建コンが見る日常の風景
日常にあふれる「専門」
建設コンサルタントで働くと、橋梁や河川など、皆なにかしらの「専門」分野を持つようになります。この専門分野に関する知識や技術を深めていくのが、我々建設コンサルタントですが、業務外の日々日常の風景にも専門分野に関係する景色が隠れており、「あれはXX構造」、「ここの設計は●●」など気になる(なってしまう)ことがあります。
ある日の若手の会会議中に、某テーマパークに同僚と遊びに行った際、ある風景を見ながら各々の専門分野に関する気になるポイントをあげていくという遊び(?)をしたところ、これが楽しかったという話題となり、若手の会メンバーがお題の画像に対して、専門技術に関する名称、注意する事項などを列挙する遊び(?)をやってみました。
注意:画像中の用語は、その確かさを保証するものではありません。
①鴨川デルタ
まず、1枚目は京都の鴨川デルタ。川沿いに座って涼みたくなる光景ですが、これを若手の会の建設コンサルタントたちが見ると・・
大量の専門用語で埋め尽くされます。
特に、河川系の技術者であれば画像のみで川がどの方向に流れているか判別することができるようです。
②とある交差点
続いては、都心部にありそうな交差点。これを若手の会の建設コンサルタントたちが見ると・・・
交差点にもたくさんの専門用語が潜んでいるようです。
エスコートゾーンとは、横断歩道上に設置される点字ブロック(視覚障碍者誘導用ブロック)のようで、画像上にはありませんが、近年は設置が進められているようです。
③新宿駅前
続いては、東京の新宿駅南口。大雨などで鉄道機関のダイヤが乱れた際によくテレビカメラの取材が入る場所ですが、これを若手の会の建設コンサルタントたちが見ると。
ここも道路や橋梁関係の知識が凝縮されているようです。
中でも、この場所は一見道路に見えますが、本当は国道20号甲州街道の新宿跨線橋と呼ばれる「橋」に該当するようです。そして、皆さんがバス乗り継ぎ拠点として利用する「バスタ新宿」は、道路法上の道路付属物駐車場に該当するようです。
④某テーマパーク
最後は、某テーマパークから1コマ。いくつになっても夢を見ることができる素敵な場所ですが、これを若手の会の建設コンサルタントたちが見ると・・・
ここでも河川、環境、道路分野を中心に各専門分野の知見があふれているようです。
特に水域についてはDO(溶存酸素)、塩分濃度、水深など環境分野の技術者が気になることが多いようです。
おわりに
11月18日は土木の日
実はみなさんがみてる日常の風景にも建設コンサルタントが携わっていることがいくつもあるのです。
11月18日は土木の日です。みなさんが普段見慣れている光景でも、土木に関する何かが潜んでるかもしれないので、ぜひ探してみてください!!
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