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【子育て】息子が絵本好きになるまでに僕がしていた4つのこと

こんにちは。1年間の育休を取得中のパパです👨
3歳1か月の長男と1歳2か月の次男を育てています👪

僕の育休も残り1ヵ月になりました。この1年で長男の成長を振り返ったとき、絵本が読めるようになったことが大きな変化の一つだと思っています。2歳3か月のときは絵本を最後まで読むことができませんでしたが、およそ半年後には一冊読み切れるようになりました。そしてここ最近では長い本も最後まで、また何冊も続けて読めるように成長しました。

どうして絵本を読めるようになったのか考えてみると、息子の自然成長はもちろん前提としてありますが、僕自身も何かしらやっていたことがあるのではないかと思ったので、振り返って書いてみたいと思います。

やっていたこと① 絵本の時間が楽しくなるよう工夫する

これは基本中の基本ですが、絵本の読み聞かせの時間が子どもにとって苦痛になってしまったら絵本が好きになるはずがないと考えていました。そのため、読まなかったらそれでOK、途中で飽きてしまっても次の日に続きから読んでOK、親からの読み聞かせではなく一人で読みたかったらそれでOK、というゆるさにしていました。

また、「楽しくなるにはどうしたらよいか」と考えてあれこれ工夫しました。『おおきなかぶ』の絵本は動作化がしやすかったので楽しく読めましたし、『ぞうくんのさんぽ』では絵の通り背中に乗られて劇のようになりました。『あいうえおにぎり』という絵本に出てきた肉まんやのり巻きを翌日の食事に出して楽しく食べることもしました。


やっていたこと② 選書は第三者に頼る

この世にはたくさんの絵本があります。本当にたくさんあって選べません。書店や図書館の本棚に並んでいる背表紙だけでは、内容や文字数、絵のタッチなどが判断できません。実際にページをめくってみないと子どもに楽しんで受け取ってもらえるかどうか分からないわけですから、よい絵本を選び見つけるにはたくさんの時間が必要です。

僕は「童話館ぶっくくらぶ」という絵本の配本サービスを利用しています。子どもの年齢に合った絵本が毎月2冊届くのですが、送られてくる絵本がとても素敵です。特に、何世代にもわたって長く親しまれた絵本はいつの時代でも子どもを惹き付ける魅力をもっているようです。僕が一人で選んでいたら、きっと似たような絵本に偏ってしまうでしょう。プロが選んでくれた信頼できる絵本が子どもの世界を広げてくれているのだと感じています。


やっていたこと③ ハマった絵本のシリーズを図書館で借りる

絵本が読めるようになってくると、毎月2冊の絵本では物足りなくなってきます。そのため、図書館を利用して絵本を借りるようになりました。いい本がないかとじっくり選びたいところですが、そこまで時間をかけていられません。なるべく短い時間で、あれこれ考えなくてもいいようにしたいと考えていました。

そこで子どもが好きになった絵本と同じシリーズの絵本を借りるようにしました。ぶっくくらぶから『14ひきのあさごはん』が送られてきたときには『14ひきのひっこし』を、『にこにこエマ』が好きになったら『エマのしごと』を借りてきました。1週間に5冊程でしょうか。毎週のように図書館に通うようになってから、絵本の入れ替えが増えて新鮮な気持ちで読み聞かせできるようになりました。


やっていたこと④ そもそも僕自身が読書に価値を置いていた

どうして僕が絵本の読み聞かせに熱心になっているのか考えてみると、それは僕自身が読書をするからでした。本が好きだから子どもの絵本に興味があるし、毎晩読み聞かせすることができるし、図書館にも通えます。親が好きなものでないと長く続けることはできないでしょう。

僕は小学生のときは母親に「本を読め。新聞を読め」と口うるさく言われていました。ですが、そういう母親は本も新聞も全く読まない人で、小学生ながらに違和感を感じていました。おそらく僕に本を読む大人になって欲しくて、よかれと思って言っていたのでしょうが、この記憶は僕にとって「子どもは親がしていること以上のことはしない」という考えに至る原体験になりました。親が読書している姿を見て、子どもも本を読むようになるのだと思います。

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長男が絵本を読めるようになったのはもちろん自然成長の要因が大きいですが、このように思い返すと僕もあれやこれやと工夫していたこともあったようです。

ところで、絵本が好きになって、読めるようになって、読み聞かせの時間が楽しくなってくると、大変なことも出てきます。読み聞かせの時間が長くなることです。これは僕にとっては思ってもみないことで嬉しい悲鳴なのですが、1時間読み聞かせするとなるとまさに苦行で、子どもは楽しくても僕が嫌になってしまいます。こういうときは、「できないことはできないと断る」のがよさそうです。自分は毎晩15分がちょうどよいと感じていて、心を込めて3冊、多くて5冊といったところでしょうか。最近では「3冊読んだら寝ようね」という約束にしています。ちなみに、3冊連続で同じ絵本を読まされるという事態も起きましたが「パパも飽きて嫌になってしまうから違う本にしてほしい」と断りました。笑

絵本が好きになった長男に対して、1歳3か月の次男はまだまだこれからです。この前、僕が読み聞かせしたら2ページ読んだだけで逃げてしまいました。妻が読んだら全部読んだのですけどね。僕もまだまだです。今後読めるようになるのかな。

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