普段どおりの生活を続けているから世界位が混乱していることが

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ズッキーニの発芽が悪い

ズッキーニの発芽が悪い

ズッキーニの育苗楽勝!だったはずが…、今年はうまくいかない。

昨年までは、2月終わりに育苗を開始して3月終わり定植、4月中旬に播種して、5月中旬に定植する2パターンをやっていた。ポットにいつも使っている土を入れて、種を置く。覆土は小粒の鹿沼土にして潅水すれば、5日で90%発芽していた。

今年は、一発目の発芽率は70%、2発目に関しては、60%と最悪な状況。本当に最悪だ。原因はわからない。温度、

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