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働き方改革の時代に、リーダーがスピードアップを実現するために必要なこと

6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
 
第22回目は、豊臣秀吉(1537年~1598年)です。言わずとしれた、貧しい農民出身ながら天下人となった、日本史上最も出世した人物です。日本全国を制覇しつつ、検地や刀狩など、江戸時代につながる封建社会の基盤をつくりました。朝鮮出兵や親族粛清を進めるなど、晩年には負の側面が目立ちました。本書では3つの見出しで紹介していますが、ここではその1つについて紹介します。
 
私が本書で豊臣秀吉を取り上げた理由は、秀吉が世紀の大移動を果たした「中国大返し」、「美濃大返し」を通して、情報収集力と段取力を活かしたスピードアップが今こそ求められていることを伝えたかったからです。
 
現代に生きていても、戦国時代と同様、スピードの速さこそがビジネスの勝敗を決めることがあります。かつて、日本は猛烈な働き方で早いスピードを実現していた時代がありましたが、働き方改革や意識変化により、そのような働き方が許されなくなっています。しかし、ビジネス上のスピード感も依然として求められているのです。
そのような時代だからこそ、より効率的にスピードアップするためには、的確な情報を集める情報収集力と、成果を迅速・確実に実現する段取力が求められているのです。
 
本書では、豊臣秀吉の「中国大返し」や「美濃大返し」を紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「天下をとりたければ、ちょっとでも早く動くことだ 豊臣秀吉」をぜひお読みください。
 
※豊臣秀吉はこの他、「かわいい息子が後継ぎになることにこだわり過ぎた 豊臣秀吉の反省」「先輩がつくった理想を受け継ぐのも立派な大将だがや 豊臣秀吉」の2見出しもあります。

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豊臣秀吉

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